テレビ視聴のアテンションデータを取得するREVISIO「AIコンテレビュー」を大幅アップデート
約14万本のテレビCM分析データを基に「視聴者に注視されているか」の評価から「どこを直すと良いか」の改善点までを、AIが具体的にレポート。 CM制作の「経験と勘」をデータで補います
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション(注視)」を計測するREVISIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)は、 REVISIO独自の知見を基にAIがテレビCMを制作段階で事前評価する「AIコンテレビュー」を大幅にアップデートし、提供を開始しました。

今回のアップデートでは、「評価がより厳密に」「示唆がより具体的に」「画面がより見やすく」の3つの観点からレポート内容を全面的に見直しました。
注視波形を確率と信頼度で示す総合評価、優先順位つきの改善提言、新設の「維持すべき点」により、このコンテは見られるか?どのシーンをどう直せばよいか?などを、制作チームにそのまま共有できる形で提示します。複数案を比べる「AIコンテ比較」も強化し、案ごとの差を秒数・件数で把握できるようになりました。

アップデートの背景
テレビCMには多くの広告費が投下されますが、CMが視聴者に見られていなければその効果は十分に発揮されません。広告投下をより意味のあるものにするためには、「視聴者によく見られるCMをつくる」ことが欠かせません。
REVISIOの調査では、注視されるCMほどCM認知などの各種KPIが高まる一方、15秒CMの過半数(52.5%)は放送中にだんだん注視が落ちていく「右肩下がり」の波形を示しています。
※2024年4月~2025年3月に放送開始し累積500GRP以上の15秒CM(2,323素材)が対象

REVISIOはこれまで、約14万本のテレビCMの毎秒注視データをもとに、コンテ段階で「見られるか」を予測するAIコンテレビューを提供してきました。ご利用企業からは、「評価の根拠を社内に説明したい」「コンペや企画選定で、データで選んだ根拠を示したい」「一部の案件だけでなく制作フロー全体に組み込みたい」といった声をいただいていました。今回のアップデートでは、予測を放送後の実測により近づけるとともに、評価の根拠を明示して次の打ち手につなげやすくすることを目的に、評価ロジック・レポート構成・画面を全面的に見直しました。
アップデートの3つのポイント
1. 評価がより厳密に:「なぜその評価なのか」が分かる
波形を確率と信頼度で表示:A~Eの5段階の総合評価に加え、「右肩上がり・右肩下がり・山型・谷型」の4パターンそれぞれの予測確率と、予測をどこまで参考にできるかを示す予測信頼度を表示します。
シーンごとに根拠を明記:各シーンの注視要素を「Eye Hold(維持)」「Eye Catch(獲得)」「離脱要素」に分け、判定の根拠を記載。予測波形上の記号とシーン解説が連動し、気になる山・谷からすぐに理由を辿れます。
企画との整合を観点別に:ターゲット設定・企画目的・商品/企業情報・メインメッセージ・全体の整合の5観点を◎○△で評価し、根拠となるカット・セリフ・テロップを明示します。

2. 示唆がより具体的に:「次に何を直し、何を残すか」が分かる
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優先順位つきの改善提言:シーンの演出、CM全体の構成、企画との整合など、さまざまな角度から改善案を提示します。それぞれに優先順位をつけ、「現状→要因→改善案→期待効果」の形で示すため、まずどこから改善すべきかがひと目で分かります。
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「維持すべき点」を新設:効いている理由と修正時の注意をセットで示し、修正によって強みを損なわないようにしました。
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共有しやすいサマリー:評価・効いている要素・企画との整合・改善の方向をまとめたコメントを生成。Slackやメールにそのまま貼れます。
3. 画面がより見やすく:上から読むだけで「結論→根拠→打ち手」
これまで9つの項目に分かれていたレポートを、番号つきの7つの構成に再編しました。
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No. |
項目 |
内容 |
|---|---|---|
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01 |
総合評価 |
5段階評価・予測波形(4パターンの確率)・予測信頼度・サマリーコメント |
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02 |
入力された企画要件 |
AIが読み取った要件と入力状況 |
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03 |
予測注視波形 |
序盤/中盤/終盤の推移と、商品・サービスが分かるタイミング |
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04 |
シーン別詳細 |
注視要素の区分・強弱・根拠 |
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05 |
改善提言 |
要因分析と優先順位つきの改善案 |
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06 |
維持すべき点 |
効いている理由と修正時の注意 |
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07 |
企画との整合 |
観点別の◎○△と根拠となるカット |
複数案を比べる「AIコンテ比較」も強化
最大10案のコンテを比較し、「どの案が・なぜ優れているか」を1画面で把握できるようにしました。
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単体と比較で評価がぶれない:単体レビューの総合評価・予測波形・企画との整合をそのまま並べるため、同じコンテなら単体でも比較でも結果が一致します。
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推奨コンテはルールで決定:「総合評価→注視の到達度→企画との整合→離脱要素」の順に比較し、順位表と重ね合わせた予測波形で提示します。
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差を数字で:これまで長文で説明していた案ごとの違いを、商品が分かるタイミングやピーク位置の秒数、注視要素の該当シーン数で比べられる形にしました。
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ベストミックス:推奨案にはなく他案が持っている注視要素を、該当案・秒数つきで抽出します。
小さく試せる導入プラン
本導入の前に効果を確かめられるよう、段階的な導入プランをご用意しています。

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プラン内容 |
内容 |
|---|---|
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(1) 既存調査 × 注視の相関検証 |
ご利用中の事前調査スコアと注視データを同じCMで突き合わせ、「お茶の間での見られやすさ」との関係を可視化(20素材まで) |
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(2)企画選定(意思決定)での活用 |
コンペなど1プロジェクトでAIコンテレビューをご利用いただき、読み解きMTGで選定の根拠を整理(素材数の制限なし) |
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(3) 制作プロセスへの伴走 |
AIコンテレビュー(単体・比較)を3か月間ご利用。カスタマーサクセスが伴走 |
REVISIOが提供するAIプロダクトについて
REVISIOは、これまでテレビCM約14万本の毎秒注視データを分析し、「どのような構成・演出だと注視が獲得できるのか」という知見を評価基準として体系化してきました。これらを基にCMを評価するAIプロダクトとして提供しているのがREVISIOの「AIレビュー」シリーズです。

放送前の事前評価を担う『AIコンテレビュー』と、放送後の事後評価を担う『AIクリエイティブレビュー』を、一つのツールで完結してご利用いただけます。企画・制作段階の予測と放送後の実績をつなげることで、「作って終わり」ではなく、CMクリエイティブを磨き続ける改善サイクルを支援します。
なお、ご利用企業がアップロードした絵コンテなどの情報が、AIの学習に使われることはありません。
『AIコンテレビュー』活用ウェビナー開催のお知らせ
今回のアップデートにあわせて、AIコンテレビューを活用したCMクリエイティブ制作をご紹介する無料ウェビナーを開催します。
AIコンテレビューを使い、企画・制作の段階で「見られるか」「どのシーンをどう直せばよいか」を確かめながらCMクリエイティブを磨いていく具体的な方法を、実際の画面を交えて解説します。

■ 実施概要
【タイトル】 コンテの段階で「見られるCM」はつくれる ~生成AIと壁打ちしながら磨くクリエイティブ制作~
【日時】 2026年11月18日(水)14:00〜
【形式】 オンライン配信
【参加費】 無料(事前申込制)
<本件に関する問い合わせ先>
REVISIO株式会社 広報担当 安武
東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル
E-mail info@revisio.com
Tel(担当直通) 050-5897-4931
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計250社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。
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