堺市とのリユース連携事業が好調 粗大ごみ、子ども服のリユースを実施し、ごみ減量効果は約1.8t
■背景
当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、ジモティーを運営しております。リユースの分野においては、地域内での取引に焦点を当てることで、再販価値が低くこれまでであれば捨てられてきたモノや配送前提では流通しづらい大きなモノなどのリユースが可能なプラットフォームとして活用されており、自治体との連携を通してリサイクルショップやオークションサイト、フリマアプリといった他媒体での流通されにくいモノのリユースを促進しております。
堺市では、市全体でごみ減量に集中的に取り組むプロジェクト「堺・ごみ減量4R大作戦」の一環として、2022年6月28日に当社とリユースに関する協定を締結し、堺市環境局のアカウントを設け、2023年1月から半年間、粗大ごみの中からリユース可能な物を市民の方に無償提供する実証事業を実施しました。結果的に半年間で約0.7tのごみ減量につながるとともに、市民のリユース意識の向上や行動変容に貢献していることが確認できたことから、本格実施に移行することとなりました。
■リユース連携事業について
本格実施後、ごみ減量に向けて2種類のアプローチを行った結果、本格実施後のごみ減量効果は累計1.837tとなりました。
まず、ジモティーに堺市クリーンセンターのアカウントを設け、市民より直接清掃工場に持ち込まれた粗大ごみの中からリユース可能な物を市民の方に無償提供しました。結果として、2023年8月~2024年3月の期間で出品した292品のうち、249品の不要品の譲渡が行われました。ごみ減量の効果は1.649tと算定しております。
更に、堺市環境局のアカウントから、市が事前に回収した子ども服をサイズごとに数点ずつ福袋のようにまとめた「ふくふく袋」をジモティーに出品し、市民の方に無償提供する事業を行いました。2024年1月~2024年3月の期間で計 171 セットを譲渡し、ごみ減量の効果は0.188tと算定しております。
■今後について
当社では、今後も持続可能な社会の実現を目指し、自治体と連携したリユース促進を強化していきます。ごみの削減やリユース促進に意欲がある、全国の自治体からのお問い合わせをお待ちしております。
<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー コーポレート部 宮本
MAIL:press@jmty.jp
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