乳幼児の夜泣き改善・寝かしつけサポートアプリ「Lullaby(ララバイ)」自治体向け『ねんね改善パック』の導入実験後に、赤ちゃんの総睡眠時間の増加・睡眠満足度74%を確認

個別の悩みや成長に応じた継続的な支援が可能となる自治体向け新プラン             『子育て伴走型支援プラン』を2月1日(木)より提供開始

Moon Creative Lab Inc.

三井物産グループのMoon Creative Lab Inc. (ムーンクリエイティブラボ / カリフォルニア州パロアルト・東京、以下 “Moon”) が開発する乳幼児の夜泣き改善・寝かしつけサポートアプリLullaby(ララバイ)は、業務提携先のピジョン株式会社(本社:東京都中央区、以下“ピジョン社”)と提携し、2023年7月より子育て支援に積極的に取り組む5自治体にて、『ねんね改善パック』の導入実験を実施した結果、赤ちゃんの総睡眠時間の増加、親の満足度向上などを確認しました。本結果をふまえ、Moonとピジョン社では自治体向け新プラン『子育て伴走型支援プラン』の提供を2024年2月1日(木)より開始いたします。

【導入実験の背景と概要】2023年度は11年振りに母子健康手帳が改正され、親子の睡眠のお困りごとに関する質問項目が追加された他、来年度には厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」の改訂が予定され、赤ちゃんの睡眠指導について自治体に対応が求められるとが予想されます。しかし、ピジョン社が行った自治体へのヒアリングでは、親子の睡眠に対する保健指導に取り組む方針はあるものの、現状では自治体による介入方法が確立されていないケースが数多くあることがわかりました。そこでMoonとピジョン社では、自治体向け『ねんね改善パック』を開発し、5自治体に本サービスを導入いただき、利用前後の総睡眠時間・状況や満足度などの調査を実施しました。

【導入実験の結果】参加者アンケートから、12時間以上寝られるようになった参加者が51%以上と、参加前後比で約154%(18ポイント)の増加がみられました(図1)。また赤ちゃんの睡眠に関する満足度は74%以上と、参加前後比で約145%(約23ポイント)の向上が見られる(図2)など、本サービスによる適切な睡眠指導により赤ちゃんの睡眠状況を改善できることが明らかになりました。

※導入実験参加前と参加後の主な行動変化(n=39, 回答率 58.2%)
※導入実験参加前と参加後の主な行動変化(n=39, 回答率 58.2%)

更に、赤ちゃんの総睡眠時間の増加だけでなく、夜間に起きる回数や寝かしつけにかかる時間に対する改善も見られました。赤ちゃんの睡眠に関しての正しい知識を提供するとともに、「Lullaby」を通じて個別に伴走しサポートすることが、親子の睡眠状況の改善に繋がること、また自治体における本サービス導入の有効性が実証されました。

導入実験参加前と参加後の主な行動変化(n=39, 回答率 58.2%)

【今後の展開】導入実験の結果をふまえ、Moonとピジョン社では自治体向け新プラン『子育て伴走型支援プラン』を、24年2月1日(木)より提供開始いたします。新プランは親子向けの3つのステップ ①オンラインセミナー②小児スリープコンサルタントによる小グループ相談会(対面/オンライン)③個別相談と、自治体職員向けの教育プログラムで構成されています。新プランを通して、自治体と協働した乳幼児の睡眠に関する啓発や、エビデンスに基づいた睡眠改善指導に対する支援を行い、赤ちゃんとママ・パパの睡眠衛生※1に取り組んでまいります。

※1 睡眠の質や量を向上させることを目的に、入眠方法や睡眠環境を整えること

■参加者改善事例

<参加者のコメント>

・睡眠コンサルタントの方と直接個別に相談ができたのはとても良かったです。アドバイス通りにやったところ、数日で夜はセルフねんねができるようになり、「寝かせなきゃ」という気持ちがとても楽になりました。(13ヵ月のお子さんのママ)

・ネットで色々なパターンを調べるのではなく、夜泣き状況を見てもらって、自分の子に合う寝かしつけ方法ができる点がよかった。(12ヵ月のお子さんのママ)

<自治体のコメント>

・「夜泣き」というものはほとんどの赤ちゃんに起こりうる生理現象的なもので、仕方の無いことと思っていました。しかしセミナー、相談とアプリによって実際に改善が図れたため、参加者からも喜びの声が多く、ほとんどの子育て世帯が経験するつらさを少しでも解消できる支援になると感じました。(大阪府柏原市)

・セミナーや少グループ相談会では悩みに共感しながらアドバイスをもらえる機会があり、ママ・パパにとって心強いサポートとなったと思います。(山梨県大月市)

・実際にアプリで記録していくことで、睡眠が改善されていく様子が可視化でき、努力とその結果をご両親が実感することができたことが印象的でした。(茨城県行方市)

■『子育て伴走型支援プラン』概要

 導入実験を通じて、赤ちゃんの睡眠に関する悩みの度合いは赤ちゃんの成長発達や家庭の状況などによって異なり、睡眠状況の改善を主眼に置いた一連のパッケージを画一的に実施するのではなく、赤ちゃんやママ・パパの悩みや状況に応じた柔軟かつ継続的な支援が不可欠であることがわかりました。

 ママ・パパに向けては困ったときに必要なサポートが受けられる伴走型の支援を、自治体に向けては規模や支援程度の希望に沿う形で提供するために、3ステップでの支援が可能な『子育て伴走型支援プラン※3』を提供いたします。

※3本サービスの提供内容は、予告なく変更される場合がございますのでご了承ください。

【参考】導入実験概要

『ねんね改善パック』導入実験の詳細に関しましては、以下もご参照ください。

導入実験を5自治体で開始:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000060069.html

・実施期間:2023年7月~12月

・実験参加自治体(計5自治体):大月市(山梨県)、柏原市(大阪府)、行田市(埼玉県)、行方市(茨城県)、盛岡市(岩手県)

・参加者数:計67名(生後 4ヵ月~23ヵ月)

■Lullaby(ララバイ)とは

Lullabyは乳幼児の夜泣き・寝かしつけに悩むママ・パパを包括的にサポートする 3 つのサービスが備わったアプリサービスです。3 児の母で東大医学部卒・医師の森田麻里子氏を監修医として迎え、科学的根拠に基づいたデータの使用に拘り、更に日本の住環境・生活に合った情報提供を最重要視することで、忙しいママ・パパでもすぐに活用できるアプリとなっています。

■アプリ概要

アプリ名:Lullaby   -乳幼児の夜泣き・寝かしつけサポートアプリ-

配信形式 :スマートフォン(iOS、Android 端末)向けアプリ

ダウンロード:https://lullaby.onelink.me/U1v1/14d80ddf

(以下 QR コードからもダウンロード可能です)

■サービスリンク

公式サイト:https://www.lullabysleepbaby.com/

公式 Instagram:https://www.instagram.com/lullabysleepbaby/

CISA 認定小児スリープコンサルタント公式 HP:https://sleepconsultant.jp/

  

■Moon Creative Lab とは

Moon Creative Lab は三井物産グループにおける人間中心の新規事業創造を推進するベンチャースタジオとして2018年に設立されました。米・パロアルトと東京に拠点を置き、デザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャー、起業経験者などのグローバルで多彩な専門人材によるハンズオンのサポート体制を構築し、世の中にポジティブなインパクトを与える新規事業創出を実現してきました。この経験を元に、Moonは三井物産グループの枠を超えて、新規事業創造のサポートを拡大。チームや組織の創造的な可能性を引き出し、大胆なアイデアを斬新なベンチャーへと転換するための支援を提供していきます。

商号 : Moon Creative Lab Inc.(ムーンクリエイティブラボ)

代表者: President & CEO横山賀一

本店 : 660 High Street, Palo Alto, California, 94301, USA

支店 :  東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F

設立 : 2018年8月23日

URL : https://www.mooncreativelab.com/ja/

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会社概要

Moon Creative Lab Inc.

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F
電話番号
-
代表者名
横山 賀一
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年08月