DN Solutions、インドに新工場を建設 – IMTEX 2025でローカライズ計画を発表

株式会社システムクリエイト

2025年2月18日 14時30分

株式会社システムクリエイトが取り扱うDN Solutionsは、2025年に開催されるインド最大の国際工作機械展示会「IMTEX 2025」に出展し、インド市場におけるさらなる事業拡大計画を発表しました。本展示会は**Bengaluru International Exhibition Centre（BIEC、ホール4、B108）で開催され、DN Solutionsは「Shaping Tomorrow Together with India」**をテーマに最先端の工作機械を出展します。

DN Solutions Indiaの担当者が、11月23日にインド・バンガロールのBIECにて、新工場およびR&Dセンターの生産モデルを紹介。

IMTEX 2025で最新の工作機械10台を展示

IMTEX 2025において、DN Solutionsはインドの製造業競争力を向上させるため、10台の最先端工作機械を展示します。これにより、インドがグローバルな製造拠点としての地位を強化することを目指します。

インド新工場 – 2032年までに500名以上の現地雇用を創出

DN Solutionsは、インドにおける新工場およびR&Dセンターの建設計画を正式に発表しました。この新施設は、昨年発表された**600クローレINR（約70百万USD）**の投資計画の一環として設立され、2032年までに500名以上の現地雇用を創出する予定です。

新工場は、バンガロール国際空港近くのITIR工業団地に100,000平方メートル（約25エーカー）の規模で建設されます。2024年内に建設を開始し、2026年からの稼働を予定しています。この工業団地は、Foxconnをはじめとするグローバル企業が集結するエリアであり、優れた技術者と急速に発展するインフラを備えています。

インドは、その膨大な人口と急成長する経済により、製造業の新たなハブとして注目されています。インド政府も積極的に製造業の発展を支援しており、自動車、電子機器、エネルギー産業など、多岐にわたる分野で工作機械の需要が高まっています。

Foxconnと隣接する新工場 – カスタマイズ製品の製造を強化

バンガロールはインドの工作機械メーカーの約25%が集積する主要地域です。DN Solutionsの新工場では、インド市場向けに特化した製品の製造が行われ、その代表的な製品としてSVM 4100iマシニングセンターが挙げられます。これらの製品は、すでにIMTEX 2025のブースに展示されており、多くの来場者や業界関係者から注目を集めています。

また、新工場では、第2世代のDVF 5000 5軸マシニングセンターやPUMA SMX3100Lマルチタスキングマシンなどの最新鋭の機械も生産予定です。

この新工場とR&Dセンターの設立により、DN Solutionsはインド市場における価格競争力と納期競争力の強化を図ります。同社は2008年にインドに技術センターを設立して以来、信頼と実績を積み重ねてきました。

DN Solutions Indiaの代表取締役であるYoung-sam Kim氏は、次のように述べています。

「バンガロールの新工場とR&Dセンターの開設により、DN Solutionsはインド国内のみならず、グローバル市場においてさらなる成功を収めることができるでしょう。」

株式会社システムクリエイトは、DN Solutionsの革新的な工作機械ソリューションを日本市場に提供し続けるとともに、最新の技術動向を積極的に発信してまいります。

システムクリエイトについて

システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広くご提供しています。また、加工・造形・スキャンの経験や知識を活かして、受託加工・造形・スキャンのご相談もお受けしています。