【兵庫県川西市2024】川西市手話サポーター養成事業始まる
ろう者を地域で支えるために サポーター養成講座を初開講
川西市手話言語条例の施行に伴い、市では1月から「川西市手話サポーター養成事業」を展開。同事業は、全ての人が互いに尊重し、支え合いながら安心していきいきと暮らすことができる地域共生社会の実現をめざすため、手話やろう者などへの理解を深め、地域で支える“川西市手話サポーター”の養成を目的としている。今回、同講座の第1回目となる手話サポーター養成講座を、川西阪急で開催する。
●日時:1月25日(木)午後3時から
●場所:川西阪急(川西市栄町26番1号)
●対象者:川西阪急の従業員
●講座内容
・手話や聞こえなどに関する基礎知識や手話サポーターとしてできることについての講義
・ろう者の生活についての動画の視聴
・日常生活で使える簡単な手話の体験
●講師
市内のろう者や手話通訳者を中心とした手話サポーター推進員(同推進員のうち、ろう者と聞こえる者(手話通訳者など)がペアとなって講義)
※来年度からは川西市の広報誌やホームページなどで地域住民や市内の企業などに同講座の受講について広く呼びかけ、各地域に出向いて講義を行う予定。
川西市手話言語条例とは?
川西市では、令和4年4月1日に「川西市手話言語条例」を施行。同条例では、手話が言語であるとの認識に基づき、手話に対する理解の促進と手話を使用しやすい環境の構築に関し、基本理念を定め、市の責務並びに市民及び事業者の役割を明らかにするとともに、手話に関する施策を推進。社会的障壁によって分け隔てられることなく、全ての人が互いに尊重し、支え合う地域共生社会の実現に寄与することを目的としている。
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