100台のAIカメラが変える「未来の渋谷」
渋谷駅周辺地域におけるAIカメラの設置の協力事業者を募集
一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉 秀樹)は、一般社団法人渋谷再開発協会(会長:安富 正文)、Intelligence Design株式会社(代表取締役:中澤 拓二)とともに、今後のまちづくりにおける重要な要素となる渋谷駅周辺の人流解析及びデータ収集を目的に、渋谷駅周辺におけるAIカメラの100台設置を目指し、協力事業者を募集します。
本取組は、渋谷データコンソーシアム(https://fds.or.jp/shibuya-data-consortium/)のプロジェクトとして実施します。Intelligence Design株式会社の提供するAIカメラによる渋谷駅周辺での人流データを取得することにより、リアルタイムでのAI人流解析が可能になり、ハロウィーン・カウントダウン時の警備員配置の最適化や人材不足の解決に寄与することができます。また、主要道路の人流調査や、店舗への入店客数の計測を行うことが出来ます。
期待される人流データの利活用・施策への展開案
・(小売店/飲食店)キャンペーンやイベントの集客効果を測定
・(小売店/飲食店)新規出店のエリア選定
・(小売店)来店客数に応じた従業員配置の見直し、購買率を評価
・(広告企業)ユーザーの行動範囲にもとづいて広告を配信
・(施設管理)施設や店舗、乗り物の混雑状況を利用客に向けて可視化
・(施設管理)施設内レイアウトの改善
・(施設管理)オフィスビル内の空調や照明を調整
・(施設管理)キャンペーンやイベントの集客効果を測定
・(自治体、立地企業)災害時の避難ルート選定
・(自治体、都市開発)通行実績データをもとに道路計画を策定
・(建設コンサルタント)従来の交通量調査、通行量調査を自動化
AIカメラ設置想定場所
・渋谷駅周辺の主要道路
・商業施設前
・公園/その他施設
広域での人流データを分析することにより、様々な目的で活用・施策への展開をすることが期待できます。渋谷未来データコンソーシアムでは、渋谷駅周辺地域にAIカメラの100基設置を目指し、活動していきます。
一般社団法人渋谷未来デザイン コンサルタント 久保田のコメント
渋谷未来デザインでは、2020年より渋谷データコンソーシアムという産官学民の取り組みを通じ、渋谷の街のデータ取得と見える化に取り組んできました。その中で、来街者も多く活動時間も長い大都市として、人流の実態及び実数の把握が未整備であるという社会課題もみえてきました。今回のプロジェクトを通じ、より多くの方のご協力のもと、未来の基礎となる価値あるデータ取得ができる事を期待しています。
一般社団法人渋谷再開発協会 常務理事 横山様コメント
渋谷再開発協会は1968年より、ほぼ4年に1度渋谷駅周辺の歩行者流動計測調査を行っています。このプロジェクトにより、現在行っている調査をAIカメラを用いて実施していくことで、人手によるピンポイントの時点の調査でなく継続的なデータを得ることが出来るようになるため、より、まちづくりの役に立つデータが得られるようになります。
※取得したデータはIntelligence Design株式会社が保有し、設置場所を提供頂いた方には、該当箇所のデータを共有します。また、一部データのオープン化を計画しています。
※映像から取得したデータには個人を特定できる情報を含みません。
また、カメラで撮影した映像は解析情報を抽出した後、即時破棄し、保存しません。
<一般社団法人渋谷未来デザインについて>
渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。
<一般社団法人渋谷再開発協会について>
渋谷再開発協会は、渋谷の都市再生の促進や、人の活動のための場つくりを通して、職・住・遊における高い暮らしの質を実現し、サスティナブルな歩いて楽しいまちづくりを行うことを目的とした団体です。1964年に渋谷中心部の町会・商店会・地域で活動する企業により設立され、渋谷の将来のための計画づくりと推進、調査研究、意見具申、講演会等を行っています。
<Intelligence Design株式会社について>
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始いたしました。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるようにすることが、テクノロジーの発展にも寄与すると考え「IDEA(イデア)」シリーズを開発しました。AI解析によって取得したデータを利活用し、データドリブンな自治体運営、企業経営を支援することにより、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
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