株式会社L is B、鉄建建設と共同開発した「カーボン Eye」の活用事例を公開

～ CO₂排出量の自動集計で現場負担軽減と環境経営を支援～

株式会社L is B

2025年12月3日 11時00分

　株式会社L is B（エルイズビー本社：東京都千代田区、代表取締役社長CEO：横井太輔、以下L is B）は、鉄建建設株式会社様（本社：東京都千代田区、以下、鉄建建設様）が、L is BのDXコンサルティング部と共同開発した、CO₂排出量を自動集計するアプリ「カーボン Eye」および、現場向けビジネスチャット「direct／ダイレクト」をご活用いただいている事例をサービスサイトにて公開したことをお知らせいたします。

鉄建建設様導入事例ページ：https://direct4b.com/ja/voice/voice-tekken-cnst02.html

背景

鉄建建設は、1944年に鉄道建設専門の国策会社として設立されて以来、全国交通網の構築、地域振興に貢献し幅広い事業を展開してきました。

　同社グループは2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、グループ全体でGHG（主にCO₂）排出量削減を中心とした取り組みをおこなっています。一方で、CO₂排出量の集計業務は、現場・本社の双方に大きな作業負担がかかり、入力ミスや集計漏れも生じやすいことが課題でした。

　こうした背景から、2024年にL is Bと共同で「カーボン Eye」を開発（※）し、現場の負担軽減と正確なデータ管理を両立する仕組みを構築しました。加えて、「direct」との連携により、現場の通知を即時共有できる環境を整え、現場業務の効率化を推進しています。

（※）「カーボン Eye」共同開発に関するプレスリリース

鉄建建設様の活用事例と導入効果

「カーボン Eye」の導入により、CO₂排出量の集計や報告業務が格段に効率化されました。現場で入力されたデータが自動集計され、確認作業にかかる時間を削減でき、手作業による計算ミスも解消。管理精度が大きく向上しています。

　導入事例では、「カーボン Eye」を共同開発したサステナビリティ推進室のご担当者様に「direct」や「カーボン Eye」の活用方法について詳しく伺っています。また、協力会社を含む多くの関係者との情報共有や安全管理を効率化している、相模大野建築作業所での「direct」活用事例もご紹介しています。

◆課題

・重機稼働時間のExcel集計は、現場・本社の双方の作業負担が大きかった

・入力ミスや集計漏れも発生しやすく、正確性にも課題があった

◆導入の決め手

・現場理解に基づくL is Bの伴走型DXコンサルティング支援

◆活用・効果

・「カーボン Eye」でのCO₂排出量の自動集計により、入力・確認作業を大幅削減

・CO₂データの正確性が向上し、全社的な環境経営の分析や方針決定に活かせる基盤が整備された

▼鉄建建設様導入事例ページ：https://direct4b.com/ja/voice/voice-tekken-cnst02.html

CO₂排出量の自動集計アプリ「カーボン Eye」について

　「カーボン Eye」は、現場で使用する重機の使用時間をスマートフォンから簡単に記録し、CO₂排出量を自動で算出・集計できるアプリです。「direct」と連携することで、プッシュ通知からWebアプリにシームレスに遷移し、現場業務の流れをスムーズにします。

現場向けビジネスチャット「direct／ダイレクト」について

　お客さまの声とともに進化を続ける現場向けビジネスチャット「direct」は、文字のやりとりだけでなく、現場で撮った写真や図面ファイルを使った情報共有、緊急時の連絡手段として、現場で働くフィールドワーカーの方々に広くご活用いただいています。導入企業は5,500社を超え、建設やインフラ、設備、製造、流通、小売、金融などさまざまな業界の現場で広がっています。

現在は、チャット機能に加えて、タスク／スケジュール／掲示板／日程調整など、業務アプリ「direct Apps」と連携して、現場の業務効率化を推進しています。

▼「direct」の主な機能

◯トーク　◯通話機能　◯スタンプ　◯ファイル添付　◯音声入力　

◯ノート機能　◯アンケート機能　◯写真加工機能　◯ゲストモード　

◯既読・未読　◯ブックマーク◯一斉連絡　◯セキュリティ機能　

◯タスク　◯スケジュール　◯掲示板　◯日程調整

「direct」サービスサイト：https://direct4b.com/ja/