シーベジタブルの香り高い「すじ青のり」を販売開始
東日本大震災復興支援とブルーカーボンの取り組み
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、磯焼けにより減少しつつある海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っている合同会社シーベジタブル(以下、シーベジタブル)の「すじ青のり」を販売開始しました。すじ青のりは、グリーンコープも応援している東日本大震災の被災地支援で出会った岩手県陸前高田市にある社会福祉法人「燦々会」の障がい者就労支援施設「あすなろホーム」で袋詰めして商品化しています。

■「すじ青のり」について
青のりにはさまざまな種類があり、その中でも香りの高さが特徴の「すじ青のり」は最高級品種とされています。太陽の恵みをいっぱいに浴びて育ったシーベジタブルの「すじ青のり」は、鮮やかな緑色で料理に彩りと豊かな風味をそえてくれます。

■合同会社シーベジタブルについて

2016年に世界で初めて地下海水を用いた青のりの陸上栽培をスタートしました。現在は地域の海域に合わせた海藻の海面栽培にも取り組みながら、温暖化の影響で減少した海藻の回復を目指しています。育てた海藻を社会でおいしく食べてもらう循環をつくることで、海の生態系を守ることに繋げています。「すじ青のり」や「若ひじき」などの製品を全国で展開しています。
シーベジタブル
■あすなろホームとグリーンコープについて
障がいのある利用者が自立した日常生活や社会生活が営めるように就労の機会を提供している施設です。グリーンコープとは東日本大震災の支援を通じて出会いました。あすなろホームで作った商品「藻塩」の応援販売から始まり、現在は「北限のゆず塩」を販売しています。
燦々会
https://www.rt-asunarohome.com/
■グリーンコープのブルーカーボンの取り組み
ブルーカーボンとは海洋生物により吸収された炭素です。海藻が育つ際に二酸化炭素を吸収し、それを食し、また海藻を養殖すると、この循環が二酸化炭素を減らし、カーボンニュートラルにつながります。
グリーンコープでは、海水温上昇などの影響で増加したアイゴによる海藻への食害を減らすため、アイゴを商品化し食べて海の環境を取り戻す活動を行っています。その他にもビーチクリーンやマングローブ植林など、国内外で他団体とも連携し、ブルーカーボンの運動に広く取り組んできました。
グリーンコープ「海洋資源との共生」
https://carbonneutral.greencoop.or.jp/bluecarbon/
■商品概要
商品名:シーベジタブルのすじ青のり粉末15g
カタログ価格:九州・中国エリア 921円(税込)関西エリア 949円(税込)
販売開始予定:カタログ38号(2025年11月24日週配布)
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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