DJI、世界初、4軸シネマカメラ「DJI Ronin 4D」を発表 比類なき専門技術を集結し、映像業界に革命を起こす 

民生用ドローンと創造性あふれるカメラ技術で世界をリードするDJIは、映像制作の次なる未来を構築する包括的撮影システムDJI Ronin 4Dを発表しました。DJI Ronin 4Dでは、新登場のフルサイズ センサー搭載Zenmuse X9ジンバルカメラ、4軸安定化機構、LiDARフォーカスシステム、他を凌ぐ映像伝送&制御システム等、これら全てを一つのユニットに統合しています。プロの映像制作の厳しい基準に応えるよう設計・構築されたDJI Ronin 4Dは、ハイエンドな映像制作の効率化を図り、最も利便性の高い方法で壮観なカメラワークを可能にし、全く新しい映像表現で、クリエイターのビジョンを具現化します。


「DJIは、全世界のクリエイターの皆さんが入手しやすく直感的に操作できるデバイスを使って、彼らの目に映る光景を、彼らの目線で撮影し共有できるようになって欲しいと考えています。DJI Ronin 4Dが生み出された背景には、DJIの技術力を用い、シネマ スタンダードの製品を入手可能な価格帯で作り出し、シネマカメラに高い柔軟性を与え、たくさんの映像制作者にシネマティックな映像制作の機会を与えたいという想いがあります。DJI Ronin 4Dは、今まで空撮や地上撮影で培った映像撮影に関するノウハウを元に設計されています。次世代のプロのコンテンツクリエイターが、今後この製品で作品を制作し、私たちを驚かせ刺激してくれることを期待しています。」とDJI シニア プロダクトラインマネージャーのPaul Panは述べています。

DJI史上最もパワフルな、シネマティック イメージングシステム
パーフェクトなショットを撮影することは、優れた映像制作のはじめの一歩です。そのため、DJIはこれまでで最もパワフルなシネマティック イメージングシステムを開発しました。自社開発のフラッグシップ チップセットは、インテリジェント映像処理システムCineCore 3.0を実現し、正確な色再現性を誇る8K RAWコーデック内部収録、高性能のAIエンジンを使った高度アシスト機能、低遅延の映像伝送による複数のモニターでの確認・制御といった機能に対応しています。

イメージングシステムをより完璧なものにするのが、今回新たに登場したフルサイズセンサー搭載のZenmuse X9ジンバルカメラです。このカメラには8Kと6Kの2種類のモデルがあり、シネマ品質の映像撮影を実現します。一般的に使われているH.264コーデックに加え、X9-8KとX9-6Kの両モデルはApple ProResとProRes RAWの内部収録が可能で、後処理編集の幅が広がります。Zenmuse X9-6Kモデルは最大6K/60fpsと4K/120fpsでの撮影に対応、一方Zenmuse X9-8Kモデルは最大8K/75fpsでの撮影に対応し、シネマ品質の映像を捉えるための複数のオプションを提供します。

観客の心を強く惹きつける印象的なショットを作り出すため、800/5000のデュアルネイティブEIや14ストップ以上のダイナミックレンジを用い、どんな撮影シーンでも豊かな色調で印象的な映像を捉えることができます。DJI Ronin 4Dは独自のDJI シネマカラーシステム (DCCS)を搭載し、複雑な照明環境下でも自然な肌の色合いを再現します。別のシネマカメラを使用している時でも、プロジェクトを通し一貫した色調を維持できます。カメラに内蔵された9ストップのNDフィルターにより、劇的に明るさの状態が変化する環境(特に屋外での撮影)でも調整が容易になりました。さらに、X9のレンズマウントは交換可能で、DJI独自のDLマウント、Leica Mマウント、その他フランジバックが短いマウントを装着できます。これにより映像制作者は、超広角レンズ、アナモルフィックレンズ、ビンテージのマニュアルレンズなどを使用することができ、思い描いた通りのスタイルで撮影を行えます。

業界初、垂直方向の映像ブレ補正に対応した4軸安定化機構
DJI Ronin 4Dは、垂直方向のカメラの揺れを効果的かつ能動的になくすZ軸を、従来の3軸ジンバルに追加しています。この技術により、オペレーターが歩いたり、走ったり、さらには激しく動き回ったりしても安定した動画を撮影でき、撮影時の歩き方を練習したり、別の機材を取り付けたりする必要はありません。階段や凸凹した地面など動画撮影の難しい場所でも、オペレーターの歩行から揺れの影響を受けることなく、滑らかな映像を撮影できます。DJI Ronin 4Dはドリーを使用せずとも、ワイドなスライダー撮影を簡単に行えます。

長きに渡り、DJIは空撮やハンドヘルド製品での安定化技術を牽引してきました。この経験を元に、DJI Ronin 4Dでは下方ToFセンサー、前方と下方にあるデュアルビジョンセンサー、内蔵IMU、気圧計等これらからの入力情報を処理する高度アルゴリズムを用い、前例のない滑らかな映像撮影を実現しています。今回Z軸が追加されたことを踏まえても、DJI Ronin 4Dはプロ向け3軸スタビライザーに取り付けられた多くのシネマカメラと比較し、軽量で小型化されています。サイズが小さいだけでなく、プロ向けカメラの複雑なセットアップが必要ないため、今までにない理想的なツールとなっています。

ActiveTrack ProはDJI独自の技術を用い、複雑で高度なトラッキングを簡単かつ効率的に行って撮影することができます。DJIの既存のActiveTrack技術をベースに、今回のProバージョンではDJI Ronin 4Dの最新AI技術を駆使し、遠く離れた被写体も追尾しながら同時にフレーム内の被写体の位置を調整し、最適なフレーミングを維持します。

プロのフォーカス調整を大きく変えるLiDAR技術
新たに設計されたLiDAR レンジファインダーは正確なレーザー計測を継続して行い、的確かつ迅速な信頼できるフォーカス調整を行うことができ、これまでにない革新的な映像制作を実現します。10 mまでの範囲で最大43,200個もの測距点を同時に検知することができ、低照度環境下でも被写体の位置を迅速、かつ正確に捉えることができます。LiDARは被写体の表面の模様に左右されたり、ハンチング現象を起こしたりすることなく被写体までの距離を測定できるため、画質を犠牲にせず迅速に、フォーカス調整を行うことができます。

DJI Ronin 4Dには、クリエイターのニーズにあわせ、マニュアルフォーカス、オートフォーカス、そしてDJI独自の自動マニュアルフォーカス (AMF)、という3つのフォーカス調整モードがあります。マニュアルフォーカスでは、DJI Ronin 4Dの焦点調整補助ツールであるLiDARウェーブフォームを使用して、オペレーターは焦点位置を把握し、非常に高い精度でプルフォーカスを行うことができます。オートフォーカスではドキュメンタリー撮影など、被写体がダイナミックに動く、といった予測できない状況で焦点を自動で調整し、被写体をシャープに捉え続けます。自動マニュアルフォーカスは、マニュアルフォーカスとオートフォーカスの良い面を合わせ持ったモードです。焦点位置の変化に合わせ、自動でフォーカスホイールを回転させ焦点を調整する一方、オペレーターはいつでも手動で直感的に焦点調整することが可能です。

超低遅延、耐干渉性のある長距離伝送技術
刷新されたDJIのO3 Pro伝送技術の使用により、4D映像トランスミッターは最大約20,000フィート(約6 km)の範囲で、1080p/60fpsの映像を遠隔モニターへ伝送します(日本国内:4 km)。また、AES 256-bit暗号化技術に対応し、安全な映像伝送が可能で、業界トップのエンドツーエンドでの低遅延伝送を実現します。リアルタイムでモニターをスムーズに確認できるので、オペレーターは撮影セット内を自由に動くことができます。

2.4GHzと5.8GHzの周波数帯に加え、O3 ProはDFS(動的周波数選択)周波数帯にも対応し、信号が混み合うような環境や入り組んだ建築構造の中などでも、大幅に向上した安定性と耐干渉性を発揮します。このシステムは一つのトランスミッターに対し複数のレシーバーの同時接続にも対応し、また、複数のRonin 4Dを使用していても映像を即座に切り替えることができます。

高輝度遠隔モニターでは、1500-nit、7インチモニターにワイヤレス映像レシーバーを統合しています。さらに、モニターにはジャイロセンサーが内蔵されているため、モーションコントローラーとして使用することもでき、動きに応じたカメラ制御を可能にします。また、Ronin 4Dのハンドグリップ、DJI Master Wheels、DJI Force Pro、さらに新登場のDJI 3ch Follow Focusにも接続することができ、大掛かりなチーム撮影を最新の方法で遂行できます。複数の遠隔モニターを併用する場合、各デバイスで独立したLUTを使用し映像素材を別々に確認することができ、他のモニターを干渉することもありません。モニターにはmicroSDカードスロットが内蔵され、1080p/60fpsまでのプロキシ映像録画に対応しています。

ストレージ、音声録音、バッテリー駆動時間
幅広いユーザーのニーズに応えるため、DJI Ronin 4Dは3種類の記録方法に対応しています。USB SSDは、4K映像で費用対効果の高いソリューションとなっています。CFexpress Type-Bカードは、互換性と安定性の両方を兼ね備えています。DJIが開発したPROSSD 1TBは、最大の解像度とフレームレートにおける内部収録を可能にし、この3種類の記録方法の中で最も優れた性能と安定性を発揮します。

音声録音に関しては、DJI Ronin 4Dには2チャンネルの24bitオーディオに対応したマイクが内蔵されています。また、追加の出入力オプションとして、本体にマイク入力とヘッドホン出力の3.5mmジャックがあり、拡張プレートにXLRポートが2つ搭載されています。Ronin 2やInspire 2と同様、DJI Ronin 4DはTB50インテリジェントバッテリーを使用し、最大2.5時間の撮影時間を提供します。バッテリーには自己発熱機能があり、過酷な環境下でも耐久性に優れています。
 

 

業界を牽引するリーダーたちとの共同開発
DJI Ronin 4Dは、世界中の映像制作者が探し求めているソリューションとして開発され、プロの映像監督たちとの長期にわたる共同開発の賜物です。幾度となく繰り返されたプロトタイプの試用、度重なるフィードバックの確認。完成に向け一つ一つのステップを共に進んできました。DJIはこれからも、数々の賞に輝き業界を牽引する8人の映像監督とともに、彼らの作品でDJI Ronin 4Dを使ったコラボレーションを予定しています。このコラボレーションには以下の監督が含まれます:Claudio Miranda (ASC)、Peter Pau (HKSC)、Erik Messerschmidt (ASC)、Rachel Morrison (ASC)、XiaoShi Zhao (CNSC)、Rodney Charters (ASC、CNSC、NZCS)、Takuro Ishizaka (JSC)。

DJI Care Pro/DJI Care Pro+
DJI Care Pro/DJI Care Pro+は、DJI Ronin 4Dと同時に発表された新しいアフターサービスプランです。DJI Care Proは、2年間有効のDJIハイエンド撮影機材向け専用サービスで、購入時に付与される保守限度額内において、回数無制限の無償修理を提供いたします。その他サービス特典として、グローバル保証、2回の定期点検が含まれます。DJI Care Pro+はDJI Care Proの延長サービスで、DJI Care Proの特典以外に2年間のメーカー保証期間延長を提供します(DJI Care Pro+は後日リリース予定)。詳細は、www.dji.com/service/djicare-proをご確認ください。

価格と販売時期
DJI Ronin 4Dには、8Kコンボと6Kコンボの2種類をご用意しています。6Kコンボには本体、Zenmuse X9-6K ジンバルカメラ、LiDAR レンジファインダー、高輝度メインモニター、ハンドグリップ、トップハンドル、TB50インテリジェントバッテリー、キャリーケースが同梱され、価格は869,000円です。12月よりDJI公式オンラインストアstore.dji.comや他の販売チャンネルよりお買い求めいただけます。8Kコンボは、ジンバルカメラがパワフルなZenmuse X9-8K ジンバルカメラにアップグレードされ、さらにPROSSD 1TBが追加されています。価格は1,320,000円で、store.dji.comや他の販売チャンネルよりお買い求めいただけます(発売日は現在未定)。Ronin 4Dの性能を最大限に活用するには、別売の4D動画トランスミッター、高輝度遠隔モニター、DJI PROSSD 1TBを併用することをお勧めします。詳細については、www.dji.com/ronin-4dをご確認ください。


DJIについて
DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なドローンやカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモート操縦できるヘリコプターの実現に情熱を注ぐスタッフにより創業、運営される、飛行制御技術と手ブレ補正技術のエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮や地上撮影を行う際に、使いやすく、安全な機材やプラットフォームを作ることをミッションとしています。DJIのグローバルオペレーションは、現在アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各国に広がっています。DJIの革新的な製品とソリューションは、映画制作、建設業界、点検・調査業務、非常事態対策や人命救助、農業、管理保全、その他さまざまな産業で、100ヶ国を超える国で採用されています。

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