【埼玉県入間市】平日は市役所、週末は夏祭りへ。入間市の職員ボランティア「いるまし元気隊」、活動10年目の夏
担い手不足の地域の祭りを、おそろいのTシャツの職員51名が支えています。若い世代の「いるま自治会支援協力員」も今年度から対象を広げて募集中。夏祭りの日程は市公式ホームページで公開しました。

埼玉県入間市の市職員でつくるボランティアチーム「いるまし元気隊」が、今年で活動10年目を迎えました。平日は市役所の窓口や事務の仕事、週末はおそろいのオリジナルTシャツを着て、地域の夏祭りの会場準備や模擬店を手伝います。担い手の高齢化で祭りを続けることが難しくなる地域もあるなか、職員が一人の担い手として地域に入り、10年かけて活動を広げてきました。入間市はこのほど、市内の夏祭りの日程をまとめたページを市公式ホームページに公開しました。この夏も、7月から9月にかけて9つの会場での活動を予定しているほか、若い世代が自治会を支える「いるま自治会支援協力員」も、今年度から対象を広げて募集しています。
■数字で見る
登録メンバー:51名(令和8年度。この2年で10名増)
昨年度の活動:のべ28名が市内10会場・6日間で活動(参加部署は10超)
若い世代の協力員:令和5年度開始。今年度から対象を広げて募集中
■「窓口の反対側」に立つ職員たち

市役所の窓口で職員が接する住民は、どうしても「手続きに来る方」になりがちです。ところが、祭りの会場で一緒に会場の準備をして、模擬店の売り子に入り、後片付けまで手伝ううちに、見えるものが変わってきます。参加した職員のひとりは、こう振り返ります。
「窓口業務では見えにくい地域の実情や、住民の思いを、直接聞くことができました。」
いるまし元気隊は、こうした顔の見える関わりを10年続けてきました。
■ 発足から10年、メンバーは51名に
チームが生まれたのは平成29年(2017年)です。仲間は少しずつ増え、令和8年度の登録メンバーは51名。ここ2年だけでも10名増えています。所属する部署は10を超え、ふだんは顔を合わせない職員どうしが、祭りの現場で肩を並べます。昨年度(令和7年度)は、のべ28名が、市内10会場・6日間の夏祭りに参加しました。
■ テントの設営から、後片付けまで
活動は、テントや模擬店の設営から当日の運営、後片付けまでを通して行います。昨年の八津池の夏祭りでは、夜空をナイアガラ花火が照らしました。この地区の自治会からは、次のような声が寄せられています。
「今年初めて元気隊を要請しましたが、人手が多くて本当に助かりました。」
藤沢地区の祭りには地元の大学生も加わり、世代を越えて会場を盛り上げました。入間ヶ丘の秋祭りで生まれたモルック(フィンランド発祥のスポーツ)への関心は、大会出場の話にまで広がっています。

■ 支える人がいなければ、祭りは続かない
少子高齢化のなかで、地域の祭りは、担い手不足という共通の課題を抱えています。現場では「大雪のときの雪かきも手伝ってほしい」という声も聞かれます。祭りを見るだけでなく、支える側に行政の職員が一市民として加わってきました。いるまし元気隊の10年は、地域と行政の新しい関わり方のひとつの形になっています。
■ 支える輪は市役所の外にも 若い世代の「いるま自治会支援協力員」
支える人を増やす取り組みは、職員の中だけにとどまりません。入間市は令和5年度から、若い世代が自治会の活動を支える「いるま自治会支援協力員」の制度を運用しています。対象は、高校生・大学生・専門学校生から、おおむね35歳以下の社会人まで。夏祭りなどの行事の運営支援に加え、パソコンやスマートフォンの操作支援、自治会の情報発信の手伝いなど、若い世代の得意分野を生かせる活動を用意しています。
令和5年度の開始からこれまでに活動したのは、延べ4名の大学生。まだ小さな輪です。もっと多くの若い世代に関わってもらえるようにと、今年度から対象を高校生からおおむね35歳以下の社会人までに広げました。単発の行事への参加から始められる無償のボランティア活動で、希望する方には活動実績証明書を交付します。応募は随時、専用フォームで受け付けています。
▼ 協力員応募フォーム:https://logoform.jp/form/7Bob/1609613
■ 今年の夏祭りは、市公式ホームページで

入間市は、市内各地区の夏祭りをまとめたページを、市公式ホームページに公開しました。開催日や会場に加え、元気隊の活動や協力員の募集も紹介しています。今年(令和8年度)は、7月から9月にかけて、豊岡・東金子・藤沢の各地区、9つの会場での活動を予定しています。
▼ 掲載ページ:https://www.city.iruma.saitama.jp/kurashi/jumin_katsudo/jichikai_kuchokai/11936.html
■ 取材のご案内
直近では、7月25日(土)に入間台・扇町屋第一区・小谷田一丁目の3会場で夏祭りが開かれます。8月1日(土)は藤沢地区の合同夏祭りと東金子三区の夕涼み会、8月8日(土)の黒須合同では、元気隊が朝の会場設営から参加する予定です。9月も、5日(土)の上ノ原、27日(日)のプルミエールと活動が続きます。
テントの設営から夜のにぎわいまで、通しでの撮影が可能です。隊員や自治会役員へのインタビューは地域振興課で調整しますので、取材をご希望の場合は、開催日の前日までに下記へご連絡ください。
■ 担当者コメント
「特別なことは何もしていません。テントを立てて、売り子に入って、片付けて帰る。その繰り返しの10年です。ただ、市役所の窓口では『職員』だった私たちが、祭りの会場では『手伝いに来た近所の人』になれます。この距離の近さが、続いてきた一番の理由だと思います。祭りの担い手は、どの地区でも少なくなっています。見る側から支える側へ、一歩踏み出してくれる方がひとりでも増えたら、こんなにうれしいことはありません。まずは1日だけ、お近くの祭りでご一緒しませんか。」
(入間市 市民生活部 地域振興課 いるまし元気隊事務局)

■ いるまし元気隊 概要
名称:いるまし元気隊
発足:平成29年(2017年)/今年で活動10年目
活動内容:市内の夏祭り・地域行事における会場設営、模擬店などの運営支援
活動エリア:入間市内(豊岡・東金子・藤沢の各地区など)
事務局:入間市 市民生活部 地域振興課
【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
市民生活部 地域振興課:中村、鶴熊
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線2141、2142)
その他:
企画部 秘書広報課:岸田、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122)
■ 入間市について
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図
~世界水準の伝統技術と、最先端の共創まちづくりが織りなす新モデル~
首都圏から約1時間。関東平野の豊かな自然に恵まれた入間市には、大規模な茶園としては国内最北限にあたる美しい茶畑の原風景が広がっています。約400年の歴史を持つ「狭山茶」の主産地であり、全国手もみ茶品評会では史上初となる「20年連続・25回目の日本一」という前人未到の偉業を達成しました。2025年に開催された大阪・関西万博でも実演を披露し、世界に向けてその素晴らしい伝統技術を発信しています。

一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」のアメリカンカルチャーや、大型商業施設が共存する多様性も本市の大きな魅力です。2022年には「SDGs未来都市」に選定され、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行。「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し伝承する」というパーパスのもと、「Well-being Cityいるま」の実現を目指しています。
さらに、官民連携プラットフォーム「いるま未来共創ラボ」を通じて、大学との香り分析やeスポーツ、エンターテインメント企業との異業種コラボなど、枠にとらわれない次世代のまちづくりを次々と形にしています。
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https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
【本市基本情報】
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所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
公式ホームページ:https://www.city.iruma.saitama.jp/
いるま防災メールプラス:https://plus.sugumail.com/usr/iruma/doc
X(旧twitter):https://twitter.com/_irumacity
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