平成28年度産炭国石炭採掘・保安技術高度化事業(国内受入研修)の閉講式(ベトナム)
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2月8日(水)、北海道釧路市所在の炭鉱技術研修センターにおいてベトナム研修生の閉講式を開催しました。
本研修は、アジア地域の産炭国から保安監督者や炭鉱技術者を研修生として受け入れ、我が国の石炭採掘・保安技術を移転することによって、我が国への安定的な石炭供給を確保することを目的としています。
今回研修を修了したのは、平成28年11月23日(水)に来日したベトナム石炭鉱物産業グループ(Vietnam National Coal and Mineral Industries Holding Corporation limited;VINASCOMIN)内各石炭会社の管理者・技術者21名で、炭鉱技術研修センターにおいて、坑内採掘・保安技術等の課程を受講しました。
本閉講式では、研修生を代表して、Nam Mau石炭会社機電・運搬部副部長のHoan Dinh Tuyen氏より「災害防止や通気技術、ガス抜き・水抜きボーリング技術等、研修で得た技術や経験を活かして、帰国後ベトナムの炭鉱での安全な石炭生産に貢献し、研修の結果を残したい」との抱負が述べられました。
なお、今回研修課程を修了した21名を含め、今年度はベトナムより4期計84名の研修生を受け入れ、今回の閉講式をもって平成28年度のベトナムからの受入事業を終了しました。
JOGMECは今後も本研修をとおして、産炭国の石炭坑内採掘・保安技術の向上に貢献するとともに、我が国への安定的な石炭資源の供給確保に努めてまいります。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000235.html?mid=pr_170216
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