【ゲオ、7回目の「携帯電話の利用状況調査」を実施】高騰するスマートフォンのコストについて、7割以上が家計への負担を実感
約半数が「壊れるまで今の端末を引き延ばして使うようになった」と回答
株式会社ゲオホールディングス(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員:遠藤結蔵)は、2026年6月12日(金)から6月18日(木)の期間、ゲオアプリの会員を対象に「携帯電話の利用状況調査」を実施し、2,097名の回答の結果概要をまとめました。本調査は2019年より行っており、今回で7回目です。
昨今の深刻な円安水準や物価高の影響により、一部の新型スマートフォンの価格が20万円を超えるなど「価格の高騰」が続いています。今回の調査では、こうした市場変化に対し、消費者の家計の負担感は増加し、スマートフォンにかかるコストを抑制しようとしている実態が浮き彫りになりました。

■調査結果ダイジェスト
・昨今の「新品スマートフォンの値上がり」の影響により、48.6%が「壊れるまで今の端末を引き延ばして使うようになった」と回答。
・通信料金は「変わらない(56.8%)」が過半数。一方で約半数が「端末代高騰(49.5%)」を感じており、スマートフォンの総コストを家計への負担に感じている層は75.1%に達した。
・スマートフォンの買い替え理由は「バッテリー劣化(41.3%)」が最多。
・中古スマートフォン購入の決め手、1位は「バッテリー状態(50.4%)」、2位は「価格(39.2%)」。
・中古スマートフォンの選択肢、認知度1位は「街の中古携帯ショップ(59.5%)」。
・約半数が古いスマートフォンを売らずに自宅に保管。理由は手間や金額より「データ流出の不安(33.0%)」が大きい。
・買取ショップ利用経験・サービスにおいて「ゲオ/ゲオモバイル(23.8%)」が首位。
■「携帯電話の利用状況調査」概要
調 査 対 象:「ゲオアプリ」会員
サンプル数:2,097名
集 計 期 間:2026年6月12日(金)〜 6月18日(木)
※ 本調査の構成比(%)は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
※ 複数回答の設問においては、回答者数(N=2,097)を分母として割合を算出しているため、合計値が100%を超える場合があります。
■結果概要 (割合:回答数/サンプル数)
・現在、お使いのスマートフォン・タブレット端末の総台数を教えてください。(単一回答)

現在、使っている携帯電話・タブレット端末の台数は「1台」が64.2%と半数以上を占めました。また、同時に35.8%の人が2台以上使用していることがわかりました。前回とほぼ同様の回答となりました。
・現在、メインでお使いのスマートフォン・タブレット端末の種類を教えてください。(単一回答)

メインで使用している端末は、「スマートフォン(Android)」が49.9%で1位となり、次いで「スマートフォン(iPhone)」が45.7%で2位となりました。前回(2025年)の調査ではiPhoneが初の首位を獲得したものの、今回の調査でAndroidがふたたび首位へ返り咲く結果となりました。近年の端末価格高騰などを受け、選択肢の幅が広いAndroidが改めて支持を集めたことが考えられます。
・現在、あなたが「メイン」で契約している通信会社やサービスを教えてください。(単一回答)


契約している通信会社やサービスでは、「docomo(29.2%)」「au(15.7%)」「ソフトバンク(11.5%)」の大手3キャリアが全体の56.4%を占める結果となりました。UQ mobileは前回調査の3位から4位に順位を下げましたが、格安SIMの中では最も多い11.4%を占めています。「Y!mobile(10.1%)」や「楽天モバイル(7.7%)」を含めた格安プランへの分散傾向は今年も継続しており、通信市場における競争の激化がうかがえます。
・メインで使っているスマートフォン・タブレット端末の「毎月の利用料金(1人あたり)」を教えてください。(単一回答)

メインで使用している端末の毎月の利用金額は、前回調査と同様に1位が「1,000〜3,000円未満(25.6%)」、2位が「3,000円〜5,000円未満(25.1%)」、3位が「5,000円〜7,000円未満(14.3%)」という結果になりました。「1,000円〜5,000円未満」の中価格帯に全体の半数以上(50.7%)が集中している一方で、「9,000〜11,000円未満(8.4%)」や「15,000円以上(4.7%)」といった比較的高い料金を支払う層も存在していることが分かりました。
・ここ数年と比べて、あなたのスマートフォンの料金はどのように変化しましたか?(単一回答)
①毎月の「利用料金」

②買い替える際の「端末購入料金」

・前問の変化を踏まえ、現在のスマートフォンの総コストについて、家計の「負担感」として最も当てはまるものを1つ教えてください。(単一回答)

ここ数年のスマートフォンに関する費用の変化において、毎月の「利用料金」は「変わらない(56.8%)」が過半数を占め、次いで「上がった(29.2%)」が続きました。一方で、買い替える際の「端末購入料金」は49.5%が「上がった」と回答しており、対照的な結果となりました。
「月々の固定費は下がらない中で、端末購入料金は高騰している」状況が続いていることから、「現在のスマートフォンの総コストに対する家計の負担感」の質問では、全体の75.1%(非常に高い:22.6%、やや高い:52.5%)が「高い」と回答しました。消費者にとってこうした負担感が続いていることから、後述するスマートフォンの長期利用化につながっていると推察されます。
・メインでお使いのスマートフォンは購入してからどれくらいの期間利用されていますか?(単一回答)

メインで使用しているスマートフォンの利用期間は、「1年以上〜2年以内」が24.2%で最多となりました。今回から詳細に調査するために「3年以上」の長期利用について細分化して質問したところ、「3年以上(3〜4年、4〜5年、5年以上)」の3つを合算すると「30.4%」となり、スマートフォンを3年以上長期利用する層は前回調査時(33.1%)と同程度であることが分かりました。
・スマートフォンを買い替えた後の利用傾向について、以前と比べた変化を教えてください。(単一回答)

前回調査と同様、携帯電話を買い替えた後の利用期間の傾向で最も多かった回答は、「昔に比べて長く利用するようになった(41.1%)」で、2位は「あまり意識したことは無い(40.4%)」でした。端末購入コストの上昇から買い替えサイクルが長期化しており、これが次問の「壊れるまで引き延ばして使う(48.6%)」という行動と関連していると考えられます。
・昨今の「新品スマートフォンの値上がり(価格高騰)」は、あなたの買い替え意識にどのような影響を与えていますか?(単一回答)

新品スマートフォンの価格高騰に対し、48.6%が「価格が高すぎるため、壊れるまで今の端末を引き延ばして使うようになった」と回答して最多となりました。「型落ち・旧機種(19.6%)」や「中古スマホ(8.2%)」を検討するようになった層を合わせると、全体の76.4%がスマートフォンの買い替え意識に変化が起きていることが分かりました。
・現在メインでお使いのスマートフォンを、次回「買い替えよう」と決断する最大の理由はどれですか?(単一回答)

次回の買い替えを決断する最大の理由は、「バッテリーの持ちが悪くなったら」が41.3%で突出して1位となりました。次点の「OSアップデート対象外(13.7%)」や「物理的な故障(13.2%)」を大きく引き離しています。多くの消費者が、バッテリーの劣化をスマホの寿命と捉えていることが浮き彫りになりました。
・今後、もしあなたが「中古スマートフォン」を検討するとしたら、購入の決め手(絶対に譲れない条件)は何ですか?(複数回答)

「中古スマートフォンを検討する上で絶対に譲れない条件」は、「バッテリーの状態が良いこと(最大容量80%以上)」が50.4%でトップとなり、2位の「価格が安いこと(39.2%)」を大きく上回りました。購入コストの安さ以上に、前問で最も多く買い替えの理由として挙げられた「バッテリーの寿命」が、中古端末を選ぶ際の最も重要な指標となっていることが分かります。なお、「どんな条件でも中古は購入しない」と回答した層は18.9%と2割以下に留まりました。
・「中古スマートフォン」の種類は幅広く、整備方法などによって違いがあることを知っていますか?あなたがこれまでに「見聞きしたことのある」ものをすべて教えてください。(複数回答)

中古スマートフォンの種類に対する認知度は、「ゲオ、ブックオフなどの中古携帯ショップで売られている中古スマホ(59.5%)」が最も高く、Apple認定整備済製品(20.9%)や各キャリアの公式認定中古品(最高はdocomo Certified の10.6%)を大きく上回りました。一方で、「一つも知らない・違いがわからない」と答えた層も26.7%にのぼり、中古スマートフォン市場の構造や販売元の違いについて、消費者の理解度には差があることも分かりました。
・スマートフォンの「買取・下取り」についてお聞きします。買取してもらったショップ・サービスを教えてください。(複数回答)

利用ショップとしては「ゲオ/ゲオモバイル」が23.8%で首位となったものの、全体の約半数が「買取・下取りの経験がない(47.8%)」と回答しました。日頃から弊社サービスを利用するアプリ会員層においても、依然としてスマートフォンの買取サービスの未利用率が高く、多くの使用済み端末がリユース市場に循環せず自宅に滞留している実態が浮き彫りとなりました。
・使い終わったスマートフォンを「売らずに自宅に保管している」理由は何ですか?(複数回答)

スマートフォンを売却せず自宅に保管している理由は、「端末内の個人情報や写真、データ流出が心配だから」が33.0%でトップとなり、買取価格への不満(27.7%)など他の理由を上回りました。リユース市場を活性化させ、自宅に眠る「埋蔵スマートフォン」の売却を促進するためには、価格訴求以上に「個人情報保護に対する不安の解消」が最大の鍵であることが分かりました。
上述のとおり、本アンケートの「使い終わったスマートフォンを自宅に保管している理由」では、「個人情報が心配だから」が最も多く回答されました。
ゲオでは、お客さまに安心してご利用いただくため、店舗で買い取ったタブレットやスマートフォンに徹底したデータ消去を行っています。データ消去には、国際認証を受けたBlancco社の高度データ消去ソリューションを導入。確実にデータ消去と動作確認を行った上で販売しています。
さらに、ゲオ独自の研修を受けた「スマホ相談員」が各店舗に在籍しています。スマホ相談員は、中古スマホと格安SIMを合わせた利用方法など、お客さまの疑問や不安に対し専門的なアドバイスを提供し、最適なスマートフォン選びをサポートします。
ゲオでは今後も、中古スマホがユーザーの選択肢の一つとなるよう、販売・買取環境の整備を行っていきます。
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