日本航空株式会社・株式会社JALUXと連携し、抽出後のコーヒー粉を活用したオリジナルタンブラーを制作
企業で出た廃棄物を回収し、お客様のご要望に合わせグッズを企画・製品化まで一括して行う、当社のアップサイクルサービス『SUS CYCLE (サスサイクル)』のご導入実績として、ご報告します。
不要になったコーヒーかすをアップサイクルしたオリジナルタンブラー
抽出後のコーヒー粉を30%使用したオリジナルタンブラーは、羽田空港JAL国内線ラウンジや、日本航空オフィスビルのカフェより回収し、製造されたものです。タンブラー内部は二重構造のため汗をかきづらく、ホットドリンクでもスリーブなしで持つことが可能なアイテムです。
デザインは飛行機を眺めながらコーヒータイムを楽しむ様子をイメージしたイラストと、JALのロゴが印象的です。コーヒーをイメージさせるシックなカラーのため、幅広い世代の方々にご利用いただけます。
JALグループのSDGs達成と、持続可能な社会への実現へ向けた取り組み
JALグループは、資源循環型社会の実現に向け、各事業における4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を推進しています。代表的な取り組み例としては、機内・ラウンジにてお客さまに提供するプラスチックサービス用品の削減を実施。2021年には従来導入していた使い捨てプラスチック(不織布)製のヘッドレストカバーを、国際線・国内線の全クラスで再使用可能な合皮へと切り替えました。さらに衛生上の理由で使い捨てを継続する機内用紙コップと蓋は、石油由来原料を使用しない素材へと転換しました。
こうした取り組みを積極的に行う同社は、新たに当社のアップサイクルシステム『SUS CYCLE』を導入し、さらなるサステナブルを追求しました。
循環するものづくりを実現 『SUS CYCLE』でSDGsを社会実装
当社が提供するSUS CYCLEは、SDGs達成に向けた社会実装の一環として、企業・地域で出た廃棄物を回収し、オリジナルグッズを一気通貫で企画・制作するサービスです。サーキュラーエコノミーの確立が急務となっている現在、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄の経済モデルから脱却すべく、廃棄物を再利用することで持続可能な消費・生産の促進へと貢献します。アップサイクルは、自社ならではのストーリーをつくり出せるため、消費者にSDGsの姿勢が伝わりやすく、企業イメージの向上にもつながります。
回収可能な廃棄物は、紙など日常でよく出る廃棄物から牡蠣や卵の殻、お米、もみ殻などの食糧廃棄物まで幅広くご対応。ご要望に合わせ販売品やノベルティなどのオリジナルグッズ制作が可能です。キッチン雑貨や文房具、資材など多種多様な製品を制作できます。
当社は今後も数多くの企業・自治体と連携し、ものづくりから「持続可能」を「実現可能」にする取り組みを積極的に行ってまいります。
【製品概要】
商品名:JALオリジナルタンブラー
本体サイズ:W90×H130mm
容量:280ml
素材:外側 ポリプロピレン(70%)、コーヒーかす(30%)
内側 ポリプロピレン
耐熱温度:100℃
発売日:2023年11月1日
商品ページ:https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-1631K/
【SUS CYCLEサービス概要】
事業内容:自社・自治体ででた廃棄物の回収・素材化・商品化
リリース日:2023年5月
サービスHP:https://sus.i-goods.co.jp/suscycle
【会社概要】
・社名:アイグッズ株式会社
・代表者:代表取締役 三木 章平
・設立:2016年1月20日
・資本金:3,000万円
・HP:www.i-goods.co.jp
・本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1丁目23−23 恵比寿スクエア6F
・TEL:03-6447-7742
・事業内容:フルオーダーメイドのオリジナルグッズ、ノベルティのデザイン・製造・販売及び輸出入
【アイグッズとは】
フルオーダーオリジナルグッズの企画生産がコア事業。百貨店外商・アパレル・化粧品・コンサート業界の販売用雑貨、ノベルティや製品用資材を製造してきた当社ですが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、創業以来培ってきた輸入・生産管理技術を活用し、2020年2月から業界に先駆けて様々なウイルス対策グッズの製造やグッズ情報を積極的に発信しています。さらには、高まるSDGs需要に対し、企業のサステナブルな取り組みを後押ししたいと考え、サステナブルなOEM事業・SDGsに関する情報発信を開始しました。他にも消費者に直接サステナブルな選択肢を提供したいという思いから、コーヒーかすを再利用した「SUS coffee」ブランドの立ち上げも行っています。このように、社会の要請を敏感に察知し、スピーディーに事業展開を行うことで斜陽化著しいものづくり業界にありながら、安定成長を実現。『アジア太平洋地域の急成長企業ランキング』では、対象企業100万社以上の中、2021年に総合45位、2022年には総合39位、国内製造業では日本1位にランクインするなど、国内外で高い評価を受けています。
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