ChatGPT を活用した『AI 時代の新しい人力翻訳』
~ 多言語 Web サイトの翻訳運用を自動化する WOVN.copilot ~
■多言語 Web サイト運用における課題
Web サイト多言語化には「開発・翻訳・運用」の3つのステップがあります。WOVN.io では、これら全てを効率化する機能を提供してきましたが、「翻訳・運用」に関しては以下の課題を抱えていました。
ユーザー自身が翻訳結果を評価できない場合、致命的な誤訳があっても気付けない
ページ数が多い場合、翻訳結果を評価したくてもしきれない
すべてを人力翻訳で賄うと、膨大な費用と時間がかかる
デザイン崩れへの対応は、Web エンジニアによる CSS 編集等が必要
■ChatGPT 連携の概要
ChatGPT との連携により、翻訳未経験者でも、翻訳結果を評価・修正できるようになります。具体的な仕組みは以下のとおりです。
WOVN.copilot を通じて機械翻訳を行うと、ChatGPT 連携により訳文を以下3つの観点で評価します。
a. 致命的なエラーの有無、b. 正確さ、c. 流暢さ
評価結果を WOVN.copilot の管理画面上で確認することができます。
問題がある場合は、該当箇所の指摘・修正提案が行われ、翻訳運用者によって確認・承認が可能になります。
また、目的に応じたスタイルガイド(例えば「ミスを認めない」~「直訳など読みにくさは多少は許容し、代わりに速さを実現する」など)を、管理画面から顧客企業が自身で調整ができます。
■WOVN.copilot の3つの特徴
簡単に導入:
既存のサイトへ1行のスクリプト挿入するだけ、または翻訳 Proxy を立てるだけで簡単に多言語サイトを構築できます。翻訳の自動化:
機械翻訳結果を AI が自動で評価し、より適切な表現を提案します。評価結果を自動で Web サイトに反映させることも可能です。サイト運用の自動化:
元サイトの更新を自動で検知し、翻訳対象の選定と翻訳を自動で行います。多言語サイトの運用レベルを定義するスタイルガイドも顧客企業の要望に合わせた調整ができます。
■今後の展望
WOVN の目指す「Localize the Internet」という世界観の実現に向け、 ChatGPT をはじめとした大規模言語モデル技術を活用し、Web サイトの多言語運用を完全自動化すべく技術開発を進めてまいります。具体的には、翻訳チェックの範囲の拡張、画像翻訳、企業ごとに独自カスタマイズした機械学習機能の提供、などを実現してまいります。また、Web サイト多言語化を機械で行う場合には非常に難しい、ページにおけるコンテキスト(文脈や背景)を加味した翻訳も可能になる技術も開発を進めています。
また、インターネットに接続されていればどのようなものでも翻訳できるように、多言語化対象の接続範囲の拡張もさらに進めてまいります。
■WOVN.io について(https://mx.wovn.io/)
WOVN.io は、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」をミッションに、Web サイトを最大43言語・77のロケール(言語と地域の組み合わせ)に多言語化し、海外戦略・在留外国人対応を成功に導く多言語化ソリューションです。大手企業をはじめ18,000サイト以上へ導入されています。既存の Web サイトに後付けすることができ、多言語化に必要なシステム開発・多言語サイト運用にかかる、不要なコストの圧縮・人的リソースの削減・導入期間の短縮を実現します。
企業情報
会社名 :Wovn Technologies株式会社
所在地 :東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
代表者 :代表取締役社長 林 鷹治
設立 :2014年3月
資本金 :53億6,701万円(資本準備金含む)※2021年9月1日現在
事業内容:Web サイト多言語化ソリューション「WOVN.io」、
アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」の開発・運営
会社 HP : https://wovn.io/ja/
本件に関するお問い合わせ
Wovn Technologies株式会社 広報担当
prtm@wovn.io
03-6434-0246
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