食品ロス削減と飢餓ゼロに向け、9万件以上のアクション！「Zero Hunger Challenge～食品ロス×飢餓ゼロ～」

国連WFP　世界食料デーキャンペーン2018

認定NPO法人 国連WFP協会（横浜市、以下国連WFP）は、「世界食料デー」（10月16日）を挟んだ10月1日～31日、世界の飢餓問題と食品ロス削減に同時に取り組むキャンペーン「Zero Hunger Challenge～食品ロス×飢餓ゼロ～」を実施しました。本キャンペーンで柱となったのが、「ゼロハンガーレシピ」です。これは、食品ロスになりがちな食材を使った料理（＝ゼロハンガーレシピ）をSNSに投稿したり、キャンペーン協力シェフなどのゼロハンガーレシピに、「いいね！」等のアクションをしたりすると、寄付協力企業(※)が100円を国連WFPの食料支援活動に寄付するというものです。結果、SNSでのアクション総数は9万1,463件に達し、学校給食5万人相当のご寄付が集まりました。

インフルエンサーによるゼロハンガーレシピ投稿の一例

 

世界には、全人口約76億人に行き渡る食料があるにもかかわらず、8億2,100万人が飢餓に苦しんでいます。一方、全世界で生産された食品の3分の1は捨てられており、日本も年間約650万トンを廃棄している「食品ロス大国」の一つです（国連WFPが世界80カ国以上で実施する年間食料支援量の約1.7倍）。 

この度のキャンペーンでは、シェフや料理家など「食」にまつわるインフルエンサーの方々や、企業、メディアなど、様々な方々の協力を得て、私たちにとって身近な問題である「食品ロス」に対し改めて焦点を当てると共に、多くの日本の方に、途上国の飢餓についても考えていただくことができました。 

*「世界食料デー」（10月16日）：国連が世界の食料問題を考える日として制定。飢餓・栄養問題についての関心と理解を深め、解決することを目的としています。


【キャンペーン実施内容】
1．「ゼロハンガーレシピ」（投稿して寄付）
食品ロスになりがちな食材（賞味期限の迫った食品、野菜の皮や種など）を使った料理の写真を、ハッシュタグ「#ゼロハンガーレシピ」「#wfp」付きでSNSに投稿すると、1投稿につき100円が寄付協力企業(※)より国連WFPの食料支援への寄付に。 また、支援に合意くださったシェフ・料理家・著名人・インスタグラマー等インフルエンサー計33名の「ゼロハンガーレシピ」投稿に対する、アクション（いいね、シェア、リツイート）も100円の寄付に。（上限計150万円。）結果、ゼロハンガーレシピの投稿および同レシピへのアクションの総数は9万1,463件にのぼりました。 

＜ご協力頂いたインフルエンサーの皆様（五十音順・敬称略）＞
市瀬悦子、今泉久美、EXILE ÜSA、枝元なほみ、大原千鶴、長田佳子、片岡護、kyoko. @Kyoko_plus、栗原友、コウケンテツ、こころのたね @yasuyo、Koto、里田まい、SHIHO、しらいのりこ、角田真秀、高田大雅、高橋雅子、知花くらら、土井善晴、なお @nao_pyon、なかしましほ、中村勝宏、西邨マユミ、野村友里、馬場裕之、冷水希三子、松橋周太呂、丸山久美、村山瑛子、山下春幸、脇雅世、脇屋友詞

 ＜寄付協力企業（五十音順）＞
アルフレッサ ホールディングス㈱、NOK㈱、キッコーマン㈱、日清食品ホールディングス㈱

＜アクションの内訳＞
・「ゼロハンガーレシピ」投稿2,194 件
・インフルエンサーの投稿に対するいいね/シェア/リツイート89,269件

◎100円の寄付は、途上国の子どもへの給食3日分、栄養不良の乳幼児に配布する栄養強化ペースト2人分、緊急に食べ物を必要としている人に配る栄養強化ビスケット3人分に相当します。

 
2．「ゼロハンガーメニュー」（食べて寄付）
本キャンペーンの趣旨に賛同頂いた飲食店に、食品ロスに配慮したメニューを店舗で提供頂き、売り上げの一部を寄付頂きました。 

＜協力店舗（五十音順・敬称略）＞
出雲蕎麦 錦織、ど根性キッチン、中目黒KIJIMA、NADABAN by HAL YAMASHITA日比谷、HAL YAMASHITA東京本店、HAL YAMASHITA大手町Lounge、Foodist Link

 

【その他、賛同企業・団体（五十音順・敬称略）】
クックパッド㈱、(同)DMM.com、一般社団法人フードサルベージ
 

＜国連WFPとは＞
国連WFPは、国連機関であるWFP 国連世界食糧計画と、それを支援する認定NPO法人である国連WFP協会という2つの団体の総称です。国連WFP協会は、広報・募金活動のほか企業・団体との連携を進め、日本における支援の輪を広げています。www.wfp.org/jp