富士フイルム・グリーンファンド 40周年企画 「わたしの自然観察路コンクール」受賞作品展
― 小中高生の視点による身近な自然の楽しみ方の紹介 ―
2024年3月8日(金)-3月28日(木)
会場 : フジフイルム スクエア 入館無料
富士フイルムは 1984 年の創立 50 周年を機に、新たな分野で社会に貢献したいと考え、創業以来一貫して大切に守って来た、きれいな水・空気・緑などの「自然保護」を対象に 10 億円の資金を拠出し、1983 年に「富士フイルム・グリーンファンド」を設立しました。「富士フイルム・グリーンファンド」は民間企業による、自然保護をテーマとした日本初の公益信託で、「自然環境の保全、育成」に関する活動や研究に対して数多くの助成や支援を行っています。
その活動の一環として、小中高生を対象に身近な自然を観察するルートを「自然観察路」として絵地図と文章で表現した作品を募集し、審査・表彰しています。今回、富士フイルム・グリーンファンド40周年と、富士フイルムホールディングス90周年を記念して、本コンクールの過去10年間の優秀作品を展示いたします。
■ 本展の見どころ
・地域の身近な自然の魅力を、小・中・高校生の視点で絵地図と文章で表現した個性的な作品を展示します。
・子供たちが自らの足で歩くことで、身近な自然と接し見て感じて調べたことを絵や文章で表現しているため、現代の子供たちの自然への思い、感じていることを垣間見ることができます。
・日頃、大人が見過ごしがちな自然を、子どもたちなりの視点で見つけて地図にし、文章で表現した作品を通じて、大人にとっても、生き物のつながりや人とのかかわりなどを考えるきっかけとなり、自然を愛し大切にする心を育むことにつながります。
■ 展示概要
公益信託 富士フイルム・グリーンファンドの40周年と、富士フイルムホールディングスの90周年を記念し、「わたしの自然観察路コンクール」の入賞作品を展示いたします。
「私の自然観察路コンクール」は、富士フイルム・グリーンファンドと、公益社団法人 日本環境教育フォーラムが主催し、小中高校生を対象に毎年実施しているものです。
自然観察路とは
身近な動物や植物などとふれあい、自然を観察することを通じて自然のしくみを理解し、自然の大切さに気づき、学ぶことが歩きながらできる道のことです。
1950年代にアメリカで「ネイチャートレイル」として生まれ、日本では1960年代から国立公園、国定公園などで歩道の整備や看板が設置されてきました。
「わたしの自然観察路コンクール」では、みなさんが住む町・かかわりのある地域の身近な自然の魅力をポイントにまとめ、観察ルートを設定して、絵地図と文章で表現したものを「自然観察路」として審査・表彰しています。
本展を通じて、近年関心が高まっている SDGs*やネイチャーポジティブ(自然を守って回復させる)のために、何ができるかを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
* SDGs(エスディージーズ)(Sustainable(サスティナブル) Development(ディベロップメント) Goals(ゴールズ))とは、2015年に国連総会で採択された、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき「持続可能な開発目標」です。貧困、不平等・不正義の是正、健康、教育、働きがい、気候・環境など17の目標と169のターゲットが定められています。
富士フイルム・グリーンファンドは、本コンクールを学校教育や家庭教育を補う ”学びの場”と位置づけて
います。自然観察や考察を通して子どもたちの自然を大切に思う心を醸成し、作品づくりを通して表現力を
身に付ける取り組みは、目標4「質の高い教育をみんなに」に貢献しています。また、目標13「気候変動に
具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に掲げられた取り組みは、
本展に通じるものです。自然環境に関する展示を通じて、SDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。
■ 開催概要
写真展名:富士フイルム・グリーンファンド 40周年企画
「わたしの自然観察路コンクール」受賞作品展
開催期間:2024年3月8日(金)-3月28日(木)
10:00–19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
※ 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。
ウェブサイト・電話でご確認ください。
会 場:フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京 ミニギャラリー
〒 107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
TEL 03-6271-3350 URL https://fujifilmsquare.jp/
※ 写真展情報は、開催日の前月から 富士フイルムウェブサイトにて、
ご案内しています。
入館料 :無料 ※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただく
ために入館無料にしております。
作品点数:半切・四切サイズ等、カラー、約40点(予定)
・受賞作品(絵地図・作文)をデータ化した作品。事業紹介パネル等。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
主 催:富士フイルム株式会社
企画協力:公益社団法人 日本環境教育フォーラム
後 援:公益信託 富士フイルム・グリーンファンド
■ 富士フイルム・グリーンファンドについて
富士フイルムは 1984 年の創立 50 周年を機に、新たな分野で社会に貢献したいと考え、創業以来一貫して大切に守って来た、きれいな水・空気・緑などの「自然保護」を対象に 10 億円の資金を拠出。1983 年に「公益信託富士フイルム・グリーンファンド(FGF)」を設立しました。
FGFは民間企業による、自然保護をテーマとした日本初の公益信託で、「自然環境の保全、育成」に関する活動や研究に対して数多くの助成や支援を行っています。
現在環境省の30by30*アライアンスに参加しています。
* 30by30アライアンスについては、下記ウェブサイトを参照ください。
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/index.html#about30by30
FGFの4つの事業内容:① 未来のための森づくり ② 緑のための支援事業
③ 緑とふれあいの活動助成 ④ 緑の保全と活用の研究助成
*「わたしの自然観察路コンクール」は上記4つのうちの②にあたります。
FGFの情報公開 :年一回、事業紹介や自然をテーマとした記事を掲載した冊子
「グリーンレター」を発行しています。
■「わたしの自然観察路コンクール」について
身近な自然の魅力を発見し、自然を観察できる道を自分でつくって、絵地図と文章で表現した作品を「自然観察路」として審査・表彰するコンクールです。毎年、小中高校生向けに作品を募集。1984年から開始し、2023年に40回目を迎えました。
自然をよく観察し、そのしくみや不思議さを知ることは、自然を理解し守っていくための第一歩と考え、学校教育や家庭教育を補完し、自然を愛し大切にする心を醸成することを目的に、毎年6/1~9/30の4ヶ月間、作品を募集しています。夏休みの自由研究課題にも最適です。
* 運営事務局:公益社団法人 日本環境教育フォーラム (JEEF)
■ 出展作品の一部(予定)
高校生の部 環境大臣賞
「ぼくの通学路 川の生き物観察」
高校1年生 (愛知県)
中学生の部 環境大臣賞
「荒神山公園の観察路」
中学校1年生 (滋賀県)
小学生の部 環境大臣賞
「私のせせらぎ散歩道」
小学校6年生 (東京都)
[ 写真使用についてのお願い ]
①本写真展の告知以外にはご使用にならないでください。 また、使用終了後は、写真データを破棄ください。
②トリミングはお控えください。 ③クレジット表記がある場合は明記ください。 ④写真の上に文字は載せないでください。
・ 作品の詳細内容について
公益社団法人 日本環境教育フォーラム
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里 5-38-5 日能研ビル1階
TEL:03-5834-2897 E-mail:kansatsuro@jeef.or.jp
URL:http://kansatsuro.jeef.or.jp/
写真を中心とする富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ。入館無料で、どなたでもお気軽にご覧いただけます。クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館の他、最新の富士フイルム製品をご体験いただけるコーナー、さらには、スキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、幅広い層の方にお楽しみいただける施設です。年中無休(年末年始を除く)、入館無料。
富士フイルムフォトサロンは、2023年、公益社団法人企業メセナ協議会より、「芸術・文化振興による社会創造活動」として「THIS IS MECENAT 2023」の認定を受けております。
■ 富士フイルムグループの長期目標の設定について 持続可能な開発目標(SDGs*1)やパリ協定*2 など、社会課題解決を目指した国際的な長期目標の達成に向け、その重要なプレーヤーとして、企業への期待がますます高まっています。当社のCSR計画「Sustainable Value Plan 2030(SVP2030)」では、こうしたグローバルな目標達成への貢献を目指し、2030年度をターゲットとした長期目標を設定しています。富士フイルムグループは、SDGsの17の目標のうち、下記10個について目標達成に向けて大きく貢献できると考えており、具体的な取り組みを進めています。
*1 SDGs(エスディージーズ)(Sustainable(サスティナブル) Development(ディベロップメント) Goals(ゴールズ)):2015年に国連総会で採択された、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき「持続可能な開発目標」。貧困、不平等・不正義の是正、健康、教育、働きがい、気候・環境など17の目標と169のターゲットが定められている。 *2 パリ協定:2015年にパリで開催された第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された、気候変動抑制に関する多国間の国際的な合意協定。地球の気温上昇を産業革命前から2℃未満に抑えることが掲げられている。 |
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