アンリツ、厚木市と生物多様性の保全及び回復に関する包括連携協定を締結

アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2025年8月19日、厚木市と「生物多様性の保全及び回復によるネイチャーポジティブ※の実現に向けた包括連携協定」を締結しました。
本協定は、厚木市と連携して生物多様性の保全及び回復に取り組むことで、2030年のネイチャーポジティブ※を実現し、地域の豊かな自然を次世代につないでいくことを目的としています。
1961年(昭和36年)厚木市に事業所を設置したアンリツは、2003年(平成15年)現在地に本社を移転した歴史があり、現在厚木で働く従業員は全社員の半数を占めるなど、厚木地域を重要な活動基盤としています。環境に関わる取り組みは、一企業で活動するよりも自治体をはじめ地域の皆様と協働することで貢献を高められると認識しており、今回の連携はその象徴的な取り組みといえます。
協定をもとに実施する具体的な取り組みとして、まずは厚木市と共同で尼寺工業団地に位置する自社敷地を「自然共生サイト」に申請することをめざしています。これを契機として、地域の自然の保全に貢献するとともに、地域の皆様との連携を強化し、持続可能な社会の構築に寄与してまいります。
連携事項
生物多様性の保全等の取組に関する事項
調査研究及び情報共有に関する事項
普及啓発及び環境教育に関する事項
2030年のネイチャーポジティブ※
ネイチャーポジティブとは「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指す。今の地球は過去1,000 万年間の平均と比べて10倍~100倍もの速度で生物が絶滅していくなど、いわゆるマイナスの状態にあり、この状況から、これまでの自然環境保全の取り組みだけでなく、経済から社会、政治、技術までの全てにまたがって改善を促していくことで、自然が豊かになっていくプラスの状態にしていこうというのがネイチャーポジティブの趣旨。
生物多様性に関する世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、いわゆるネイチャーポジティブを2030年までのミッションとして掲げている。
(環境省ネイチャーポジティブポータル をもとに作成)
[報道関係のお問い合わせ先]
アンリツ株式会社
コーポレートブランディング部 鈴木
TEL:046-296-6671
E-mail:PR@anritsu.com
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