住宅業界のCTR徹底分析!検索ユーザーは『比較志向型ユーザー』(7月度:SEO会社ランクエスト調べ)

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No1を獲得した(注1)ランクエストが住宅業界の検索順位毎のクリック率を徹底解説

株式会社eclore

【SEO対策】で検索結果1位(※注1)の実績を持つランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年7月、住宅業界のクライアントサイトを対象に「検索順位別クリック率(CTR)」の大規模調査を実施しました。

本調査では、検索結果の上位10位にランクインした6,220件の住宅関連キーワードを対象に順位ごとのクリック率の変動を詳細に分析。さらに、ランクエストが運営するSEO業界向けメディア(※注2)のクリック率データとも比較することで、住宅業界ならではの検索ユーザーの動向とその背後にある行動心理を読み解きます。

本記事の調査結果は、「どの順位を目指すべきか」「実際に見込めるクリック数はどの程度か」といった、住宅関連企業のSEO戦略策定における実践的な判断材料として、ぜひご活用ください。

目次

1.2025年7月度:住宅業界における検索表示順位別クリック率

  1-1.上位2位以内が注目を集める主要ポジション

  1-2.中位表示でも一定のクリックが期待できる

  1-3.表示されていればクリックされる可能性も十分

2.2025年7月度:住宅業界 vs SEO業界の検索順位別クリック率比較

  2-1.クリックは分散傾向、比較検討が前提の行動

  2-2.3〜5位にも一定の関心、クリックが分散する構造に

  2-3.下位表示でも“選ばれる工夫”で流入は獲得できる

3.クリックが分散する住宅業界に必要な“選ばれる設計”

(注1) 2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。

(注2) ランクエストが運営するメディア:https://rank-quest.jp/

1. 2025年7月度:住宅業界における検索表示順位別クリック率

1-1.上位2位以内が注目を集める主要ポジション

  • 住宅業界では、検索順位1位のクリック率は約19.7%と依然高く、さらに2位のクリック率が14.0%とほぼ同水準であることから、「上位2つに入るだけでユーザーからの注目をしっかり獲得できる」状況が見えてきます。

  • これは、高額な買い物である住宅関連の意思決定では、情報の信頼性や掲載内容の比較が前提となるため、住宅業界のユーザーが「一つに絞ってすぐに行動する」のではなく、「複数の候補を比較・検討してから動く」傾向が強いことを表しています。

1-2.中位表示でも一定のクリックが期待できる

  • 一方で、3位以下になるとクリック率は急速に低下します。ただし、3位7.1%・4位3.9%・5位2.8%と、検索結果の1ページ目上位に表示されている限り、依然としてアクセス獲得のチャンスは残されています。

  • 特に住宅選びは検討フェーズが長い商材であるため、一度ユーザーの視野に入ることが、長期的な認知やブランド定着に繋がる可能性が大いにあります。

1-3.表示されていればクリックされる可能性も十分

  • さらに注目すべきは6位以下でも1%以上のクリック率を維持している点です。6位(2.4%)、7位(1.6%)、8位(1.6%)、9位(1.5%)、10位(1.0%)と、下位順位であってもクリックされる可能性がしっかりと存在していることがわかります。つまり、6位以降に表示されたとしても、見せ方や情報の質次第で十分に流入チャンスを獲得できるポテンシャルがあるということです。

2.2025年7月度:住宅業界 vs SEO業界の検索順位別クリック率比較

2-1.クリックは分散傾向、比較検討が前提の行動

  • 住宅業界における1位のクリック率は19.7%と高水準ながら、SEO業界の47.4%と比べて27.7ポイント低い結果となりました。このことは、住宅業界のユーザーが1位だけで即決するのではなく、他の順位にも目を向けて情報を比較・検討している傾向を示しています。

  • 特に2位は14.0%と高く、SEO業界を5.2ポイント上回っており、信頼できる情報を複数見比べたうえで判断する“比較志向型”の動きが強く表れています。

2-2.3〜5位にも一定の関心、クリックが分散する構造に

  • 3位(7.1%)、4位(3.9%)、5位(2.8%)とクリック率は徐々に下がるものの、SEO業界と比較するとそれぞれ2.6pt、2.0pt、1.8pt高く、ユーザーの関心が3〜5位にも広く分散していることがわかります。

  • 住宅購入やリフォームなどは高額かつ比較対象が多い領域のため、「上から順にとりあえず見る」のではなく、「自分に合う情報を探しながら複数ページをチェックする」検索行動が多く見られると考えられます。

2-3.下位表示でも“選ばれる工夫”で流入は獲得できる

  • 6位(2.4%)、7位(1.6%)、8位(1.6%)、9位(1.5%)、10位(1.0%)と、住宅業界では下位順位でもすべて1%以上のCTRを維持しており、SEO業界との差もすべて+0.7pt〜+1.4ptと安定しています。これは、下位表示であっても“クリックされる余地が確実に存在している”ことを示すデータです。

  • ユーザーが信頼性や実績、エリア対応などを細かくチェックしたいというニーズを持っているからこそ、順位が多少低くても「自分に合っている」と感じられればクリックされる可能性があると考えられます。

3.クリックが分散する住宅業界に必要な“選ばれる設計”

  • 住宅業界では、検索順位1位のクリック率はSEO業界よりも大幅に低い一方で、2位〜5位のクリック率が高く、ユーザーの関心が複数の順位に分散しているという特徴が見られました。

  • これは、住宅という高額かつ慎重な検討が必要な商材において、ユーザーが「1位=即決」ではなく、「複数を比較したうえで自分に合ったものを選ぶ」傾向が強いことを示しています。

  • また、6位以下でもすべて1%以上のCTRを維持しており、SEO業界より高いクリック率となっている点からも、下位順位でも“クリックされる可能性”が確実に存在していることがわかります。

  • 順位が多少低くても、「エリア対応」「実績」「施工事例」「価格帯」など、ユーザーの判断軸に合った情報があれば、しっかり検討対象に入り得るのです。

  • このような傾向をふまえると、住宅業界におけるSEO対策は「上位表示を狙うこと」と「比較される前提で“選ばれる情報設計”を整えること」の両立が不可欠です。順位だけでなく、ユーザー目線で安心・納得できる内容を提供することが、クリック・問い合わせ・ブランド信頼のすべてに直結する成果につながっていくでしょう。


監修者:杉本 貴之(Takayuki Sugimoto)

株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。

一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。

【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要

調査期間: 2025年7月1日~2025年7月31日

調査機関: 株式会社eclore

調査対象: ランクエストの住宅業界クライアントサイト

有効回答数(サンプル数): 6,220キーワード

  • 対象キーワードは、ランクエストの住宅業界クライアントサイトにおいて2025年7月に検索結果の1位から10位に表示されたものに限定し、各順位ごとのクリック率を分析しました。

調査方法:

  • Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出しました。

  • クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。

<<調査結果の利用条件>>

  1. 情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。

  2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/

https://rank-quest.jp/column/column/seo-inquiry-counter/ 

ランクエストについて

ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。

自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。

社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。

Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』

多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。

Point➁正社員のライターチームによる品質担保

コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。

Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業

SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。

ランクエスト 概要

商号  :株式会社eclore

代表者 :宮島 隆

所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階

HP    :https://rank-quest.jp/

事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業

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会社概要

株式会社eclore

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URL
https://eclr.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
電話番号
050-3664-0286
代表者名
宮島 隆
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年01月