テラデータ、Teradata VantageCloud導入企業のROI調査結果を発表

3年間平均で427%のROI、790万ドルの利益、11カ月で投資回収を実現

日本テラデータ株式会社

サンディエゴ発 - 2025年7月31日 - Teradata(NYSE:TDC)は本日、ROIに焦点を当てたテクノロジーリサーチとアドバイザリーサービスのグローバルプロバイダーであるNucleus Research社(以下、Nucleus)が実施した投資収益率(ROI)調査の結果を発表しました。この包括的な調査によると、Teradata VantageCloudを使用した組織は、3年間で平均427%のROIを達成し、年間平均790万ドルの利益を獲得、投資回収期間はわずか11カ月でした。

NucleusのシニアアナリストAlex Wurm氏は、次のように述べています。「この財務データを見ると、大企業がデータインフラストラクチャを最新化することで、大きな収益を獲得できることを示しています。Teradataのソリューションは、企業を今現在直面しているデータ活用における様々な制約から解放し、即時に獲得できる業務上の利益と長期的な戦略的価値の両方を引き出すことができるよう、クラウドとハイブリッドの柔軟性を組み合わせる革新的なアプローチを展開しています」

Nucleusは、Teradata VantageCloudへの投資に伴うメリットとコストをより深く理解するため、従業員数5,000人から45,000人までの医療、保険、通信の各組織の複数の顧客を対象に、詳細なROI評価を実施しました。その結果、平均して以下のような効果が得られました:

年間ROI:427%

投資回収期間:11ヵ月

年間利益:7,917,573ドル

この調査で判明したその他の重要な運用およびパフォーマンス上のメリットは以下のとおりです:

  • コスト削減と業務効率:ある通信事業者では、高額なハードウェアの刷新サイクルを廃止し、7年間のインフラアップグレードを回避することで、年間35万ドルのコストを削減しました。Teradataのフルマネージドサービスモデルにより、管理コストを43%削減し、年間735,000ドルの直接コスト削減効果をもたらしました。

  • 処理性能および機能の向上:データ処理パフォーマンスは25%から30%向上し、バックアップオペレーションは従来の手動プロセスと比較して87%から90%高速化しました。これにより、IT部門はより価値の高い戦略的イニシアチブにリソースを再配分できるようになりました。

  • AI/MLの高速化:組織のモデルデリバリータイムは26%から75%短縮され、デプロイに1ヶ月以上かかっていたものが、わずか1週間に短縮された例もあります。ClearScape Analyticsの包括的なAI/MLプラットフォームにより、既存モデルのパフォーマンスも10%から15%向上しました。

  • リアルタイムのビジネスインパクト:300万人以上の患者にサービスを提供する医療機関では、サイロ化されていたシステムを統合し、統合スケジュールを67%短縮しました。また、200TBのデータを処理する民間保険会社では、 1日分の財務取引処理をわずか10分で実行し、ほぼリアルタイムでの意思決定ができるようになりました。

調査対象となったある通信事業者の幹部は次のように述べています。

「Teradataの高度な分析を顧客満足度向上戦略に活用することで、私たちは単に顧客の離反を予測するだけでなく、それを事前に防止することが出来るようになりました。TeradataのClearScape Analyticsに移行した後、AIを活用した離反予測モデルの精度が10~15%向上しました」

調査結果全文はこちら:https://www.teradata.com/resources/analyst-reports/value-guidebook

ROIの可能性を判断する新しい情報処理機能

潜在的な収益を数値化したい企業は、Teradataのビジネスバリュー評価ツールにアクセスして、データとAI活用から得られる潜在的な収益を知ることができます。企業は現在のデータ活用環境と目標に関するいくつかの簡単な質問に答えるだけで、Teradataがより少ないコストで、いかにして多くの成果を実現するかを理解できます。

アクセスはこちらから:https://www.teradata.com/why-teradata/business-value-calculator

去る7月15日(現地時間)に開催されたLinkedInライブでは、

NucleusのシニアアナリストAlex Wurm氏とTeradataのワールドワイド・フィールドテクノロジー部門担当SVP Jen Wrayが、「経営陣の承認を得るために必要な、データとAIプロジェクトのフレームワークについて」と題して、いかにして高いROIを獲得するデータとAIのイニシアティブを構築するかについて議論しました。このオンラインセッションでは、Nucleusの実施したTeradataの顧客企業への詳細な取材調査に基づき、Wurm氏は、高い成果を上げるデータとAIのイニシアチブと、失敗に終わるものとの違いを解説し、以下の内容を深掘りしました:

主要企業がモデル開発時間を最大51%短縮し、データサイエンスの生産性を高めている方法

顧客が4倍のROIと1年以内の投資回収を達成している理由と方法

技術的イニシアチブをビジネスインパクトの観点から捉え直し、関係者の賛同を得る方法

※本セッションのアーカイブ映像はこちらよりご視聴いただけます。

調査手法

Nucleusは、Teradata VantageCloudの顧客に対する広範かつ綿密な取材を通じて詳細なROI評価を実施し、3年間にわたるソフトウェアサブスクリプション、コンサルティング、人員、および運用への影響にわたるコストと利益を分析しました。本調査では、財務の正確性と信頼性を確保するため、標準的なNASBA会計原則を採用しています。


Nucleus Research社について

Nucleusは、テクノロジーのビジネス価値に焦点を当てた調査研究とアドバイザリーサービスのリーディングプロバイダーです。2000年以来、NucleusはROI調査研究を発表しており、企業がテクノロジー投資の真のビジネスインパクトを理解するのに役立っています。同社のNASBA登録ROI手法は、世界中の企業が使用する標準化された財務評価を提供します。

Teradataについて

Teradataは、より良い情報が人と企業を成長させると信じています。Teradataが提供する最も包括的なAI向けクラウドデータ分析基盤は、信頼できる統合されたデータと信頼できるAI/MLを提供し、確実な意思決定、迅速なイノベーション、価値あるビジネス成果を実現します。詳しくは、Teradata.jpをご覧ください。

[2025年7月14日にTeradata Corporationより発表されたプレスリリースの抄訳です]

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■本件に関するお問い合わせ

日本テラデータ株式会社 広報担当 有賀(ありが) 

E-Mail: asako.ariga@teradata.com | http://www.teradata.jp

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズ フロントタワー14F
電話番号
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代表者名
大澤 毅
上場
海外市場
資本金
-
設立
2007年04月