又吉直樹さんをゲストに迎え、イベント発表会を開催「2100年の結婚式」をテーマにしたショートストーリーを発表 結婚は「いつかしてみたいこと」
https://2100.weddingpark.net/
(向かって左より、株式会社ウエディングパーク 取締役 メディアソリューション本部 本部長 房 紘士、又吉直樹さん、株式会社ウエディングパーク ブランドマネージャー 菊地 亜希)
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「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」イベント発表会 概要
・ウエディングパーク会社説明及び「Wedding Park 2100」プロジェクトスタートの背景(株式会社ウエディングパーク 取締役 メディアソリューション本部 本部長 房 紘士)
・「Wedding Park 2100」イベント内容について(株式会社ウエディングパーク ブランドマネージャー 菊地 亜希)
・トークセッション(又吉直樹さん、ウエディングパーク 菊地 亜希)
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■ウエディングパーク会社説明/「Wedding Park 2100」プロジェクトスタートの背景
まず株式会社ウエディングパーク 取締役 メディアソリューション本部 本部長 房 紘士より、会社と「Wedding Park 2100」プロジェクトスタートの背景をウエディング業界の皆様へのメッセージとともにご紹介いたしました。
弊社は、経営理念「結婚を、もっと幸せにしよう。」に基づいて、時代とともに変わる「結婚」や「結婚式」に対する価値観をまっすぐに見つめ、常に「幸せな結婚とは」を考え実現するために、事業以外にも、様々な取り組みを行っております。今回の「Wedding Park 2100」プロジェクトも、これからの「結婚」や「結婚式」の在り方を考え、「幸せな結婚」を追求するための取組みとして「『祝う、分かち合う、感動する』未来の結婚式を体験する」をテーマに、スタートしております。
■「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」イベント内容について
続いて、株式会社ウエディングパーク ブランドマネージャー 菊地 亜希(以下、菊地)より「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」のイベント内容について発表いたしました。
本イベントのテーマは「2100年の結婚式」。1階の「カコ」と「イマ」、2階の「ミライ」の全体を通して、過去から現在までの結婚式のトレンドをたどり、結婚式の未来を体験いただく、結婚と結婚式のミュージアムです。
まず1階では、「カコ」で1940年からの結婚と結婚式の歴史をたどった後、「イマ」で先輩カップルの最新結婚式事例や、今、注目のウエディング関連サ-ビスをいっきに体験していただけます。
2階の「ミライ」は、お笑い芸人で作家の又吉直樹さんをはじめとする、様々なジャンルで活躍する14名のクリエイターに参加いただき、ショートストーリー、エッセイ、イラストなど、様々な形で「2100年の結婚式」をテーマにした新作を発表いただいております。遠く80年後「2100年のある日の結婚式」をテーマに、2100年のウエディングドレスや、挙式会場などを体験いただけるコーナーです。
■トークセッション(又吉直樹さん、ウエディングパーク 菊地)
そして最後に今回「2100年の結婚式」をテーマにショートストーリーを執筆いただいた又吉直樹(以下、又吉)さんをゲストにお迎えし、トークセッションを行いました。
又吉さん:ピース又吉です。よろしくお願い致します。
司会:はじめに、菊地さんにお聞きします。今回、2100年の結婚式をテーマに掲げておりますが、又吉さんへご依頼された理由をお聞かせください。
菊地:作品を読ませていただく中で、人間の描写が細やかで丁寧でリアリティがある印象を持っていました。結婚式は、時代とともに形式は変わっていますが、結婚するおふたりと、呼ばれる皆さんと、人と人との関係性があって成り立つものなので、人の描写が非常に重要になってきます。なので(人間を)丁寧に描いてくださる又吉さんにお願いしたかった。もう一つ、又吉さんの視点で結婚式をどう面白がって描いてくださるのかを知りたかったのもあります。それは、私だけではなく、きっと世の中の人も気になるのではないかと思いました。
司会:又吉さんは、結婚や結婚式の未来を模索するテーマとして、「2100年の結婚式」とのお話を聞いたときに、率直にどのように感じましたか。
又吉さん:まず、僕はまだ結婚をしてないので、結婚式についてどういう準備があるのかも知らなかった。2100年というのもかなり未来のことを考えなきゃいけないな…と。でも、考えていて楽しかったですね。結果的に、2100年の結婚式をテーマにいただいたのに、2200年から描くという変な事をしてしまったのですが…(笑)
司会:ありがとうございます。お話を聞いて作品がどんな感じなのか、楽しみにされている方も多いかと思います。早速執筆いただいた「2100年の結婚式」をテーマにした作品のお披露目をしたいと思います。又吉さんお願いします!
又吉さん:はい、こちらです!
又吉さん:お披露目したものの、皆さん今一気にこの量を読もうとはされないですもんね。速読できる人でしたら、もうすでに読み終わっているかもしれないですけど。
司会:又吉さんありがとうございます。改めまして作品のタイトルは「2100年の結婚式」。なんと、2200年に生きる又吉さんの子孫が登場して、2100年の結婚式について、手紙で教えてくるという物語です。又吉さん、この物語にはどんな思いが込められているのでしょうか。
又吉さん:結婚式が、人と人とが家族になって、そこから家族が更に増えていく場所なので、自分の子孫が出てくるというのは、結婚式にふさわしいのではないかと思いました。(登場人物は)自分の子供かどうかはわからないですが、例えば僕の姉の子孫の子供かもしれないし…家族や仲の良いメンバーとの結婚式という場があって、命が繋がっていく。間接的に未来と自分たちが色濃く繋がれる場所なのかな、というイメージがありました。
司会:私もみなさんに先立って、作品を拝見しました。今回のイベント展示のように過去・現在・未来をいったりきたりして進むお話がとても印象的でした。このアイディアは、どんなところから着想を得たのでしょうか?
又吉さん: わりと正直に書く方なので、「2100年の結婚式」を考えた時に楽しそうと思ったものの、考えてみると結構難しいテーマで。世界はすごいスピードで変わっていくので、どういう風になっていくのか予想がつきにくいんです。歴史の中でのぶり返しではないですが、技術的に新しくしようという時期と、一回立ち止まってゆっくり考えようという時期と、時代によって雰囲気が違う。2100年と2110年でもまた違うと思いますし。そう考えていると、なんでもできそうで結構難しい。それを正直に書くのに困っている自分からスタートし、子孫から助けがくる設定にしました。
司会:作品のクライマックスのシーンが「2100年の結婚式を見ていて胸がいっぱいになりました」、という一文がありました。私自身も作品を通して胸がいっぱいになったのですが、これから結婚式を挙げたいと考えているカップルに向けて、作品を通してどういったメッセージを届けたいですか?
又吉さん:既婚者が結婚式を語る時は、結婚式が始まりで、あとには現実があるけれど、結婚式での感動がこれからの支えになる、というじゃないですか。でも僕は結婚してないので、それはそうなんだろうと思いながらも、結婚式が特別な一日で、特別な体験であるということを強く書ければいいなと。これから結婚式を挙げる方も、色々大変なことはあると思うんですが、その瞬間はめちゃくちゃ楽しんで、浮かれて、自分が今日は世界の主人公なんだ!という気持ちでいいんじゃないかと思います。
司会:なるほど。菊地さんは初めてこの作品をご覧になられたときに、とても感動されたというお話をお聞きしました。作品をみた感想をお聞かせください。
菊地:思わず「すごい…」と、読み終わった後に言ってしまいました。2100年の結婚式でお願いしていたので、そのつもりで読み進めていたのですが、突然2200年からスタートしており、我々の想像を超えたというのにまず驚きました。また、見たことない技術を想像しながら書いてくださっているのに、読みながら私もシーンが浮かぶようなリアリティがあって、本当に凄いなと。読んでいるうちに、過去も今も未来も、どこが今でどこが過去なのがわからなくなる感じがあって、今回の「カコ・イマ・ミライ」を一続きに見ていただけるイベントにぴったりだなとも思いました。
司会:ありがとうございます。今回の作品はまさに又吉さんの人柄がにじみ出ているような作品だなと感じました。この作品では又吉さんは結婚されて、子孫がいるという設定になっています。改めて、今回のプロジェクトは、「Wedding Park 2100ミライケッコンシキ構想」というテーマですが、又吉さんにとって”結婚”とは、どういったイメージをお持ちでしょうか。
又吉さん:結婚は、いつかしてみたいことですね。子供の頃のイメージでは40歳には結婚していると思っていました。明るく楽しい友人の結婚式に参加したことがありますが、「ああ、いいなあ。」と。結婚式に行くと、出席した人たちと新郎新婦との関わり方とか、その人の歴史が見えるというか、層が見えるというか。小学校、中学校、高校、職場の友達、先輩後輩など、そうやってわかるのも面白いなと。いつもお祝いしたいな、と思って(結婚式へ)行くのに、それ以上のお土産をもらっている感覚ですね。
司会:ありがとうございます。さらに、今回のプロジェクトは、これから結婚を控え、結婚式を行いたいと思っているおふたりを応援する想いで始まったプロジェクトです。
昨今、結婚式のカタチも変化しているようですが、又吉さんの考える、理想の結婚式のイメージなどはございますか?
又吉さん:その人ならではの個性みたいなものが入っているといいですよね。僕も自分の好きな趣味みたいなものを活かせたらいいなと。畳くらいの大きさの本を開いたら中から僕が出てくるとか、出席しないと思っていた相方がハーレーに跨って登場して、「おめでとう!」と言ってそのまま帰っていくとか。そういう結婚式とか憧れたりするんですけど。頭の中では想像できますけど、実際にはもっとこじんまりしたものかもしれないです。
司会:又吉さんはプライベートでも和装を着ているイメージなのですが、又吉さんが結婚するなら和装なのでしょうか。
又吉さん:和装の結婚式は憧れますね。もちろんパートナーの意見もありますもんね。そこ揃ってないってありますか?
菊地:そんなに多くはないですが、今は自由になってきているので、そういった形もいいのではと思います。もっと古い時代の結婚式の写真を見ると、紋付とウエディングドレスという組み合わせもあるので、絶対にこれでなければならないというのはないですが、一般的には揃えるのが多いですね。
又吉さん:なるほど。大正モダンとかは、和装や着物にハット帽を被ったり、ブーツをはいたり…自由な着こなしをしていたから、そういう流れがあってもおかしくはないですよね。
司会:先ほどは、理想の結婚式のイメージをお聞きしましたが、又吉さんがこれまで参列された中で、印象に残っている結婚式について、教えていただきたいと思います。
事前に又吉さんには特に印象に残ったポイントを書いていただきましたので、こちらで発表していただけますか。
又吉さん:「バンザイ」です。長崎亭キヨちゃんぽんという後輩がいるんですけど、名付け親という事もあって結婚式に招待してもらって、当日「挨拶とかもあるだろうな」と思い、彼との思い出を色々考えていたのですが、挨拶はなく…。「式の最後に全員でバンザイをする際の号令をお願いします」と言われました。長崎ではあるようなのですが、自分が万歳の号令をかける日がくるとは思っていなくて、しかもそれ唐突にやってきたので、印象深くて。最初は恥ずかしく、なんなんだろうと思ったんですけど、参加された方全員で「バンザイ」と言ったときの気持ちよさ、みんなの声が重なって力になる感じがあって印象に残っていますね。
司会:菊地さん、土地や地域によって結婚式の個性があったりするのでしょうか。
菊地:そうですね。結婚式は、その土地土地の個性や文化が結構あります。九州の結婚式に万歳があるとは知らなかったのですが、気持ちよさそうですね。
又吉さん:もしかしたらきよちゃんの嘘かもしれないので勝手なことは言えませんが…(笑)。でもあるとは言ってました。沖縄ではカチャーシーをみんなで踊るとかありますしね。そういう結婚式もいいですよね。
司会:最後に、これから結婚式を行いたいと思っているカップルのみなさまへ、
お二人からそれぞれメッセージをいただきたいと思います。
又吉さん:結婚はお互いが生活をしてきて、この人と一緒に家族になろうという、とても尊いもの。ぜひ記念になるような結婚式を挙げてほしいと思います。
菊地:今、結婚式の形が多様化してきています。「結婚式ってこういうもの」とイメージで括られることも多いのですが、今は本当に自由な結婚式ができます。先ほど又吉さんが仰っていたような衣装の自由もありますし、このプロジェクトをきっかけに、結婚式は自由で楽しいものであると知ってもらえたら嬉しいです。
■「Wedding Park 2100」イベント概要(現在は終了しております)
https://2100.weddingpark.net/mirai/event/204/
日時:2021年3月19日(金)~21日(日)11時~18時
※開催日時は変更になる場合がございます
場所:新施設ポップアップ型ショールーム「MuSuBu」
東京都港区白金台4-9-19 HAPPO-EN URBAN SQUARE 1階&2階
2021年3月21日をもちまして、「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」のリアルイベントは終了いたしました。現在、イベント会場のバーチャルツアー&音声ガイド、体験リポート動画など、オンラインでイベントをお楽しみいただけます。ぜひご覧ください。
【オンライン開催】イベント会場のバーチャルツアー&音声ガイド、体験リポート動画を公開中!
https://2100.weddingpark.net/mirai/event/587/
又吉直樹さん等、総勢14名のクリエイターによる「2100年の結婚式」をテーマにしたオリジナル作品を公開【Wedding Park 2100 CREATORS WORKS】
https://2100.weddingpark.net/mirai/report/637/
株式会社ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、今後もデジタル技術の力で、ウエディング業界を全面支援できるよう尽力してまいります。
【株式会社ウエディングパーク概要】
社名:株式会社ウエディングパーク https://www.weddingpark.co.jp/
所在地:東京都港区南青山3丁目 11-13 新青山東急ビル6F
設立:1999年9月
資本金:2億3198万円
代表者:代表取締役社長 日紫喜 誠吾
事業内容:ウエディング情報サービス事業
【運営サービス一覧】
■結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park(ウエディングパーク)」
https://www.weddingpark.net/
■海外・リゾートウエディングのクチコミ情報サイト「Wedding Park海外」
https://foreign.weddingpark.net/
■結婚衣装選びのクチコミ情報サイト「Wedding Park DRESS」
https://dress.weddingpark.net/
■フォトウエディング・前撮りの検索サイト「Photorait(フォトレイト)」
https://www.photorait.net/
■婚約・結婚指輪のクチコミ情報サイト「Ringraph(リングラフ)」
https://ringraph.weddingpark.net/
■結婚の“今”と“未来”を考えるメディア「結婚あした研究所 by Wedding Park」
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ウエディングパーク
経営本部 広報・宣伝 飛田/宮﨑
TEL:03-5414-2290 FAX:03-5414-2291
E-Mail:pr_wp@weddingpark.co.jp
以上
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