READYFORと国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターが寄付金・研究費用獲得を目的とした業務提携を開始
-第1号案件としてうつ病治療に関する研究費用を募集-
日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(代表:米良はるか、本社:東京都千代田区)と 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(理事長:中込和幸、所在地:東京都小平市、以下「当センター」)は、クラウドファンディングを活用した研究費用等獲得のためREADYFORとの業務提携を国立研究開発法人として初めて締結しました。また本日、締結後初のプロジェクト「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」を公開いたしました。
近年、研究に関わる予算は削減傾向にあり、必要な研究活動を推進していくためにも外部研究資金を獲得する必要性は年々高まっており、国立の研究機関もその例外ではありません。研究活動の有力な手段としてクラウドファンディングの活用が拡がっています。特に医療系の研究活動においては、研究費の獲得と同時に研究意義や成果を社会に伝える「アウトリーチ」につながることから、医療研究者のクラウドファンディングプロジェクト数は3年前と比較して約13倍となっています(※1)。
※当社での医療系研究関連プロジェクトに関して、2021年1月~12月の公開件数を2018年1月~12月の公開件数と比較(READYFOR調べ)。
2020年1月に日本で新型コロナウイルスの感染者が確認されてから新型コロナウイルスは変異と流行を繰り返し、感染拡大の影響により日本国内でうつ病・うつ状態の人の割合が2倍以上に増加したことが、経済協力開発機構(OECD)のメンタルヘルス(心の健康)に関する国際調査で報告されています。日本のデータでは、うつ病やうつ状態の人の割合は新型コロナ流行以前は7.9%(2013年調査)でしたが、2020年には17.3%と2.2倍となっています。
このような背景から当センターはうつ病やうつ状態の患者さんに対し最先端の医療・研究に取り組んでいます。
精神診療部長・臨床心理部長 鬼頭伸輔はこれまでうつ病や双極性障害などの診療と研究を専門として、多くの患者さんと接してきました。患者さんに、より負担の少ない短い時間での治療、そしてできるだけ多くの医療機関に導入しやすい新しい治療法の研究を進めたいという思いのもと、本プロジェクト「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」を開始いたしました。この研究成果をもとに、治療法の承認のための申請、そしてさらなる検証も進め、うつ病とたたかう患者さんがrTMS療法を「どこに住んでいても」受けられ、治療期間も「今より短くなる」未来を目指します。
今後も、治療薬開発や研究を進めるため積極的にクラウドファンディングの活用を推進し、民間では困難な大規模・最先端の研究基盤を整備・共用することを通じて成果を社会に還元していくことを目指して参ります。
・プロジェクトタイトル:「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/ncnp_aitbs
・実 行 者 :国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
(精神診療部長・臨床心理部長 鬼頭伸輔)
・形 式 :寄付金控除型/All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
・目標金額 :1,200万円
・公開期間 :2022年2月1日(火)10時〜3月31日(木)23時
・資金使途 :医療機器購入費(磁気刺激装置マグプロシステムの購入に充てさせていただき、その装置を活用して臨床研究を実施します)
・概 要 :うつ病に対して磁気による治療を行う「rTMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)」は、抗うつ薬による十分な薬物療法によっても、期待される効果が得られない18歳以上の患者さんへの保険適用がなされています(2021年12月現在)。一方で、現在の治療手順や機器の導入医療機関をみると「治療に時間がかかること」と「限られた医療機関でしか受けられないこと」が大きな課題となっています。これら2つの課題解決を目指し、新たな治療法(シータバースト刺激を応用した新規プロトコール)の研究を進めるために、本プロジェクトへのご寄付をもとにrTMS療法の治療装置を新たに購入します。 *
*本試験は、臨床研究審査委員会(CRB3200004)の審査を受け、承認・公開されています(jRCTs032210059 https://rctportal.niph.go.jp/detail/jr?trial_id=jRCTs032210059)。掲載されている臨床研究のうち、本プロジェクトページでは、うつ病を対象としたものに限り記載しています。
READYFOR株式会社は「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営しています。2011年3月のサービス開始から約2万件のプロジェクトを掲載し、100万人以上から250億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2022年1月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
近年、研究に関わる予算は削減傾向にあり、必要な研究活動を推進していくためにも外部研究資金を獲得する必要性は年々高まっており、国立の研究機関もその例外ではありません。研究活動の有力な手段としてクラウドファンディングの活用が拡がっています。特に医療系の研究活動においては、研究費の獲得と同時に研究意義や成果を社会に伝える「アウトリーチ」につながることから、医療研究者のクラウドファンディングプロジェクト数は3年前と比較して約13倍となっています(※1)。
※当社での医療系研究関連プロジェクトに関して、2021年1月~12月の公開件数を2018年1月~12月の公開件数と比較(READYFOR調べ)。
2020年1月に日本で新型コロナウイルスの感染者が確認されてから新型コロナウイルスは変異と流行を繰り返し、感染拡大の影響により日本国内でうつ病・うつ状態の人の割合が2倍以上に増加したことが、経済協力開発機構(OECD)のメンタルヘルス(心の健康)に関する国際調査で報告されています。日本のデータでは、うつ病やうつ状態の人の割合は新型コロナ流行以前は7.9%(2013年調査)でしたが、2020年には17.3%と2.2倍となっています。
このような背景から当センターはうつ病やうつ状態の患者さんに対し最先端の医療・研究に取り組んでいます。
精神診療部長・臨床心理部長 鬼頭伸輔はこれまでうつ病や双極性障害などの診療と研究を専門として、多くの患者さんと接してきました。患者さんに、より負担の少ない短い時間での治療、そしてできるだけ多くの医療機関に導入しやすい新しい治療法の研究を進めたいという思いのもと、本プロジェクト「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」を開始いたしました。この研究成果をもとに、治療法の承認のための申請、そしてさらなる検証も進め、うつ病とたたかう患者さんがrTMS療法を「どこに住んでいても」受けられ、治療期間も「今より短くなる」未来を目指します。
今後も、治療薬開発や研究を進めるため積極的にクラウドファンディングの活用を推進し、民間では困難な大規模・最先端の研究基盤を整備・共用することを通じて成果を社会に還元していくことを目指して参ります。
- プロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:「うつ病の新しい治療法を届けたい:rTMSの研究で治療の選択肢拡大へ」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/ncnp_aitbs
・実 行 者 :国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
(精神診療部長・臨床心理部長 鬼頭伸輔)
・形 式 :寄付金控除型/All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
・目標金額 :1,200万円
・公開期間 :2022年2月1日(火)10時〜3月31日(木)23時
・資金使途 :医療機器購入費(磁気刺激装置マグプロシステムの購入に充てさせていただき、その装置を活用して臨床研究を実施します)
・概 要 :うつ病に対して磁気による治療を行う「rTMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)」は、抗うつ薬による十分な薬物療法によっても、期待される効果が得られない18歳以上の患者さんへの保険適用がなされています(2021年12月現在)。一方で、現在の治療手順や機器の導入医療機関をみると「治療に時間がかかること」と「限られた医療機関でしか受けられないこと」が大きな課題となっています。これら2つの課題解決を目指し、新たな治療法(シータバースト刺激を応用した新規プロトコール)の研究を進めるために、本プロジェクトへのご寄付をもとにrTMS療法の治療装置を新たに購入します。 *
*本試験は、臨床研究審査委員会(CRB3200004)の審査を受け、承認・公開されています(jRCTs032210059 https://rctportal.niph.go.jp/detail/jr?trial_id=jRCTs032210059)。掲載されている臨床研究のうち、本プロジェクトページでは、うつ病を対象としたものに限り記載しています。
- READYFOR株式会社とは
READYFOR株式会社は「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営しています。2011年3月のサービス開始から約2万件のプロジェクトを掲載し、100万人以上から250億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2022年1月時点)。「カンブリア宮殿」をはじめさまざまなメディアに掲載され、2016年6月サービス産業生産性協議会が主催する第1回日本サービス大賞優秀賞を受賞。2019年5月経済産業省等が主催する第5回日本ベンチャー大賞経済産業大臣賞(女性起業家賞)を受賞。
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