第36回ファイバーリサイクル衣類の海外送り出しを実施
「生活困窮者の就労支援」「国境を越えた子育て支援」「衣類のリユース・リサイクル 」のために寄せられた衣類を活用
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)に所属する社会福祉法人グリーンコープは、組合員や一般の方からファイバーリサイクルセンターに寄せられた衣類を、12月12日(金)にパキスタンへ送り出します。今年の4月に実施した際には、43名が活動に参加し、22,410kgの衣類をパキスタンに送りました。今回も同じ規模を想定しています。

グリーンコープのファイバーリサイクル運動
「生活困窮者の就労支援」「国境を越えた子育て支援」「衣類のリユース・リサイクル 」を目的に家庭で眠っている衣類を回収し、国内でのリユースやパキスタンやタイへの送付によって活用しています。
(1) 生活困窮者の就労支援
届けられた衣類の仕分け、梱包作業などを通して、再び社会に出て働くための就労訓練を行っています。 就労訓練では、抱樸館福岡(生活困窮者の自立支援施設)・福岡県自立相談支援事務所、その他の支援機関から受け入れ、連携しながら、その方の課題解決や就労・地域自立に向けて、寄り添った支援を進めています。
(2)国境を越えた子育て支援
パキスタンで販売された衣類の売上は、カラチ市にある無料の学校「アル・カイールアカデミー」の運営資金に使われています。これまで組合員や地域の方々から届けられた寄付衣類は、約957トンとなり、うち約880トン(2024年9月までの実績)を現地へ送り出しました。衣類を詰めたコンテナ1回・24トンの売り上げで、約250人の子どもたちが1年間学校へ通うことができます。
(3)衣類のリユース・リサイクル
寄付として届けられた衣類のうち国内で販売できるものは、九州各地に広がるリサイクルショップ「ゆう*あい」やファイバーリサイクルセンター内のショップなどで販売され、その収益はファイバーリサイクルセンターの運営費に充てられています。2023年度は、60,297kgの衣類を回収し、その内14,616kgの衣類を国内で販売したことで、約109,912kgの二酸化炭素を削減することができました。
グリーンコープのファイバーリサイクル事業
https://www.fukushi-greencoop.or.jp/fiberrecycle/
開催概要
日時:2025年12月12日(金) 9:00~15:00
場所:グリーンコープ生活協同組合連合会 福岡物流センター
(福岡県糟屋郡粕屋町内橋西三丁目7-28)
参加人数:43名
組織概要
社会福祉法人グリーンコープ
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
理事長:小林 香織
https://www.fukushi-greencoop.or.jp/
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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