95%がお風呂好き!7500人に聞いた入浴習慣

バスリエ

お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ株式会社(千葉県我孫子市、代表取締役:松永 武「以下、バスリエ」)が行なった、入浴習慣に関する調査結果をお知らせします。

 日本人は世界でも類を見ない大のお風呂好き!
 温泉が豊富ということも理由のひとつとして挙げられますが、一般家庭でも必ず浴槽があり、毎日湯を沸かし入っているという人が多いことと思います。
 更には季節湯といった、季節に応じた植物を湯に入れる習慣があったり、スーパーや雑貨店などでも実に多種多様な入浴剤が並んでいます。
 そんな“お風呂好き”のイメージがある日本ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
 バスリエが行った7500人(東海圏)の大調査の結果を元に、解説していきたいと思います。
 
 【コンテンツの内容】
 ・やっぱりお風呂が大好き!95%が”好き”と回答
 ・入浴剤の使用率は約7割
 ・若者は”何もしない”のが苦手?みんなが入浴中に行っていること
 ・教えて!みんなのお風呂のこだわり
 

  • やっぱりお風呂が大好き!95%が”好き”と回答

嫌いでも入浴はする!日本に根付いた生活習慣 

 なんと、”好き/どちらかというと好き”を合わせると“お風呂好き”な人が95.94%。殆どの人がお風呂が好きという結果となりました。
 そんなお風呂好きのみなさんの湯船に浸かる頻度や浸かる時間などを細かく見ていきたいと思います。

湯船に浸かる頻度について“ほぼ毎日”と回答した人は78%。“ときどき浸かる”の回答と合わせると93%にものぼり、日本人のお風呂好きが顕著に表れています。 

 ただ、年代別に見てみると“ほぼ毎日浸かる”“ときどき浸かる”の回答は、20代以下が76%、30代が89%、40代が92%、50代が92%、60代以上が96%と、30代以上が皆90%前後であるのに対し、20代以下のみ80%を切っています。また、“ほぼ毎日浸かる”のみの数値で比較すると、20代から60代以上にかけて、年代が上がるごとに割合が増えていき、60代以上にいたっては8割以上もの人がほぼ毎日浸かると回答しています。一方20代以下の若い世代は、他の年代に大きく差をつけて42%のみの割合で、半数にも届きませんでした。
 この結果だけを見ると、若い年代では、入浴習慣が減っているとも思えてしまいます。
 一人暮らしの若者だと、掃除や準備が大変・光熱費を節約したいといった理由もあり、シャワーのみで済ますこともあるようで、そういった点が影響しているとも考えられます。
 ただし、昨今ではスーパー銭湯やスパなどで、エンターテイメント的要素を持つ施設なども増えており、そういったところに気軽に足を運べることが、自宅での入浴機会を減らしている一因としても挙げられそうです。
  


 なお、男女別に見てみるとどの数値もほぼほぼ一緒で、大きな違いは見られませんでした。
 では、お風呂好きとお風呂嫌いの場合では、入浴頻度に違いは出てくるのでしょうか。


 好き/嫌いな人別に入浴頻度を見てみると、大きく数値が開きました。
 
 好きな人の場合、ほぼ毎日浸かる&ときどき浸かるが94%で、“ほぼ毎日浸かる”単体で見ても8割弱という大きな割合となりました。一方嫌いな人の場合はほぼ毎日・ときどき合わせて71%、“ほぼ毎日浸かる”単体で見ると5割にも満たない結果となりました。
 
 この数値自体は当然と言えるかもしれませんが、注目すべき点は嫌いな人でも全く浸からない(シャワーのみ)という人が13%だけで、8割以上の人は頻度は少なくても入浴自体はするということです。
 
 嫌いであれば、シャワーで済ませれば汚れは落とせますが、敢えて嫌いでも“入浴する”ということは、日本の生活習慣に、いかに深く“入浴”というものが根付いているかということを、よく表していると言えます。
 
 嫌いな理由トップは“準備や掃除”の手間!
 お風呂嫌いでも多くの人に入浴習慣が根付いている、ということがわかったところで、ではそもそも何故お風呂が嫌いなのか、その理由を見てみましょう。

 お風呂ギライな理由としては、“準備や掃除が面倒”との回答がトップ、続いて“時間がかかる”が2位という結果となりました。仕事で疲れて帰宅して、浴槽の栓を入れ湯を沸かす。今はボタンひとつで沸かせる家庭が多いかと思いますが、それでも湯を入れるまで時間はかかるし、入浴後の掃除のひと手間もある。そう考えると確かにシャワーで済ましてしまおうかな…という気持ちになってしまうことも大いにあるでしょう。
 
 項目単位での回答者割合を見ていくと、お風呂嫌いと回答した方のうち6割弱が“準備や掃除が面倒”と回答しています。
 
 一方好きな理由を見てみると、身体が温まる、リラックスできるが僅差でトップ・2位に。お湯に浸かるわけですので、当然ではありますが、この2位の“リラックスできる”を項目単位での回答者割合で見てみると、8割近くもの人が当てはまることがわかりました。また、疲れがとれるという回答者の割合は5割以上。
 
 お風呂嫌いな人の理由としてトップに挙げられている“準備や掃除が面倒”は首肯できる内容ではありますが、これらの結果から、それ以上にお風呂で得られるメリットというのも多いのではと見受けられます。
  

  • 入浴剤の使用率は約7割


 入浴剤の使用に関しては約7割の人がほぼ毎日or時々使うと回答しました(湯船に浸からない人を除く)。男女別に比較してみると、男性64%なのに対し女性75%と、10%ほどの開きが見られます。
 
 市販されている入浴剤はどちらかというと可愛らしい・おしゃれなパッケージのものが多かったり、効果としても美肌を謳っているような商品が目立ちます。
 またお子さま向けのおもちゃ入りの入浴剤やキャラクターものの入浴剤もス―パー等で手軽に手に入ります。
 こういったところから、美容に気を遣う女性や子供と一緒に入る機会の多いお母さんなどが、男性よりも多少多く使う傾向がある一因なのではと予測されます。



   

  • 若者は”何もしない”のが苦手?みんなが入浴中に行っていること

 全体の傾向としては、”何もしない/ぼーっとする”が他の回答に大きく差をつけてトップに。続いてマッサージ・考え事と、何も持ち込まずに行えることが上位回答として上がりました。 


 まずわかりやすい傾向として出ているのが、“子供と遊ぶ”割合です。これに関しては子育て世代の中心とされる30代が他の年代よりも突出して多く、約15%という数値になりました。
 
 その他年代ごとに特徴が出ているのは、“TV/動画視聴”と“音楽を聴く”というスマートフォンやタブレットで可能な内容でした。これらは20代以下の世代だと、それぞれ14%・12%の割合となっていますが、年代が上がるにつれその割合が減り、60代以上では3%以下となっています。
 
 一方メール/LINEのやりとりですが、こちらは全体では1.14%、若い20代以下の世代でも3.8%と、非常に低い割合となり、同じスマホを使用してできることでも、“TV/動画視聴”や“音楽を聴く”とは大きく差がつきました。同様に、SNSやWEBサイトを見るという内容も、傾向としては20代以下から60代以上と上がるにつれ、割合が減っていくという点は見られるものの、若い世代でも7%程度と、低い割合となりました。
 
 これらの違いを検討してみると
 
 ・TVや動画視聴は長時間を要するため入浴時間を利用する
 ・入浴という完全1人の空間のため、SNSやLINEなど煩わしい他者とのやりとりは避ける
 ・1人の空間のため、音楽を存分に楽しめる

 
 といったことが考えられます。
 
 なお、全体として最も多い内容は“何もしない/ぼーっとする”で、これは年代が上がるにつれて増える傾向にありました。その差は20代以下が20%であるのに対し、60代以上は50%以上にも登っています。
 
 これに関しては、前述のスマートフォンに関連してきますが、現代の若い人たちの特徴として、手持無沙汰なときについスマホを触ってしまうということも一因にあるのではと考えられます。何もしないこと、ぼーっとすること自体が苦手になっているということの表れでもあるかもしれません。
 
 意外?入浴時間は若者のほうが長い傾向に! 

 湯舟に浸かる時間としては、全体で見ると~15分という方が最も多く、6割近くに上りました。続いて多かったのが~30分で2割程度。
 
 一般にリラックスするのに良い入浴時間が全身浴で15分程度、半身浴なら少し長めの20~30分程度とされますので、多くの方が自然と心地よく入れる時間を感じ取り入浴していると考えられます。



 年代別に見てみると、~5分/~15分と比較的短め入浴の割合は、年代が上がるごとに増加しています。反対に~30分/~45分/~1時間/それ以上、と長め入浴の割合は年代が上がるごとに減少しています。
 最も世代の離れている20代以下・60代以上で比較すると、~1時間/それ以上の割合が20代で12.56%、60代以上で1.1%と大きく開きが出ているのがわかります。
 この結果から、若者のほうがより長湯をする傾向にあると言えるでしょう。
 
 これは前項の“入浴中していること”の結果に関連してきますが、若い世代は入浴中もスマートフォンを持ち込み操作している割合が比較的多く、それに比例して入浴時間も長くなる傾向にあるということが言えそうです。
  

  • 教えて!みんなのお風呂のこだわり

 ここからは、アンケートに寄せられた、みなさんのお風呂のこだわりを見ていきたいと思います!
 
 ●お風呂上がりの一杯は意外なアレ?

 お風呂上がり(または入浴中・前後)に飲んでいる飲み物としては非常に多様なものが挙げられました。
 
 水(冷水・常温水)・ミネラルウォーター、白湯、炭酸水、お茶、といったものから、スポーツドリンク、ドリンク剤、ヨーグルトドリンク、青汁、ハーブティー、紅茶、野菜ジュース、牛乳、ビール、酢ドリンク、カフェオレ、乳酸菌飲料、漢方茶、黒酢入り豆乳、コーヒー、昆布茶、レモン水、ワイン、スムージー、重曹クエン酸水、トマトジュースと実に様々。
 入浴前後ではなく湯船に浸かりながら飲むという方もいらっしゃいました。
 
 ●入浴剤以外のものを入れる
 季節湯でゆず湯などがありますが、同様に柑橘類の皮やどくだみの葉、ハーブを入れて楽しんでいるという人もいました。また塩や酒、アスコルピン酸粉末、重曹などその他の意見も見られました。これらの多くは塩素除去や温浴のためという理由でしたが、中にはついていない日には塩・酒を入れて入るといった意見も。これは身を清めるという意味なのでしょうか。同じ“塩・酒を入れる”といった行為でもそれぞれ目的が異なり個々人のこだわりが垣間見える部分です。
 
 ●体もキレイ!お風呂もキレイにして上がりたい!
 入浴後に掃除をしてから出るという意見も多く見られました。カビや水あかなどの汚れは溜めれば溜めるほど落とすのが大変になってきます。毎日の入浴後にちょこっと手間をかけることで、こういったわずらわしさもなくなり、毎日気持ちよくお風呂にも入れますね。
 
 今回の調査で、いかに日本人に“入浴習慣”というものが根付いているかということ、また個々人で実に様々な“お風呂のこだわり”があるということがわかりました。
 ひとくちに“入浴”といっても入り方やこだわりは十人十色。
 そこに体質や体調も関わってくるわけですから、通り一辺倒な入り方にはなり得ません。
 
 もしこれまで毎日同じ入り方をしていた!というひとは、今回のアンケートを参考にして頂き、季節の植物を入れてみたり、こだわりドリンクを飲んでみたり、いつもと違うことをやってみたり…また常日頃スマホを手放さない!という人は敢えてスマホ持ち込まずに入浴したり…と、ちょっと入り方を変えてみるのも良いのではないでしょうか。
 
 本文では、上記データ以外にも、より多くのみんなのお風呂のこだわりなども記載していますので、是非合わせてご覧ください。
 
 本文はこちら
 https://www.bathlier.com/media/survey/bathing/
 
 アンケートにご協力ください!
 https://www.bathlier.com/media/survey/bathing/#form
 
 【調査概要】
 調査期間:2023年2~3月
 調査主体:バスリエ株式会社
 調査手法:インターネット
 調査エリア:東海圏
 調査対象:入浴に関心のある男女7536人
 有効回答数:7536人


  • 関連プレスリリース

・入浴剤に関する調査報告

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000050030.html


  ・半身浴に関する調査報告

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000050030.html


  • 会社概要

 ■会社名 :バスリエ株式会社
 ■代表者 :代表取締役 松永 武
 ■設 立 :2008年8月1日
 ■所在地 :〒270-1176 千葉県我孫子市柴崎台11-7-20 BATHLIER
 ■TEL :04-7183-3252
 ■URL :https://www.bathlier.co.jp
 ■Email: info@bathlier.co.jp
 ■事業内容:浴用品の企画・製造・販売
 ■担当:虻川・金坂

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会社概要

バスリエ株式会社

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URL
https://www.bathlier.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
千葉県我孫子市柴崎台1-7-20 BATHLIER
電話番号
04-7183-3252
代表者名
松永武
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2008年08月