防災教育等を通じた健全な青少年の育成を目的とした包括協定を独立行政法人国立青少年教育振興機構と締結

2024年3月20日より、国立能登青少年交流の家にて能登地区の小・中学生などを対象に「魔法のかまどごはん」炊飯体験を実施

TIGER

2024年3月13日 13時00分

　熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)は、2024年3月11日に独立行政法人国立青少年教育振興機構と、防災教育等を通じた健全な青少年の育成を目的とした包括協定を締結しました。

当社は、燃料に新聞紙を使うことで、電気・ガスを使用せずに簡単に炊きたてのごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」を2023年10月より発売しております。本製品は、自然災害の多い日本において、被災時という厳しい環境下で少しでも心と体の安らぎを保っていただき「いつでも温かいごはんが食べられるようになってほしい」という想いから開発した製品です。

　この度、国立青少年教育振興機構と包括協定を締結し、子どもたちの防災意識と災害対応力の向上やSTEAM教育、地方自治体等との連携による防災教育等を実施いたします。

　同機構とは「魔法のかまどごはん KMD-A」の一般発売に先駆け、2023年3月より国立オリンピック記念青少年総合センター、国立淡路青少年交流の家で製品を使った場の提供、独立行政法人国立青少年教育振興機構が主催するイベントへの出展により、青少年の防災活動のための取り組みを行ってまいりました。

　今回の締結により、防災教育を促進することで社会や青少年が直面する課題に対応し、健全な青少年育成に貢献してまいります。

１．包括協定の概要

締結日：2024年3月11日（月）

連携事項：

防災教育等の促進により、社会や青少年が直面する課題に対応し、健全な青少年の育成に寄与することを目的とし、次の事項について連携・協力する。

（１）子どもたちの防災意識と災害対応力の向上に関すること

（２）子どもたちの生き抜いていく力の育成に関すること

（３）STEAM教育に関すること

（４）地方自治体等との連携による防災教育等の実施に関すること

2. 直近の取り組みに関して

　3月下旬に「国立能登青少年交流の家」で開催予定の「さくらまつり　Happy Smile Day～えがおの1日を～」および「リフレッシュ春キャンプ」にて「魔法のかまどごはん」を使った炊飯体験の場を提供いたします。　本取り組みは、能登半島地震により、余暇活動や食事・入浴・学習時間等に制約のある能登地区の小・中学生などを対象に、集団での体験活動を通して、心身ともにリフレッシュしてもらうことを目的としております。

「魔法のかまどごはん」体験イメージ

「さくらまつり　Happy Smile Day～えがおの1日を～」 　

・日程：

2024年3月20日（水・祝）10:00～14:30　　

・場所：

国立能登青少年交流の家

詳細はこちら　

https://noto.niye.go.jp/important/53627/

「リフレッシュ春キャンプ」

・日程：

①2024年3月23日（土）～26日（火）3泊4日

②2024年3月25日（月）～28日（木）3泊4日

③2024年3月27日（水）～30日（土）3泊4日

・場所：

国立能登青少年交流の家、国立立山青少年自然の家

詳細はこちら　

https://noto.niye.go.jp/events/55505/

＜当社の提供する体験内容＞

　「魔法のかまどごはん」を使った炊飯体験　

　自然災害の多い日本において、被災時という厳しい環境下で少しでも心と体の安らぎを保っていただき「いつでも温かいごはんが食べられるようになってほしい」という想いからこの製品を思い立ち、実際に被災者の方への聞き取り調査を行うなどして、被災時に本当に必要とされる製品を目指して開発しました。本物のかまどと同じように熱が伝わる構造にすることで、ごはんの甘みとハリを引き出すので、もしもの時にも炊きたてのおいしいごはんを味わっていただけます。本イベントで使用するのは、修理・交換用のアフターパーツ部品として当社で保有し、廃棄予定であった炊飯器の内なべを再利用することで、サスティナブルにご提供可能な製品となります。

画像は、一般向け魔法のかまどごはん（KMD-A100）　※タイガーオンラインストア限定商品

https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/kmd-a/

3. 独立行政法人国立青少年教育振興機構について

　国の青少年教育のナショナルセンターとして、青少年を巡る様々な課題へ対応するため、青少年に対し教育的な観点から、より総合的・体系的な一貫性のある体験活動等の機会や場を提供するとともに、青少年教育指導者の養成及び資質向上、青少年教育に関する調査及び研究、関係機関・団体等との連携促進、青少年教育団体が行う活動に対する助成を行い、我が国の青少年教育の振興及び青少年の健全育成を図ることを目指しています。