新リース会計基準対応クラウドERP「multibook」、並行稼働・早期導入を目指す50社超で導入決定

IFRS第16号対応実績と外貨・連結対応が評価、導入プロジェクトが順次開始

株式会社マルチブック

株式会社マルチブック(本社:東京都品川区、代表取締役社長 渡部 学、以下「当社」)は、当社が提供するグローバルクラウドERP「multibook」」について、新リース会計基準対応の並行稼働・早期導入を目的としたプロジェクトが50社超で導入決定となり、順次開始していることをお知らせします。※

当社は今後、導入事例や運用ノウハウの発信を一層強化し、新リース会計基準対応に迫られる企業の負荷軽減と制度対応を強力に支援してまいります。

■新リース会計基準について

2027年4月1日以後に開始する連結会計年度および事業年度から、新リース会計基準の強制適用が開始され、原則としてすべてのリース取引のオンバランス化が求められます。これに伴い、企業では要件整理・方針策定、契約情報の棚卸し、システム選定といった準備が急務となっています。

■「multibook」の取り組みと反響

当社は“最速のERP”をテーマにグローバルクラウドERP「multibook」を提供し、国際会計基準IFRS第16号に対応しています。その知見を基に、2025年に新リース会計基準対応機能をリリースしました。あわせて、契約情報の整理方法や運用設計に関するセミナー開催、資料提供などの情報発信を強化した結果、サービス提供開始以降、500件を超えるお問い合わせを頂戴しております。また50社を超える導入プロジェクトが決定し、順次開始されています。当社は円滑な本稼働に向け、各プロジェクトの推進を支援しています。

■なぜ「multibook」が選ばれるのか

企業が新リース会計基準対応の基盤として「multibook」を選定している理由として、特に以下の点が評価されています。

1.豊富なIFRS第16号対応実績と充実した機能

「multibook」は、IFRS第16号に準拠したリース資産管理ソリューションとして、国内外のグループ企業で多数の導入実績を有します。複数月前払、後払など全ての支払条件、条件変更、多段階月額リース料、フリーレントなど複雑な要件にも対応しています。また、新リース会計基準への対応にあたり、リース資産管理業務の自動化・省力化を目的としたUI改善に加え、複雑な契約や実務で発生する業務処理への対応も進めており、こうした充実した機能が高く評価されています。

2.海外拠点を含めた外貨・連結決算への対応力

海外拠点では、リース資産に関して引き続きオフバランスでの処理や利子込み法での処理が継続される可能性が高く、このような海外拠点のリース資産に関しては、連結決算上で連結修正仕訳が必要となります。「multibook」では、日本拠点用の会計仕訳だけでなく、海外拠点のリースに関する連結修正仕訳や外貨対応もサポートしており、グローバル全体で一貫したリース資産管理を実現します。

3.自動化と既存会計システムとの連携

リース資産管理業務の自動化・省力化を重要テーマに掲げ、自動算出・自動出力が可能な業務については、すべて自動化を実現するための改善を進めています。

具体的には、少額・短期・資産計上の判定、割引率の設定、使用権資産およびリース負債の当初計上額の算出、毎月の減価償却費やリース負債返済額、支払利息額の計算に加え、条件変更やフリーレントといった複雑な契約への対応、償還表や注記情報の出力などを実現しています。また、各社既存の会計システムへの仕訳連携も可能ですので、リース資産管理機能を単体でご利用頂くことが可能です。

■今後の展望

当社は今後、導入事例や運用ノウハウの発信を一層強化するとともに、ユーザーからのご意見・ご要望を継続的に取り入れ、機能・サービスの改善に反映することで、企業の円滑な新リース会計基準対応を支援してまいります。

※当社集計(2025年12月23日時点)。「お問い合わせ」は電話・Webフォーム・メール等による延べ件数(重複含む)。「50社超」は導入決定社数。

■「multibook」新リース会計基準対応機能 概要

「multibook」の新リース会計基準対応ソリューションは、「複雑なリース契約に対応」「自動判定・自動計算、償還票の出力も可能」「リーズナブルな価格で最短2週間の導入が可能」「連結決算にも対応」の4点が特徴です。本サービスは、リース資産管理機能のみを単体で導入でき、企業で利用中の会計システムへの仕訳連携にも対応します。

・複雑なリース契約に対応

多段階(最大600段階)リース料設定、フリーレント、複数月前払、後払、条件変更、満期継続、中途解約など多様な契約形態に対応しています。

・自動判定・自動計算、償還表の出力も可能

少額・短期・資産計上の自動判定、割引率の自動設定、自動計算(使用権資産当初計上額、リース負債当初計上額、毎月の返済額・支払利息額・減価償却費)、仕訳の自動生成機能と全てのリース資産業務を自動化します。また、リース契約ごとに償還表の出力も可能です。

・リーズナブルな価格で最短2週間の導入期間

日本新リース会計基準に準拠した必要な機能は備えつつも、シンプルで使いやすいmultibookは、最短2週間の短期導入が可能です。リーズナブルな利用料と充実の導入サポート、稼働後サポートで、安心してお使いいただけます。                  

・連結決算にも対応

海外現地拠点では、ローカル基準の賃借処理や利子込み法で処理、本社連結では、日本新リース会計基準/IFRS基準により、原則法で処理といった情報をリース物件ごとに管理し、連結修正仕訳情報の自動出力が可能です。

■グローバルクラウドERP 「multibook」概要

2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用となる新リース会計基準に対応。

導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求するグローバルクラウドERP。

12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、35ヵ国・600社以上での導入実績があります。

主な機能:会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、新リース会計基準、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携(連結会計、倉庫管理等)機能

サービス名:「multibook」(マルチブック)

URL:https://www.multibook.jp/

※12の対応言語:

日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)、インドネシア語

■株式会社マルチブック 会社概要

会社名:株式会社マルチブック

代表者:代表取締役社長 渡部 学

設立:2000年9月

本社:東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階

海外拠点:シンガポール ・タイ ・フィリピン

事業内容:グローバルクラウドERPサービス 「multibook」等の企画・開発・提供

URL:https://www.multibook.jp/

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会社概要

株式会社マルチブック

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URL
http://www.multibook.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
電話番号
-
代表者名
渡部 学
上場
未上場
資本金
8500万円
設立
2000年09月