Supership、FortunaとKARTEのデータ連携によるWeb接客の高度化支援を開始

初回訪問時からの出し分けと、反応データの分析で施策改善を実現

Supership

Supership株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:稲葉 真吾、以下、Supership)は、当社が提供するパブリックDMP「Fortuna」と、株式会社プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のデータ連携により、クライアント企業のWeb接客の高度化を支援するサービスの提供を開始します。

本サービスでは、Fortunaが保有する属性・興味関心データをKARTE上で活用できる環境を構築します。これにより、自社サイト内の行動履歴が蓄積されていない初回訪問者に対しても、属性や興味関心に応じたコンテンツの出し分けが可能になります。

あわせて、配信したコンテンツへの反応をFortunaのデータと突き合わせ、どの層にどの訴求が届いたのかを把握できます。Supershipは、この出し分けから分析、施策改善までを一貫して支援します。すでに複数の案件で先行して運用しており、Web接客施策による申込率の向上を確認しています。 

■背景

インターネット広告への投資が拡大を続ける一方、新規顧客の獲得単価は上昇しています。限られた獲得機会から成果を最大化するには、一度の購入・申し込みで終わらせず、お客さまとの継続的な関係構築を通じてLTV(顧客生涯価値)を高めることが求められます。

これを実現するためには、集客から購入・申し込み、その後のコミュニケーションまでを一貫して捉えることが重要です。サイトへの初回訪問時から一人ひとりに合った情報を届けることは、その第一歩となります。


訪問者一人ひとりへの案内を支える手段の一つが、Web接客です。ただし、サイト内の行動データだけでは、初回訪問者の属性や興味関心、購入・申し込みに至らなかったユーザーの特徴を十分に把握できない場合があります。また、複数のクリエイティブを用意しても、訪問者に関する情報が限られていれば、どの層にどの訴求が有効かを判断しにくくなります。

こうした「情報の不足」を補い、Web接客の高度化を可能にするのが、FortunaとKARTEのデータ連携です。サイト内の行動データにFortunaの属性・興味関心データを組み合わせることで、訪問者一人ひとりに合わせたコンテンツの出し分けと、施策への反応の分析が可能になります。


■本サービスの概要

KARTEは、サイトをはじめとするあらゆる接点での顧客の行動をリアルタイムに解析し、一人ひとりにあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCXプラットフォームです。

Fortunaとデータ連携させることで、Fortunaが保有する属性・興味関心データをKARTEのセグメントに組み込めるようになります。Supershipは、この連携環境の構築から施策の設計・運用・分析までを一貫して支援します。

主に、以下の活用が可能になります。

  • 初回訪問時からのパーソナライズされた接客:サイト内の行動履歴が蓄積されていない初回訪問者に対しても、Fortunaのデータと突き合わせることで、属性・興味関心に基づいたコンテンツの出し分けができます

  • 施策への反応の分析:KARTEの行動データとFortunaのデータを組み合わせ、訴求ごとの反応の違いを属性別に可視化できます

  • 購入・申し込みに至らなかったユーザーの分析:購入・申し込みに至らなかったユーザーの属性を分析し、離脱したユーザーの傾向把握や次の施策の見直しに活用できます 

本サービスの特長は、これらを個別の機能としてではなく、「出し分け → 反応の分析 → 次の施策への反映」という一連のサイクルとして運用する点にあります。一度の効果測定で終わらせず、分析で得られた知見を次の配信設定に反映させることで、施策の精度を継続的に高めます。


■活用シーンと導入事例

初回訪問者へのコンテンツの出し分けと、反応データの分析について、実際の導入事例をご紹介します。

1. 属性に応じたコンテンツの出し分け

訪問者の属性や興味関心に応じて、表示するコンテンツをリアルタイムに切り替えることで、初回訪問者に対しても、行動データの蓄積を待たずに、一人ひとりに合った案内を届けられます。

導入事例:UQ WiMAX オンラインショップ(KDDI株式会社)

UQ WiMAXのオンラインショップでは、Fortunaのデータを用いて初回訪問時から訪問者の属性を識別し、割引プランの対象となる層に、その割引内容をポップアップで案内する施策を実施しました。


ポップアップを表示した群のコンバージョン率は5.06%となり、非表示群の3.31%を1.75ポイント上回りました。これは、非表示群の約1.5倍に相当します。

本事例の詳細は、SuperMagazineの記事でご紹介しています。 

記事はこちら:初回訪問からのパーソナライズで、申込率が約1.5倍に。Fortuna × KARTE連携が変えたUQ WiMAXのWeb接客

2. 反応データの分析によるインサイトの抽出

Web接客で配信したコンテンツへの反応を属性データと突き合わせることで、事前の仮説と実際の反応の違いを把握できます。想定とは異なる層で高い反応が見られた場合も、その結果を次の施策設計に生かせます。

導入事例:サブスクリプションサービスの申込ページにおけるクリエイティブ検証

サブスクリプションサービスの申込ページにおいて、訴求軸の異なる複数のクリエイティブを同一セグメントに配信し、その反応をFortunaの属性・興味関心データと突き合わせて分析しました。


いずれのクリエイティブも非表示群を上回るコンバージョン率を記録した一方で、クリエイティブ間の差はわずかにとどまりました。しかし、属性別に分析すると、世代や世帯構成によって、最も反応が高かった訴求が異なることが確認されました。

この結果から、クリエイティブの選定のみならず、訪問者の属性に応じた配信設計も重要であることが示唆されました。現在は、これをもとに属性に応じた出し分けへの切り替えを進めています。

■Supership株式会社 マーケティングアーキテクト部 部長 松原 寛弥のコメント

「企業のマーケティングは、どのツールを導入するかよりも、お客さまの体験をどこまで一貫して設計できるかが重要になっています。具体的には、集客からサイトでの接客、契約後のコミュニケーションまでを、一続きの体験として捉えることです。

今回の取り組みは、サイト内の行動データに属性・興味関心データを組み合わせ、一人ひとりに合った体験を届けるための一つの打ち手であると考えています。

私たちマーケティングアーキテクト部の役割は、データを提供することにとどまりません。データを一人ひとりの体験づくりに生かし、成果につなげるところまでを担います。今後もクライアント企業の事業成長に伴走するパートナーとして、顧客接点でのパーソナライズを高度化してまいります」

■今後の展望

Supershipは、ビジネスコンサルティング・プロダクト・マーケティングアーキテクチャの3機能を循環させる「共創サイクル」を推進しています。本サービスは、このうちマーケティングアーキテクチャ機能における取り組みです。


Supershipが目指すのは、「誰に何を届けるか」をデータに基づいて判断し、継続的に施策を改善できる環境づくりです。今後は、本サービスでの取り組みを起点に、施策ごとに得られたデータや知見を、ほかの施策の設計・改善にも活用できる仕組みへと広げていきます。


あわせて、パートナー企業との連携や対応チャネルを拡大し、Webサイトにとどまらない顧客接点全体で、クライアント企業の事業成長に貢献してまいります。

■ご利用・お問い合わせについて

すでにKARTEをご利用中の企業には、Fortunaとの連携環境の構築から、施策の設計・運用・分析までを支援します。KARTEをまだ導入されていない企業には、KARTEの導入から一貫して支援します。

本サービスの詳細や導入に関するご相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。


本件を含むSupershipのCXコンサルティング事業については、以下のページをご覧ください。

https://supership.jp/business/cx-consulting/

■KDDIお客さまの同意データ利用について

Supershipは、KDDIグループのデジタルマーケティング事業を担う中核企業として、KDDIがお客さまから第三者提供の同意を得た属性情報及びサービス利用情報の提供を受けています。この情報には広告IDなどのユーザ識別子、性別・年齢・居住地などの属性情報に加え、KDDIサービスの加入、利用状況や端末情報が含まれています。

Supershipでは、この業界最大規模の質の高いデータ資産を活用し、分析から配信まで一貫した支援を行うことで、データ環境の変化に左右されない持続可能なマーケティングの実現を目指しています。

プライバシー保護のため、利用するデータは適切な加工処理を施しており、氏名や住所など個人を特定できる情報は含まれていません。また、電話番号・メールアドレスについてはハッシュ化による安全な加工を行っています。

詳しい情報は、KDDIの「当社グループ会社を介したデジタル広告の配信等」のページをご確認ください。

【Supership株式会社について】https://supership.jp/

Supership株式会社は、正確なデータとデータ利活用の知見、国内屈指の広告配信技術を基にした企業のデジタルマーケティングを支援する「マーケティングソリューション事業」と、顧客企業の生活者への接点に対して、データを用いたCX向上や新しいマネタイズ機会の創出を支援する「データソリューション事業」を展開するデータテクノロジーカンパニーです。

データとテクノロジーの力で世の中の解像度をあげ、新たな価値をパートナーとともに共創していきます。

事業内容:デジタルトランスフォーメーション事業(マーケティングソリューション事業、データソリューション事業)

所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング 東棟11階

代表者:代表取締役社長CEO 稲葉 真吾

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会社概要

Supership株式会社

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URL
https://supership.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング 東棟11階
電話番号
-
代表者名
稲葉 真吾
上場
未上場
資本金
-
設立
2007年12月