資本主義の問題と未来ついて、ジャン・ジグレールと一緒に考える。『資本主義って悪者なの? ジグレール教授が孫娘に語るグローバル経済の未来』発売!
本書は、ジグレール教授が、孫娘の素朴な疑問にやさしく答えながら、資本主義の問題と未来を一緒に考えるという構成になっています。
もっと気軽に資本主義やグローバル経済について話し合おう!
「格差が人を殺すってどういうこと?」
「マルクスっていったい何をした人なの?」
「負債がふくらみ続けているのはどうしてなの?」
「どうして不要なものを買ってしまうのかな?」
「だとしたら、資本主義は悪者なの?」
――まあ、資本主義が生みだした弱肉強食の理念は、根本的に打破されるべきだが、科学やテクノロジーで得た素晴らしい成果は保持されるだけでなく、向上させなければならないと思っている。人の仕事や才能、発明は我われすべての人類に共通する利益に使われるべきで、一部の人間の満足や贅沢、権力のためだけにあってはならないのだよ。
さてと、私たちの夢でもある新しい世界を実現できる条件などについてはあとで話すとして。その前にまずは、資本主義がどこから来たのかを話させておくれ。
(第1章 「資本主義って何?」より)
[著者]ジャン・ジグレール Jean Ziegler
1934年生まれ。スイスの政治家で社会学者。ジュネーブ大学社会学部教授、同大学付属第三世界研究所所長などを歴任。2000年から2008年まで国連の「食糧に対する権利」の特別報告者を務める。実証的な研究から貧困と社会構造の関係について人道的な立場から意欲的に執筆活動を行っている。著書に『世界の半分が飢えるのはなぜ?――ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実』(合同出版)など多数。
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2307/
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