【イベントレポート】Eight主催イベント「第3回 HR Leaders CAMP 2025」へ登壇。One人事が提案する、2030年問題を乗り越える人事戦略とは?

One人事株式会社

ワンストップ人事労務システム「One人事」を提供するOne人事株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:唐沢雄三郎)は、2025年5月15日(木)に開催されたEight主催イベント「第3回 HR Leaders CAMP 2025」に弊社HRTech SaaS事業部長 宮原一成が登壇したことをお知らせします。

◼️登壇概要

○タイトル

「2030年問題を乗り越える人事戦略」

 

○弊社登壇者

One人事株式会社 HRTech SaaS事業部長 宮原一成

1998年、マイクロソフト株式会社入社。営業職に従事し営業本部長等を務める。2011年、ビル・ゲイツが全世界の従業員の中からトップクラスの成績を収めた者に与えるChairman’s Awardを受賞。2016年、株式会社チームスピリット入社。営業責任者、ビジネス部門担当の取締役等を務める。その後外資系企業での日本市場の立ち上げおよび国内スタートアップでのアライアンスの立ち上げを経て、2024年、One人事株式会社入社。SaaS事業の責任者を務める。

 

○内容

 

人事がもつ“影響力”と、変革の可能性

冒頭、宮原は「人事は、全従業員に影響を与えられる数少ない仕事の一つ」と語り、これまで事業サイド・人事サイド双方と伴走してきた経験を紹介。ベンダーの立場でありながら、人事のポテンシャルに強く共感し、現場に寄り添った支援を大切にしていると述べました。

 

続けて、One人事の会社紹介へ。社員約350名のうち7割がエンジニアという特徴や公的機関・民間企業を横断する導入実績、政府がクラウドサービスを調達する際の選定基準となる「ISMAP」を取得しているセキュリティ体制などを紹介。「人事データは秘匿性が高い。だからこそ、最も信頼されるパートナーでありたい」と強調しました。

 

人事戦略が問われる「2030年問題」

2030年問題とは、65歳以上人口が総人口の30%を超えるという社会的課題です。これに対し宮原は多くの企業で人手不足が常態化しており「もはや未来の問題ではなく、すでにその渦中にある」と指摘します。

 

そこで解決策として次の2軸を提案しました。

 

1、量的アプローチ(働き手を増やす)

働く意思のある未就業者や他社人材の登用といった施策が該当します。ただし、簡単ではなく限界があることも事実です。

2、質的アプローチ(一人ひとりの生産性を高める)

ここにこそ、テクノロジーと人事の力が問われると主張。

特に質的アプローチについては、「現場のインプット(負荷)を減らし、アウトプット(成果)を最大化する」ことが重要とした上で、まず取り組むべきは「限られた時間をどう確保するか」だと説きました。

人事部門が担う業務の多くが管理業務に偏っており、戦略的な取り組みに時間を割けていない現状を踏まえ、その負荷をいかに軽減できるかが大きな課題だと指摘します。従業員にとっても、人事手続きを目的ごとに異なるシステムで行うことが非効率を生んでおり、こうした断片化された環境が業務全体の生産性を下げていると指摘します。

One人事では、人事業務が統一された操作で完結し、データも自発的に集まる仕組みを提供することで従業員と人事部の双方のインプットを最小限に抑え、本来注力すべき業務に集中できる環境づくりを支援していると述べました。

 

「インプットの最小化」を実現した次に行うのは「アウトプットの最大化」に向けたアプローチです。宮原は、従業員一人ひとりの成長を促し、組織全体の生産性を高めるためには、「人材情報をリアルタイムに把握できる環境」と「データに基づいた戦略的な意思決定」が不可欠だと語ります。

One人事が考える「理想の人事基盤」とは

One人事は「手続きごとに異なるシステムを使い分ける不便さをなくし、誰もが簡単に操作でき、データが自然に集まる仕組みを目指した」とし、従業員・人事・経営の全ステークホルダーにとって幸せな人事システムをコンセプトに据えていることを説明しました。

加えて「いかにデータを集め、意思決定に活かすかが今後の鍵」とし、以下のステップを提示:

 

1、 従業員が“自然と”入力できる仕組みをつくる

2、 人に関する情報を1つのデータベースに統合する

3、 統合データを経営・現場の判断材料として活用する

 

KKD(経験・勘・データ)を基にした判断がこれからの人事戦略には不可欠です。だからこそ誰もが簡単にデータを入力できる環境づくりが何より重要と締めくくり、講演を終えました。

環境が大きく変化するなか大きな期待が寄せられる人事部門。「One人事」は人と企業の持続的成長の実現に今後も貢献してまいります。

○他社の導入事例について  https://onehr.jp/case/

○製品についてのお問い合わせ https://onehr.jp/contact/?a=header_contact

 

◼️「One人事」とは

有償利用ユーザー数60万人を突破!労務管理、勤怠管理、給与計算、タレントマネジメント、ワークフローの業務効率化をワンストップで実現し、人材情報を一元管理できる人事労務システム。社員の成長と業務の効率化を全面的に支えます。

 

・サービスHP:https://onehr.jp/

・コーポレートHP:https://onehr.co.jp/

・公式X:https://twitter.com/onehr_jp

・公式Facebook:https://www.facebook.com/onehrjp

 

<お問い合わせ先>

One人事株式会社 広報担当 E-mail:pr@onehr.jp

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会社概要

One人事株式会社

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URL
https://onehr.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区南大井6-26-2 大森ベルポートB館8F
電話番号
03-5762-8145
代表者名
唐沢 雄三郎
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年10月