女優・畑芽育さん推薦!「優しく背中を押してもらえました」純度100%のラブストーリー!
『水槽世界』の刊行にあたっては、著者の文月蒼さんが物語のヒロイン役に女優の畑芽育さんをイメージしていたことから、推薦文の寄稿を依頼。帯での推薦コメント掲載が決まりました。
畑さんは「優しく背中を押してもらえました。自分を出せない人や臆病になっている人にもぜひ読んでほしい一冊です。」と読後の素直な気持ちを寄せてくださいました。小説についての印象を伺ったところ、物語で出てくる魚の鮮やかな色彩と主人公とヒロインの二人のピュアで透明な関係が作り出すやさしい世界観が心に残ったそう。小説を読んでコメントを出すことは初めての経験だとおっしゃる畑さん。本作品が読者の背中を押して、前に進む勇気を持つきっかけになってくれることを願います。
この物語は、不器用な恋心が胸を打つラブストーリー。対人関係が苦手な主人公が自身の特殊な能力に翻弄されながら成長していく青春ファンタジーです。東京中野物語2022文学賞の最終候補に選ばれ、審査委員からも大絶賛されました。
また、巻頭からマンガではじまるなど、作品の世界を大いに楽しめる内容になっています。透明感のある印象的なカバーイラストは新進気鋭のイラストレーター・KUさんが手がけています。
【作品紹介】
友達0人の陰キャ高校生・橘海人は、「人の心に棲みつく魚が見える」という能力を持っている。魚を通して相手の気持ちや人となりがわかってしまうため、対人関係が苦手だったのだが、ひょんなことからクラスメイトの桜庭澄歌と仲良くなる。
友達として次第に彼女に惹かれていく海人。そんな中、二人の前に魚を食べて回る巨大なクジラが現れる。澄歌の魚も狙われ、守りたいと思う海人だが、その矢先に能力を失ってしまう――。二人は鯨を止めるため、夏祭りの夜にある作戦を立てる。果たして海人は澄歌と魚を守ることができるのか?
【著者プロフィール】
文月 蒼(ふみづき あおい)
1995 年、北海道生まれ。かに座、A 型。「東京中野物語2022 文学賞」最終選考作品にノミネートされた本書がデビュー作。好きな魚はナポレオンフィッシュ。
【著者からのコメント】
この作品を思いついたのは深夜の長距離バスの中でした。停まったバスの窓から見る外は真っ暗で、怖い人がいたらどうしようと思いました。そこから、一目で人の善悪の区別がつけばいいのになと思い、水槽世界の設定を考えつきました。
作品は「他者との違いを受け入れる」、「多様性」がテーマの1つです。違う考え方、ものの感じ方、見た目などをできるだけ受け入れていく。同じように、自分も受け入れてもらえるように踏み出していく。この作品が、住み心地の良い世界を作ろうとするみなさまの、勇気の一助になれたらいいなと思っています。
<商品概要>
●商品名:『水槽世界』
●著者:文月 蒼
●判型・総ページ:四六判/266ページ
●定価:本体1273円+税
●発売日:2024年4月23日(火)
●出版社: 株式会社飛鳥新社
◎出版社情報
株式会社 飛鳥新社
所在地:東京都千代田区一ツ橋2-4-3 光文恒産ビル2F
■飛鳥新社ホームページ
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