オンラインDEMODAYで受賞者3名決定!「つくば STARTUP INCUBATION PROGRAM 2021」

ディープテック系の研究者・スタートアップが事業成果を発表

 株式会社サムライインキュベート(本社:東京都港区、代表取締役:榊原 健太郎、以下「当社」)は、つくば市が取り組む「つくば市スタートアップ戦略」に基づく、スタートアップ・起業家や研究者の力で社会変革を起こす事業化支援プログラム「つくば STARTUP INCUBATION PROGRAM 2021」を支援しています。2022年3月10日(木)に、事業創造の成果を発表するDEMODAYをオンラインにて開催し、受賞者を3名決定したことをお知らせいたします。受賞者は以下の通りです。
  • DNX Ventures賞:株式会社DiningX 勝村 風我
  • リアルテックホールディングス賞:CrestecBio株式会社 丸島 愛樹
  • サムライインキュベート賞:株式会社KandaQuantum 元木 大介
 


 本プログラムは、技術力とアイデアに優れたテクノロジー系スタートアップや研究者等を対象に、短期集中型で事業創出・事業拡大を支援するプログラムです。2021年10月に採択後、採択者たちはそれぞれの技術・研究を事業にしていくための事業コンセプト創出や事業計画を策定し、本プログラム期間中に起業するチームや事業規模のスケールに向けて参画メンバーを募る活動をしてきました。

 今回のDEMODAYでは、ディープテック系の研究者・スタートアップ5名が、これまで取り組んできた事業創造の成果発表会として具体的な事業内容を発表いたしました。また当日は、審査員3名による独自の観点で審査を実施し、各賞を決定いたしました。


■各賞受賞者(敬称略)と主な評価ポイント
●DNX Ventures賞:株式会社DiningX 勝村 風我

飲食業はコロナ禍において新たな変革時期にあり、全ての規模の飲食店でいかに顧客の声をスムーズにヒアリングしてサービス・プロダクトに落とし込んでいくかが重要。その中で、DiningX社のプロダクトは簡易な形でリサーチしながら精度高く分析できるツールにできる可能性がある。さらにこれから増やすべき機能追加などについてもディスカッションしたいと感じた。

●リアルテックホールディングス賞:CrestecBio株式会社 丸島 愛樹

リアルテックファンドとして「技術の確からしさや先進性」「技術によって解決するイシューとそのディープさ」を大事にしている中で、丸島氏のアプローチは、技術のみならず、脳卒中かつ重度な方という間違いなく深いイシューと向き合っている。また、もっと様々な深い技術的な話を聞きたいと思える今後の可能性を感じた。

●サムライインキュベート賞:株式会社KandaQuantum 元木 大介

現在膨大なデータが世の中に溢れており、今後そのデータをどう素早く正確に処理して活用していくかがビジネスにおいても重要になる。その中で、元木氏も技術者として知識もありながらビジネス経験が豊富で、事業戦略についても深く考えられており、VCサムライインキュベートとしても支援をしたい会社である。

■採択者5名と発表内容(代表者五十音順・敬称略)
株式会社DiningX(https://www.diningx.co.jp/
発表者:代表取締役CEO 勝村 風我
発表テーマ:飲食店向けAIアンケートサービス「ReCoPo」
発表内容:コロナ禍で疲弊する飲食業界で、売上をつくり経営を維持していくために、顧客満足度を上げ新規リピーターを獲得していくことがカギとなっている。「ReCoPo」では、顧客評価をAIで分析し、顧客満足度向上のために、改善が必要な店舗課題を浮き彫りにする。

株式会社Thermalytica(https://www.thermalytica.jp/
発表者:代表取締役 小沼 和夫
発表テーマ:地球温暖化を超断熱素材の力で止める
発表内容:物質・材料研究機構(NIMS)認定ベンチャーThermalyticaは、エアロゲルを超える断熱性能、可搬性、経済性を持つ断熱材TIISAを開発・製造・販売している。脱炭素・省エネ、減プラ、水素社会、宇宙など幅広い分野で貢献を目指す。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
発表者:主任研究員 日隈 聡士
発表テーマ:固体触媒の研究開発とその展開 ―カーボンニュートラルに向けてー
発表内容:2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略が掲げられ、それに向けた技術開発が進んでいる。その中で地球温暖化対策や環境・エネルギーに貢献する固体触媒などの研究開発とそのビジネスモデルを提唱する。

CrestecBio株式会社
発表者:代表取締役 丸島 愛樹
発表テーマ:重症虚血性脳卒中を克服できる新たな治療薬CTB211の開発
発表内容:レドックスナノ粒子はラジカル消去剤作用を持つ高分子ミセル製剤である。重症虚血性脳卒中を克服できる神経保護薬CTB21を開発し、最先端の科学技術を医療現場に届ける事業を展開する。

株式会社KandaQuantum(https://kandaquantum.com
発表者:代表取締役 元木 大介
発表テーマ:AI・量子技術でビッグデータ活用する
発表内容:あらゆるヒトとモノとが接続されたセカイ、データ総量は590億TBに上る。弊社は考える力をAIで増強し、スーパーコンピューターの数億倍の速度を誇る量子コンピューター技術を通じ、新たなデータ・ドリブン経営の新時代を切り開いていく。

■審査員(敬称略)
・DNX Ventures Partner/Chief Partnership Officer 中垣 徹二郎
・リアルテックホールディングス株式会社 グロース・マネージャー 山家 創
・サムライインキュベート 代表取締役 榊原 健太郎 

■「つくば STARTUP INCUBATION PROGRAM 2021」概要
名称:つくば STARTUP INCUBATION PROGRAM 2021
  (つくばスタートアップインキュベーションプログラム2021)
特設サイト:https://tsukuba.s-incubation.jp
DEMODAY開催日:2022年3月10日(木)

■本プログラム実施の背景
つくば市が「つくば市スタートアップ戦略」で掲げる、スタートアップに寄り添うまち「スタンドバイ・スタートアップ」、科学技術が社会実装されるまち「ディプロイシティつくば」というヴィジョンの実現に向けた取り組みの一環として行っています。市内のスタートアップ・起業家への事業計画へのアドバイスや実現に向けた支援や、起業希望者が「起業」を実現できる環境づくりと起業後の事業立ち上げにフォーカスした事業化支援を行うことで、ディープテック・アントレプレナーを増やし、筑波研究学園都市の潜在的な力を活かした革新的なテクノロジーの社会実装を目指しています。

■サムライインキュベートについて
社名:株式会社サムライインキュベート
本社所在地:東京都港区六本木1-3-50
設立:2008年3月14日
資本金:7,158万円
代表者:代表取締役 榊原 健太郎
URL:https://www.samurai-incubate.asia/

以上

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会社概要

URL
https://www.samurai-incubate.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 4階
電話番号
03-6433-2110
代表者名
榊原健太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年03月