東海理化と精工技研が共同開発した「小型部品向け型内塗装技術」を活用したスイッチが日本初※1採用
~ トヨタ「ハイエース」内装部品に採用 ~
株式会社東海理化(以下、東海理化)は、2023年に株式会社精工技研(以下、精工技研) と共同で日本初の小型部品向け型内塗装技術を開発いたしました。この度トヨタ自動車株式会社のハイエースに搭載されるスイッチ部品に初めて採用されました。※1当社調べ
両社が共同開発した型内塗装技術では、従来別々に行っていた「成形工程」「塗装工程」「乾燥工程」の各工程を、射出成形機を用いて金型内で一貫して行うことが可能になります。そのため、消費電力削減によるCO₂排出量の削減を実現します。

今後両社はさらに本技術の開発、活用を進め、別部品への展開や従来工法では難しい意匠への対応、
自動車業界だけでなく異業種領域への活用や販路拡大を目指し、取り組んでまいります。
【前回発表のプレスリリースはこちら】(2023年2月8日プレスリリース)
精工技研と東海理化、日本初の小型部品向け型内塗装技術を共同開発
<参考>
【株式会社東海理化】
本社:愛知県丹羽郡大口町 社長:二之夕 裕美 URL:https://www.tokai-rika.co.jp/
東海理化は、これまで自動車のスイッチ類をはじめとした自動車部品の開発・設計・製造を実施してきました。それらの経験から実用的な製品形状の設計に精通し、部品製造においても小型かつ複雑な形状を持つ製品の量産を通して、幅広い成形技術や塗装技術を保有しています。また、将来の成長に向けて「SDGs経営」を推進し、デジタルキーやシフトバイワイヤなど新たな製品開発、新分野へのチャレンジ、社会課題の解決にも取り組んでいます。
【株式会社精工技研】
本社:千葉県松戸市 社長:上野 淳 URL:https://www.seikoh-giken.co.jp/
精工技研は、1972年に創業して以来、高精度・高品質な金型を市場に供給してきました。特に、ナノメートルレベルの加工精度が求められる光ディスク金型においては、世界トップブランドとしての地位を築いてきました。近年では、業界最高水準の金型技術に、熱可塑・熱硬化・UV硬化成形といった様々な成形技術を組み合わせ、自動車や医療・バイオ等の成長市場に向けて精密成形品の供給を始めており、金型~成形までの一貫したメーカーへとビジネスモデルの変革を進めています。
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