インドネシアに対するニーズ調査の実施
~日本の知見の共有により、インドネシアの備蓄体制整備に貢献~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2月20日(月)~24日(金)、インドネシア国家エネルギー評議会(National Energy Council:NEC)の幹部を招き、同国向けのニーズ調査を実施しました。
ASEAN諸国の石油需要は今後も増加を続けることが見込まれており、こうした状況を踏まえ、ASEAN諸国は、石油備蓄体制の強化等を含む石油セキュリティの構築に向けた努力を進めています。
世界的な石油供給途絶時を想定した場合、日本を含むアジア地域全体のエネルギーセキュリティを向上させるためには、ASEAN諸国の石油備蓄体制の強化等を含めた石油セキュリティを構築することが重要です。そのためJOGMECは、ASEAN諸国の石油備蓄体制整備等に対して協力、働きかけを行っています。
JOGMECは、この協力、働きかけの一環としての二国間協力として、2014年度および2015年度のカンボジアに続き、2016年度はインドネシアに対するニーズ調査を実施しました。具体的内容として、2月20日は、経済産業省資源エネルギー庁とJOGMEC本部での、備蓄に関する日本の知見共有、2月21日~24日は出光興産株式会社北海道製油所、JCCS苫小牧実証試験プラント、北海道共同備蓄株式会社北海道事業所、串木野国家石油備蓄基地、JX喜入石油基地株式会社等の石油備蓄関連施設を中心とした視察を実施しました。
JOGMECは、今後もこうした石油備蓄に係る協力を通じ、ASEAN諸国の備蓄体制整備への協力、働きかけを推進すること等により、日本を含むアジア地域のエネルギーセキュリティの向上に貢献してまいります。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000243.html?mid=pr_170228_02
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