第7回 日経「星新一賞」受賞者を決定
理系的発想力を問う文学賞、日経「星新一賞」(主催:日本経済新聞社)の第7回受賞者が以下の15名に決定しました。第7回は2019年6月1日から9月30日まで応募を受け付け、応募作品は一般部門1,459編、ジュニア部門238編、学生部門181編で、総数は第6回の2,489編より611編少ない1,878編でした。環境問題を題材にした作品の応募が多く、一般、ジュニア両部門のグランプリ作品も環境問題に関する作品でした。AIによって創作された作品の応募は2編(第6回は5編)ありましたが、1次審査を通過した作品はありませんでした。
【日経「星新一賞」について】
星新一氏が残した創造性あふれる作品は、現実の世界で科学に取り組む人たち、未来を創ろうとしている人たちを刺激してきました。日経「星新一賞」は形式やジャンルにとらわれない理系的な発想力、想像力を問う新しい文学賞として2013年に創設。SF作家・SF評論家による複数の予備審査の後、最終審査を経て、このたび受賞者を決定しました。第7回の最終審査員は夢枕獏氏(作家)、小野雅裕氏(NASA技術者)、池上高志氏(東京大学大学院教授)、本仮屋ユイカ氏(女優)、坂本真樹氏(電気通信大学大学院教授)、滝順一(日本経済新聞社編集委員)の6人で、一般部門グランプリは賞金100万円。受賞作は2月下旬以降、電子書籍販売サイト「honto」で電子書籍として配信予定です。(無料。利用登録が必要)
※詳細は日経「星新一賞」公式ウェブサイト<https://hoshiaward.nikkei.co.jp/>
※第1回~6回受賞作品集も「honto」で無料配信中(利用登録が必要)
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