大学の就職支援担当者、スケジュール繰り下げにより負担増が56.9%
~大学の就職・キャリア支援活動に関する調査(2015年11月発行)~
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の大学の就職課・キャリアセンターを対象に、2016年卒者の就職活動状況や対応策、2017年卒者への支援について調査を行いました。(調査時期:2015年10月2日~23日、回答数:267校)。
スケジュール繰り下げ初年度となった 2016 年卒者の就職・採用戦線。選考開始がこれまでより 4 カ月遅くなるという、かつてない大幅な変化を受け、大学の就職・キャリア支援の重要性はますます高まっています。就職支援の現場では、どのような課題をもち、対策に取り組んでいるのでしょうか。ディスコでは、全国の大学の就職課・キャリアセンターを対象に、2016 年卒者の就職活動状況、対応策から、2017 年卒者への支援まで、多岐にわたる項目を調査し、分析しました。
<主な調査内容>
1.2016 年卒者の就職活動状況
[1] 内定状況
[2] 内定先
[3] 企業からの求人状況
[4] 「オワハラ」について
[5] 新卒採用市場の見方
2.2016 年卒採用のスケジュールのスケジュール繰り下げについて
[1] 自校の学生の就職活動への影響
[2] 時期の繰り下げによる変化
[3] 時期の繰り下げにあたり取り組んだこと
[4]キャリアセンターへの負担
3.2017 年卒者への就職支援
[1] 企業の来訪
[2] 学内企業説明会への参加意向
[3] 就職ガイダンスの回数
[4] 就職ガイダンスの実施時期
[5] 学内合同企業説明会の参加企業数
[6] 学内合同企業説明会の実施時期
[7] 採用広報開始として望ましい時期
[8] 選考開始として望ましい時期
4.インターンシップについて
[1] 企業からのインターンシップ求人状況
[2] 学生のインターンシップ参加状況
5.学生へのキャリア・就職指導全般について
[1] 自校における現在の課題
[2] 保護者向けに実施していること
[3] Uターン(Iターン)就職について
[4] 新卒紹介サービスについて
≪調査概要≫
調査対象: 全国の大学の就職・キャリア支援担当部署
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年10月2日~23日
回答学校数: 267校(国公立56校、私立211校)
▼調査詳細はこちらをご覧ください。
大学の就職・キャリア支援活動に関する調査(2015年11月発行)
http://www.disc.co.jp/column/?p=3367
図表1
2016年卒者の内定状況は「高まっている」22.5%、「変わらない」50.2%、「低下している」21.7%で、
企業の採用意欲は引き続き高いものの、選考解禁が繰り下がった影響が少なからず出ているようです。
図表2
スケジュール繰り下げに際し、力を入れて取り組んだことは、「学内合同企業説明会の実施時期・内容の見直し」が最多。一方、「低学年からのキャリア教育の強化」「インターンシップの強化」「実績企業との関係強化」は予定通りに取り組めていない大学が多いことが分かる。
図表3
スケジュール繰り下げによるキャリアセンターの負担の増減を尋ねると、「負担が増した」という回答が半数以上で(56.9%)、特に国公立では62.5%と6 割を超えました。逆に「負担が減った」という回答は全体で0.7%にとどまり、国公立では1 校もありませんでした。
新学期には主に3 年生向けガイダンスの実施と、「オワハラ」をはじめとした学生からの相談、そして、8 月には夏休みを返上した内定相談などが重なり、キャリアセンターの負担増に繋がったと見られます。
図表4
選考開始時期については、「4年次の4月」が40.7%、「3年次の3月」が19.9%の順で、2016年卒者のスケジュール(4年時の8月)よりも早い時期を望む声が88.8%にのぼります。
<主な調査内容>
1.2016 年卒者の就職活動状況
[1] 内定状況
[2] 内定先
[3] 企業からの求人状況
[4] 「オワハラ」について
[5] 新卒採用市場の見方
2.2016 年卒採用のスケジュールのスケジュール繰り下げについて
[1] 自校の学生の就職活動への影響
[2] 時期の繰り下げによる変化
[3] 時期の繰り下げにあたり取り組んだこと
[4]キャリアセンターへの負担
3.2017 年卒者への就職支援
[1] 企業の来訪
[2] 学内企業説明会への参加意向
[3] 就職ガイダンスの回数
[4] 就職ガイダンスの実施時期
[5] 学内合同企業説明会の参加企業数
[6] 学内合同企業説明会の実施時期
[7] 採用広報開始として望ましい時期
[8] 選考開始として望ましい時期
4.インターンシップについて
[1] 企業からのインターンシップ求人状況
[2] 学生のインターンシップ参加状況
5.学生へのキャリア・就職指導全般について
[1] 自校における現在の課題
[2] 保護者向けに実施していること
[3] Uターン(Iターン)就職について
[4] 新卒紹介サービスについて
≪調査概要≫
調査対象: 全国の大学の就職・キャリア支援担当部署
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2015年10月2日~23日
回答学校数: 267校(国公立56校、私立211校)
▼調査詳細はこちらをご覧ください。
大学の就職・キャリア支援活動に関する調査(2015年11月発行)
http://www.disc.co.jp/column/?p=3367
図表1
2016年卒者の内定状況は「高まっている」22.5%、「変わらない」50.2%、「低下している」21.7%で、
企業の採用意欲は引き続き高いものの、選考解禁が繰り下がった影響が少なからず出ているようです。
資料出所:大学の就職・キャリア支援活動に関する調査結果(2015年11月発行)
図表2
スケジュール繰り下げに際し、力を入れて取り組んだことは、「学内合同企業説明会の実施時期・内容の見直し」が最多。一方、「低学年からのキャリア教育の強化」「インターンシップの強化」「実績企業との関係強化」は予定通りに取り組めていない大学が多いことが分かる。
資料出所:大学の就職・キャリア支援活動に関する調査結果(2015年11月発行)
図表3
スケジュール繰り下げによるキャリアセンターの負担の増減を尋ねると、「負担が増した」という回答が半数以上で(56.9%)、特に国公立では62.5%と6 割を超えました。逆に「負担が減った」という回答は全体で0.7%にとどまり、国公立では1 校もありませんでした。
新学期には主に3 年生向けガイダンスの実施と、「オワハラ」をはじめとした学生からの相談、そして、8 月には夏休みを返上した内定相談などが重なり、キャリアセンターの負担増に繋がったと見られます。
資料出所:大学の就職・キャリア支援活動に関する調査結果(2015年11月発行)
図表4
選考開始時期については、「4年次の4月」が40.7%、「3年次の3月」が19.9%の順で、2016年卒者のスケジュール(4年時の8月)よりも早い時期を望む声が88.8%にのぼります。
資料出所:大学の就職・キャリア支援活動に関する調査結果(2015年11月発行)
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