古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」が「いつでも訪れたくなる街野沢温泉」の実証実験に参加
~ Wi-Fiを活用した地域の魅力発信に古地図アプリを活用する新たな試み ~
大江戸今昔めぐり制作委員会
株式会社ビーマップ

株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野 文則、以下当社)を幹事会社とする大江戸今昔めぐり製作委員会(以下、当委員会)は、提供するスマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」(以下、本アプリ)において、長野県の野沢温泉村において、国際的な無線LANローミング基板であるOpenRoamingを利用した、地域の魅力発信の実証実験「いつでも訪れたくなる街野沢温泉」(以下、本実証)に協力することとなり、これに伴いまして2025年12月18日(木)より野沢温泉主要部の古地図をアプリに公開いたしましたのでお知らせいたします。
なお、本実証につきましては古地図公開後の同12月25日(木)から2026年夏ごろまで実施を予定しております。
■実証実験「いつでも訪れたくなる街野沢温泉」の概要

本実証は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)主催の「WaaS共創コンソーシアム(※1)」による取り組みの一環として、JR東日本、シスコシステムズ合同会社、一般社団法人野沢温泉マウンテンリゾート観光局、そして当社が共同で行うもので、OpenRoaming(※2)を利用し、飯山駅周辺や野沢温泉村を訪れた観光客のスマートフォンやタブレット端末等がWi-Fiに接続したタイミングをきっかけに、プッシュ型の告知や観光情報のご案内を行い、「冬場スキーシーズン以外の地域の魅力」を訴求しようとするものです。
具体的には、事前に野沢温泉村村内や周辺のJR線各駅などで配布、掲示されているチラシやポスターから登録用WEBページにてアクセスし、OpenRoamingのプロファイルを取得していただきます。
・ユーザ登録用のWEBページのURL
(日本語)(https://nozawaonsen.air-compass.net/jp/)
(英 語)(https://nozawaonsen.air-compass.net/en/)
それ以後は、野沢温泉村内の観光スポット4か所と、その玄関口となる北陸新幹線飯山駅に設置されたWi-Fiスポット付近を通過すると、実際にご利用者がいるその場に合わせた情報をプッシュ通知によってスマートフォンやタブレット端末にお届け。その場で得た情報を活用して、より充実した観光を楽しんでいただけます。
■本実証の背景

長野県野沢温泉村は古くは奈良時代に開湯されたという説もある古くからの温泉地であり、また明治・大正時代以降はスキーリゾートの草分け的存在して知られています。1998年の長野オリンピックでバイアスロンの競技会場となったことで国際的な知名度も高まり、温泉とスキーという二大人気観光コンテンツを存分に楽しめる地域として、内外から広く観光客を集めています。
その一方、「湯仲間」と呼ばれる地元の組織が地域の財産として温泉を管理し、観光だけでなく地域の生活に密着した活用もなされています。また野沢菜発祥の地としても知られるなど、スキーシーズン以外も、季節を問わず楽しめる独自の文化と魅力にあふれた地域でもあります。
■「大江戸今昔めぐり」が伝える野沢温泉の魅力
こうした古くからの温泉文化、食文化を持ち、江戸時代(天保年間)には天領として24件の湯治用の宿もあったとの記録がある野沢温泉村。それらが現代まで受け継がれている様子を知っていただくには、まさに「江戸時代の古地図」と「現代図」を重ねて一度に見ることができる「大江戸今昔めぐり」が最適なツールと言えます。
また、「大江戸今昔めぐり」のもう一つの特色である、古地図上からのスポット検索情報については、本実証に合わせ、野沢温泉村の「現代の」観光スポット情報も充実させた内容となっており、地図上で江戸時代の、現地では現代の野沢温泉村を同時に歩きつつ観光、グルメスポットをお楽しみいただけます。
本実証にご参加の際には、ぜひ同時に「大江戸今昔めぐり」をダウンロードしていただき、江戸時代から続く温泉文化、地域文化のご理解の一助としていただくとともに、現代に至るまでの変化も合わせてお楽しみいただければ幸いです。
■野沢温泉村の古地図画面イメージ

■「大江戸今昔めぐり」アプリのダウンロードは下記QRコードから

■用語説明
・WaaS共創コンソーシアム(※1)
JR東日本が主催する、Well-beingな社会の実現に向けて移動×空間価値の向上を目指すコンソーシアム。(https://www.jreast.co.jp/jrewcc/)
・OpenRoaming(※2)
一度設定すれば世界中の対応Wi-Fiスポットに自動かつ安全に接続できる、次世代の国際公衆無線LAN(Wi-Fi)基盤。ユーザは毎回IDやパスワードの入力なしで、暗号化された安全な通信を、国やサービス提供業者に関わらず、シームレスに利用できるようになることから、訪日外国人や旅行者に非常に便利。
《資料》
【アプリ「大江戸今昔めぐり」について】

江戸末期の古地図を、人の手による「完全描き起こし」で再現。さらに地図の透過度を自由に変えられる機能も搭載し、スマホ上で容易に現代図と古地図を重ね合わせることができます。スマートフォンや、タブレットでご利用可能です。
■アプリの特徴
・東京23区エリア、埼玉県川越市、静岡県静岡市の古地図を収録
(※2025年12月現在)
・GPS機能で現在位置が表示されるのでタイムスリップしたように江戸時代の町に身を置くことができる
・地図の透過度を自由に変えることで、スマホ上で容易に現代図と古地図を重ね合わせることができ、古地図上の文字も見やすい
・楽しみながら街歩きができるスタンプラリー、クーポン機能を搭載
・2025年11月末現在で96.5万件のダウンロード数を記録。100万ダウンロードも達成目前の人気アプリです

■法人向け展開
-
スタンプラリー、クーポンをカスタマイズして、キャンペーンやプロモーションへの活用が可能
-
法人向けに地図データを提供中。必要な場所やエリアを API経由で活用することができ、既存のアプリやホームページ等に、古地図の世界感を組み込んでサービスを提供することが可能
■ホームページ
■スポット情報協力
猫の足あと(https://tesshow.jp/)
■地図に関わる許諾表示
大江戸今昔めぐり製作委員会提供の“大江戸今昔めぐり”サービスにおける、
江戸の市中の復元古地図の著作権は「 ㈲菁映社、㈱APPカンパニー、中川惠司」に、
江戸の市中を除く東京都23区内および周辺の復元古地図の著作権は「㈲菁映社、中川惠司」に、
川越市内の復元古地図の著作権は「㈲菁映社、㈱櫻井印刷所」に
静岡市内(駿府)の復元古地図の著作権は「㈲菁映社」に
それぞれ帰属します。
現代地図、航空写真は、Google マップを利用しています。
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