PKSHA、ファンズと資本業務提携ーAI Firstな企業金融ワークフローの実現に向けAIエージェントを共同開発

高度な専門性が求められる審査・販売・モニタリング業務をAIが自律支援

株式会社PKSHA Technology（読み：パークシャ・テクノロジー、本社：東京都文京区、代表取締役：上野山 勝也、以下PKSHA）と、ファンズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：藤田 雄一郎、以下ファンズ）は資本業務提携を締結したことを発表いたします。本提携を通じ、高度な判断を要するファイナンス実務（審査/販売/モニタリング等）に対応したAIエージェントを共同開発し、企業金融ワークフローのAI First化を推進していきます。

資本業務提携の背景：高度な専門性が求められる企業金融ワークフローの課題解決

近年、M&Aやスタートアップ投資、デットファイナンスなど企業金融の活況に伴い、企業の財務健全性や事業の将来性を正確かつ迅速に評価（デューデリジェンス）するニーズが急増しています。また、資金調達を成功させるためには、複雑な市場動向や投資家ニーズを的確に捉え、プライシング等の最適な条件設計を行う高度な判断力も求められます。

　一方で、こうした審査や需要予測といった業務は、膨大な非構造化データの処理と高度な専門知識を必要とし、経験豊富なプロフェッショナルへの依存が常態化しています。

　こうした課題に対し、厳格な審査体制のもと「元本毀損ゼロ・配当遅延ゼロ（2025 年11月27日現在）※」を実現してきた金融プラットフォームを運営するファンズと、自然言語処理や推論領域を中心にAIソフトウエアを社会実装してきたPKSHAは、未来の企業金融ワークフローを実現すべく、資本業務提携を締結しました。

取り組みの概要：金融業界の審査・販売・モニタリングを支援する、AIエージェントを共同開発

本提携では、属人化しやすい金融実務の領域において、人とAIが協働し、業務の質とスピードを飛躍的に向上させる新たなAIエージェントの社会実装を進めます。

　具体的には、企業の財務審査における情報収集から分析、判断支援と、与信先の評価までを自律的に行うことで、これまで属人的で膨大な工数を要していた審査、モニタリング業務を効率化し、人が注力すべき高度な判断や分析業務に集中できる環境を提供します。

　加えて、過去の募集実績や市場動向などの多変数データを学習することで、ファンドの条件に応じた投資家需要を予測し、募集条件の最適化および資金調達額の最大化も実現します。

今後の展望：企業金融領域におけるAIと人の協働モデルを確立

本提携では、まずファンズの運営するプラットフォームにおいて、AIエージェントの実装を進め、業務プロセスの飛躍的な効率化と高度化を実現します。

　将来的には、本取り組みを通じて得られた知見や技術を社会実装していくことで、複雑化する企業金融の現場における課題解決や、市場全体の流動性向上・活性化にも貢献してまいります。

　PKSHAは業界をリードする企業との連携を強化するとともに、さまざまな業界の生産性向上を目指し、人と共進化する未来のソフトウエアの社会実装を推進してまいります。

※ 将来の運用成果を保証するものではありません。

ファンズ株式会社 会社概要
資産形成したい個人と資金調達したい企業をWEB上でマッチングする貸付ファンドのマーケットプレイス「Funds（ファンズ）」を運営しています。個人が上場企業を中心とした企業に対して、間接的にお金を貸し出し金利を得ることで資産形成ができます。
会社名　　：ファンズ株式会社
本社所在地：東京都渋谷区恵比寿西1-10-11 フジワラビルディング5階
代表者　　：代表取締役　藤田 雄一郎
URL：https://corp.funds.jp/

株式会社PKSHA Technology 会社概要

「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIおよびAIエージェントを提供しています。
これらを、金融・製造・教育といった各業界に最適化した＜AIソリューション＞として、また、「PKSHA AI ヘルプデスク」「PKSHA Chat Agent」など、汎用性の高い＜AI SaaS＞として展開することで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。

会社名：株式会社PKSHA Technology
所在地：東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者：代表取締役 上野山 勝也
URL： https://www.pkshatech.com/

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