リーガルテック社、「リーガルテックVDR 小売業」を活用した販売データ、在庫データの安全な共有の支援事例
〜契約管理、およびサプライヤーデータの管理の効率化を実現〜
国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku CLM」、法令判例検索サービス「LegalSearch」、ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のDXサービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁 以下リーガルテック社)は、このたび「リーガルテックVDR 不小売業」を用いて、販売データ、在庫データの安全な共有、契約管理、および、サプライヤーデータの管理を支援するプロジェクトの成功に寄与したことを発表します。
■小売業界のデータ共有に関する課題
ある小売業者は、データの保存と共有は、以下のような課題を抱えていました。
1. データ量の増加と管理負荷:オンライン取引の増加や顧客データの多様化に伴い、膨大なデータを効率的に保存・管理する必要があります。特にリアルタイムでのアクセスや分析が求められる場合、旧来のシステムでは対応が難しくなっていました。
2. データのセキュリティとプライバシー保護:小売業では顧客の個人情報や購買履歴など、機密性の高いデータを扱います。これらを適切に保護し、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが課題でした。
3. データ共有のスピードと正確性:サプライチェーンや複数店舗、オンラインプラットフォーム間でのデータ共有がスムーズでないと、在庫管理のミスや供給不足、過剰在庫といった問題が発生しやすくなるという問題を抱えていました。
4. 異なるシステム間でのデータ連携:さまざまなシステムやプラットフォームを使用していました。これらが統合されていないと、データの連携に手間がかかり、業務の効率が低下するという課題も抱えていました。
5. コストの課題:大量のデータを保存し、効率的に共有するためには、最新の技術やシステムへの投資が必要となります。しかし、コストの制約によりこれらの導入が遅れるケースもありました。
これらの課題を解決するため、安全で効率的なデータ管理システムやプラットフォームの導入が必要となりました。
■リーガルテックVDR 小売業によるソリューション
リーガルテックVDR(Virtual Data Room)小売業は、小売業業者が抱えている課題に対し、以下のようなソリューションを提供しました。
1. データの安全な保存と共有:「リーガルテックVDR 小売業」は、業界標準のセキュリティを備えたデータ保存環境を提供しました。高度な暗号化やアクセス制御により、顧客データや取引情報を含む機密性の高いデータを安全に保存し、指定されたユーザーのみがデータにアクセスできるようにしました。これにより、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが軽減されました。
2. アクセス権限の管理と監査機能:「リーガルテックVDR 小売業」は、複数のユーザーや部門がアクセスする場合でも、アクセス権限を厳密に管理することができます。各ユーザーのアクセス履歴や行動を追跡する監査機能が備わっており、コンプライアンスの維持やデータの利用状況を把握するのに役立ちました。これにより、データの不正な共有や誤用を防止できるようになりました。
3. リアルタイムでのデータ共有:サプライチェーン全体や多店舗間でデータをリアルタイムで安全に共有できるようになり、在庫管理や注文管理の精度が向上しました。これにより、在庫不足や過剰在庫といった問題を防ぎ、ビジネス運営の効率化を実現しました。
4. コスト効率の高いデータ管理:クラウドベースの「リーガルテックVDR 小売業」は、オンプレミスのデータ管理システムに比べて初期投資や運用コストが抑えられるため、小売業界の限られた予算内での導入が可能でした。また、スケーラブルなシステム構造により、データ量が増加しても柔軟に対応できるようになりました。
5. コンプライアンスとデータ保護規制の対応:「リーガルテックVDR 小売業」は、データ保護法に準拠したデータ管理機能を提供しており、小売業者が法規制に対応しやすくなるようサポートしました。これにより、法的リスクを軽減し、信頼性の高いデータ運用が可能となりました。
これらにより、「リーガルテックVDR 小売業」は小売業界のデータ保存と共有に関する課題に対する強力なソリューションを提供しました。
■「リーガルテックVDR 小売業」の機能
「リーガルテックVDR 小売業」は、以下の機能を提供します。
1. 高度な暗号化
すべてのファイルやデータは保存時と転送時に暗号化されます。これにより、顧客データ、取引情報、契約書などの機密情報が安全に管理され、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクを低減します。
2. アクセス制御とユーザー管理
アクセス権限を詳細に設定でき、特定のユーザーやグループに対して異なる権限を付与できます。例えば、顧客データは経営陣のみがアクセスできるようにし、在庫管理データは現場スタッフが利用できるようにする、といった細かい権限管理が可能です。
3. 監査ログとアクティビティトラッキング
ユーザーの行動履歴を追跡できるため、誰がどのデータにアクセスし、どのような操作を行ったかを記録します。これにより、データの不正アクセスや不正利用の防止が可能となり、監査やコンプライアンス要件にも対応します。
4. リアルタイムのコラボレーション
異なる部門や拠点間でデータをリアルタイムで共有し、編集や確認を行うことができます。これにより、複数店舗間やサプライチェーン全体での在庫管理や調整が効率化され、誤配送や在庫不足の問題を防ぎます。
5. 文書自動分類とタグ付け
アップロードされた文書にタグを付与し、種類別に分類します。これにより、膨大な商品データや契約書などのドキュメントを迅速に検索・整理でき、業務の効率化が図れます。
6. ドラッグ&ドロップによる簡単アップロード
シンプルなユーザーインターフェースで、誰でも直感的にファイルをアップロードし、管理することができます。これにより、現場スタッフから経営陣まで幅広いユーザー層に対応します。
7. 安全なドキュメント共有
特定の顧客やサプライヤーとファイルを共有する際、安全な共有環境を提供し、必要に応じて有効期限を設定することができます。これにより、セキュリティを保ちながら効率的に外部とのデータ共有が可能です。
8. バージョン管理
ドキュメントの変更履歴を追跡し、複数のバージョンを管理できます。これにより、更新された在庫リストや商品仕様書の最新バージョンを常に使用でき、古いデータの使用によるミスを防ぎます。
9. セキュアなファイル閲覧とアクセス制限
特定のユーザーにはファイルを閲覧のみ可能にし、ダウンロードを制限することができます。これにより、外部パートナーや契約社員との安全なデータ共有が実現できます。
これらの機能を活用することで、「リーガルテックVDR 小売業」は小売業界のデータ保存・共有における複雑な課題を安全かつ効率的に解決します。
■VDRとは
VDRとは、「Virtual Data Room」の略語で、インターネットを利用して機密データを保存し、第三者と共有するためのSaaS(Software-as-a-Service)ソリューションです。メモやブックマーク、多要素認証や電子透かしなどの機能を備えています。物理的なデータ保管の必要がなく、どこからでもすぐにアクセスできるため、小売業の販売データ、在庫データの共有ツールとして機能します。VDRは、契約管理、サプライヤーのデータ管理に利用されています。
■VDRの世界市場は、2021年に16億ドル、2026年には、32億ドルに倍増
ResearchStationによるとVDRの世界市場は、2021年に16億ドルとのことですが、これが、2026年には、32億ドルに倍増する見通しとのことです。
https://researchstation.jp/report/MAM/26/Virtual_Data_Room_2026_MAM2657.html
■製品概要
製品名: 「リーガルテックVDR 小売業」
提供開始日:2024年10月1日
URL:
https://www.legaltechvdr.jp/notice/retail/
■動作環境(ブラウザ)
OS |
ブラウザ |
Microsoft Windows |
Google Chrome |
Mac OS |
Google Chrome |
【リーガルテック株式会社について】
名 称:リーガルテック株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2012年6月
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
資本金:5,100万円
URL: https://www.LegalTech.co.jp/
1995年創業のリーガルテックの老舗企業、AOS テクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012 年に設立。以来、eディスカバリ、フォレンジックサービスを提供し、2015 年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献したとして、第10 回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。今後は、日本でも本格化する LaaS(LegalTech as a Service) への取り組みにシフトし、ブロックチェーン真贋判定システム 「HyperJ.ai」、次世代電子契約ポータル「Keiyaku.Ai」、法律ポータル「LegalSearch.jp」、 知財ポータル「Tokkyo.Ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを提供して参ります。
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