PKSHA、タレントアンドアセスメントと対話型AI面接サービス「SHaiN」における新機能を共同開発、次世代版として提供開始

〜最先端AIによる対話機能と精緻で再現性が高いAI分析を備えた面接評価レポートを搭載

パークシャテクノロジー

株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社タレントアンドアセスメント(本社:東京都港区、代表取締役:山﨑俊明、以下タレントアンドアセスメント)が開発・提供する対話型AI面接サービスSHaiN(以下、SHaiN)において、対話型AIを活用した新機能を共同開発し、2025年12月3日より、次世代版の提供を開始したことをお知らせいたします。

 このたび発表する次世代版SHaiNでは、タレントアンドアセスメントのAI面接の知見と、PKSHA独自の対話AIの連携により、受検者にとってよりポジティブな面接体験を実現しました。

 また、PKSHAは、人事業務の効率化と働く人々の体験向上を実現するソリューション・プロダクト群として「AI Suite for HR」を2024年より展開しています。今回のアップデートにより、採用選考を担う『SHaiN』が次世代モデルへ刷新され、スイート全体としての採用領域における提供価値が強化されました。

次世代版SHaiN提供の背景

タレントアンドアセスメントが展開するSHaiNは2017年の提供開始以降、公平公正な選考を実現するAI面接サービスとして高い評価を得ており、現在では導入企業900社を突破し、国内最大級の対話型AI面接サービスへと成長しています。東京大学山﨑研究室と共同開発した独自の面接評価専用AIを搭載し、精度と再現性の高い面接評価を実現しています。

 このたび発表する次世代版SHaiNは、これまで以上に多様化する企業・受検者双方のニーズに応え、受検者のストレス軽減と面接体験の向上および、企業の評価制度と人材要件への適合度向上を実現しました。

最先端AIによる対話機能を搭載

PKSHAが保有する自然言語処理技術を活用し、対話そのものの質を高めるとともに、最終的な評価に必要な情報を的確に引き出すための生成AI設計を施すことで、面接における傾聴機能を大幅に強化しました。

  1. ポジティブな体験の追加
    傾聴の3ステップを搭載
    【受動的傾聴】「なるほど」などの頷き姿勢を取り入れているため、受検者は自身の発言がしっかり受け止められているという安心感を得られます。
    【反映的傾聴】回答の内容を反映しながら会話を進めるため、発言内容やその背景にある心情が理解されていることを実感できます。

    【積極的傾聴】生成AIを用いた高度な対話アルゴリズムおよび制御技術の導入により、適切な深掘り質問を投げかけることで、受検者により深い思考を促し、評価に必要な情報を最適に引き出します。これにより、評価精度が更に向上します。

  2. ネガティブな体験の解消
    受検者の回答内容から不足している設問を判断し、回答が不十分な設問に対してのみ確認するための質問を繰り出します。

精緻で再現性が高いAI分析を備えた面接評価レポートを搭載

従来の10資質の評価に加え、経団連の「新卒採用に関するアンケート調査」(※)で重視項目として挙げられた、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」の分析結果をその他資質として追加。さらに、8種類のコンピテンシーによる多角的な評価を新たに実装し、より精緻な人物分析が可能となりました。

 また、企業ごとの採用要件に合わせたカスタマイズが可能となり、求める人物像に合致した評価軸を構築できるようになりました。
(※2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果)

【次世代版SHaiN面接評価レポート】

プランと料金

今後の展望:

このたびのアップグレードにより、SHaiNは受検者、企業の双方において、より使いやすく満足度の高いサービスとして、新たな一歩を踏み出しました。

 特に、近年ニーズが高まっているアセスメント領域においては、人的資本経営の推進に資するプロダクトとして活用をご提案してまいります。

 PKSHAは今後も、人間とAIが共進化する新しい採用・評価プラットフォームの実現を目指し、技術革新と価値創造を通じて、企業と個人の可能性を広げる社会の実現に貢献してまいります。

対話型AI面接サービス SHaiNとは
タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドをもとに、受検者はスマートフォンやタブレットを利用し、24時間365日、いつでもどの場所でもAIと対話しながら⾯接を行うことができ、日程による選考辞退などの機会損失を防ぐことができます。また企業側は⾯接評価レポートなどを参考に、採用可否だけでなく、対⾯の⾯接時には候補者ごとに適した質問の投げかけや、特徴に合わせた動機付けとして活用することができます。

2024年施行のEUにおけるAI規制法では、採用におけるAI活用を高リスクと分類し、「人間による監視体制」「ログの記録・管理」「第三者による適合性の評価」を義務付けていますが、SHaiNはそれぞれの基準を満たしており、AI規制法を遵守したサービスとなっています。

SHaiN は、PKSHA Technology が展開する「 AI Suite for HR 」の役割の⼀つとして、 AI により総合的に⼈事業務の効率化と転職者や働く⼈々の体験向上の実現を⽬指しています。

URL:https://shain-ai.jp/

「PKSHA AI Suite for HR」とは
企業における人事活動を対象に、人材マッチングや面接の効率化や精度向上を支援する総合ソリューションです。特に採用領域を中心に、AI面接支援「SHaiN」、面接時に会話分析や質問提案などを行う「面トレAI」、書類選考を支援する「書類選考AI」などを提供し、大企業の人事部を中心に900社のお客様に利用されています。当社のAI技術に加え、グループ企業であるタレントアンドアセスメント社のAI面接を通じて培った面接プロセス・評価に関するノウハウ、トライアンフ社の採用コンサルティング・RPOのノウハウを組み合わせることで、より多角的なサービス展開を実現しています。まずは、採用領域からスタートし、将来的には人事領域全体をサポートするサービスへと拡大していく予定です。

株式会社PKSHA Technology 会社概要

株式会社PKSHA Technology 会社概要

「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIおよびAIエージェントを提供しています。
これらを、金融・製造・教育といった各業界に最適化した<AIソリューション>として、また、「PKSHA AI ヘルプデスク」「PKSHA Chat Agent」など、汎用性の高い<AI SaaS>として展開することで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。

会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問い合せ
pr@pkshatech.com

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会社概要

株式会社PKSHA Technology

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URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証プライム
資本金
1000万円
設立
2012年10月