【4/23(土)17時~】春画展の開催に至るまでの驚きの内幕を描いたドキュメンタリー「春画と日本人」、上映会&大墻敦監督のトーク【NHK文化センター青山教室】

文化記録映画「春画と日本人」の上映と大墻敦監督のトークです。春画展の開催に至るまでの驚きの内幕、その実現を阻んだもの。映画の製作を通して見えてきた日本社会の「委縮」について考えます。

4月23日(土)17時より、NHK文化センター青山教室(東京都港区)にて、「『春画と日本人』上映会&トーク」を開催します。21万人が観覧した春画展。その開催に至るまでの驚きの内幕を描いたドキュメンタリー「春画と日本人」(2018年製作)を上映し、監督の大墻敦さんをお迎えしてお話をうかがいます。豪華執筆陣による映画公式パンフレットをテキストに、現代日本社会の奇妙な委縮について考えます。
お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1245779.html



21万人が観覧した春画展。その開催に至るまでの驚きの内幕を描いたドキュメンタリー「春画と日本人」、上映と監督のトークです。

2015年9月に私立博物館「永青文庫」で開催された日本初の大規模な春画展。3ヶ月の会期中に21万人が押し寄せ、女性来館者55%、5人に1人が図録を購入するという異例の記録を打ち立て、美術界の話題をさらいました。
この春画展、当初は、ロンドンの大英博物館で成功を収めた「春画展」の日本巡回展として企画されましたが、日本での巡回展実施に踏み切る美術館はなかなか見つからず、開催までの道のりは困難を極めました。海外で美術品として高く評価されている春画の展示が、なぜ日本ではすんなりと成立せず、私立博物館での開催となったのか。なぜ21万人もの熱狂的な観覧者が訪れたのか。映画は、展覧会を成功に導いた人々とともに「春画と日本人」をめぐる謎に迫っていきます。

葛飾北斎、喜多川歌麿、菱川師宣ら当代きっての浮世絵師のほとんどが絵筆をとり、当時最高水準の「彫り・摺り」の技術を用いた傑作が多い「春画」。しかし、明治時代になると、政府が西洋的近代化を急ぐために徹底的に弾圧。何万の春画、数千の版木が燃やされ、名品が海外に流出しました。
今では書店で誰もが手に取り購入することができるのに、実物を展覧会で展示することには見えない壁が立ちはだかる。春画展が開催されるまでの驚きの内幕、その実現を阻んだもの―この映画を通して、委縮している日本社会の現状を描いた大墻敦監督にお話を伺います。

講師プロフィール
大墻 敦(おおがき・あつし)1963年(昭和38)生まれ。桜美林大学教授。1986年から2019年まで、NHKのディレクター・プロデューサーとして「文明の道」「新・シルクロード」「Brakeless JR福知山線脱線事故」「二重被爆」などのドキュメンタリーを製作。2019年に監督第一作となる、文化記録映画「春画と日本人」(キネマ旬報ベストテン2018年文化映画 第7位、第74回 毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞ノミネート)を劇場公開。2021年に、第2作「スズさん 昭和の家事と家族の物語」を製作・監督、現在、2022年の完成を目指して記録映画「国立西洋美術館」を製作中。


講座名:「春画と日本人」上映会&トーク
講師:映画監督 大墻敦
受講形態:NHK文化センター青山教室(東京都港区)にお越しいただいての受講
     ※18歳未満の方は入場できません。
開催日時:4月23日(土) 17:00~19:30   ※映画の上映(87分)の後、監督のトーク
受講料金:(NHK文化センター会員の方)税込5,156円、(一般の方)税込5,838円
     ※映画の公式パンフレットつき
主催:NHK文化センター青山教室

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.nhk-cul.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区神山町4-14 第三共同ビル6階
電話番号
-
代表者名
南出 貴弘
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1978年12月