アートが生まれる過程をテーマにした「異彩の軌跡展 with ヘラルボニー」をITOCHU SDGs STUDIOにて開催

12月12日・13日で作家によるライブペイントを実施

ヘラルボニー

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、12月12日より開催する「アートが生まれる過程」をテーマにした展覧会「異彩の軌跡展 with ヘラルボニー」(主催:ITOCHU SDGs STUDIO)の企画監修として参画いたします。

「異彩の軌跡展 with ヘラルボニー」では、ヘラルボニーが契約する9名の異彩作家が作品を生み出すまでの軌跡を紹介します。落として描く、寝転がって描く、ひたすら反復するなど、彼らの独特の創作スタイルには、固定概念に囚われない作家の多彩な個性が映し出されています。本展示会では、作品そのものを鑑賞するだけでなく、創造性や多様性に溢れた「軌跡」を体験いただけます。ぜひ、「軌跡」の体験を通して、自由な可能性に満ちた「異彩」を感じてください。


また、本展示会オープン後の12月12日(火)、13日(水)の2日間、0.03〜0.7mmのペンを使い、緻密なアートを描く作家・笠原鉄平氏(在籍:PICFA)が会場にてライブペインティングを実施。来場者の方々とコミュニケーションを取りながらモチーフやキャラクターを壁や床一面に描いていきます。また、ライブペインティング後も最終日までに会場に訪れる方が作中のモチーフやキャラクターを自由に選び、好きな色を加えていくことで徐々に出来上がります。ぜひ、異彩作家の「軌跡」の瞬間に参加してみてください。


■概要

主催:ITOCHU SDGs STUDIO

協力:株式会社ヘラルボニー

期間:2023年12月12日(火)~2024年1月31日(水)

時間:11時~18時

休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合、翌営業日が休館となります。)

会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY

(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1)

料金:無料


■作家・笠原鉄平氏 ライブペイント概要

日時:2023年12月12日(13〜18時)、13日(11〜18時)

料金:無料

※作家の出演時間は変更の可能性がございます。


■展示内容

「アートが生まれる過程」を4つの視点で展示します。「描く方法」「描くモノ」「描く目的」「描く場所・空間」の視点でそれぞれ異なる手法で作品を生み出す8人の異彩作家たちの軌跡を紹介します。


①「落とす」|菊地真歩 のぞみの家(東京都)在籍

【描く方法】スポンジや雑貨を用いたインタラクティブなアート作品

周りを明るくする笑顔が魅力的な一方、絵画を目の前にすると真剣な眼差しに変わる菊地氏。丸いスポンジを転がして描くスタイルから出来上がる放物線を描くようなタッチが特徴。車椅子と共に、机から落とされる前の、色のついたスポンジがたくさん置かれた机と実際に落とされたスポンジや雑貨を展示。スポンジを落とすことによって描かれていくアートを再現。


②「重ねる」|藤田望人 大分県在住

【描く方法】重ねられたレイヤーを実体験できる展示作品

ロゴマークや文字に強いこだわりを持ち、小学生の頃から好きなものを自らの手で描いては、それらを切り取り、重ねていくことでアートを創作する藤田氏。会場ではそんな作品を原画で展示するとともに、保管されていた未使用のアートの端材も合わせて展示。少し厚みのある原画や端材から彼の創作の軌跡を感じられる。

③「繰り返す」|中川ももこ やまなみ工房(滋賀県)在籍

【描く方法】アートを描く音を体験できる展示作品

使用する画材はカラーマーカーペンやペン等様々で、道具へのこだわりはほとんどなく、ただ書き重ね変化していく文字や筆の音、手に伝わる感触を楽しむかのように、止むことなく描き続ける中川氏。ご本人がアートを反復して書いているときの音を採集して、会場でループ再生。絵画からイヤホンを接続しているような展示にすることで、作品を見ながら音を聞き、作画方法を想像できる。

④「押す」|山根孝文 やまなみ工房(滋賀県)在籍

【描く方法】手作りの画材を使用して絵を描く体験ができる作品

巻いて棒状にしたダンボール紙や紙コップ、ゴム判子等、様々な素材の判子を用いて自分の好きな色を決めて、判子を一つ一つ確実に丁寧に押していくのが山根氏のスタイル。実際に使用されているさまざまな手づくりの画材を展示。横では、その画材を使って実際に絵を描く体験ができるミニスペースも用意。


⑤「推す」|早川拓馬 希望の園(三重県)在籍

【描くモノ】思考をリアルに再現した展示作品

電車とアイドルが大好きな早川氏。元々電車とアイドルを別々に描いていたが、だんだんとその二つが融合し、体の中を電車が駆け巡る今の作風となった。1枚の作品は大きなものとなると約1年半かけて描かれる。本展示では早川さんの頭の中を覗き込むようなオブジェを用意。その中に、アイドルの映像や電車の写真などを展示。

⑥「削る」|岡部志士 希望の園(三重県)在籍

【描く目的】絵画制作過程で生まれる「コロイチ」を展示する作品

クレヨンを塗って面を創り、色を消すようにニードルで削ってできたクレヨンのカスを集めて、粘土のようにして遊びながら作品を創るのが岡部氏のスタイル。絵画を描く過程で生まれる「コロイチ」をショーケースや材料とともに、一美術作品として展示。

⑦「寝転がる」|岡元俊雄 やまなみ工房(滋賀県)在籍

【描く目的】制作スタイルをシミュレーションできる展示作品

人物や風景画等、雑誌や画集をモチーフに墨汁と割り箸1本のみを使用して次々に作品を生み出す岡元氏。いつも、ひとりお気に入りの音楽を聴きながら、寝転がり肩肘付いて描く岡元氏の実際の制作スタイルをなぞらう展示に。

⑧「楽しむ」|笠原鉄平 PICFA(佐賀県)在籍


【描く場所・空間】来場者参加型の壁や床一面に広がる空間アート作品

笠原氏が白いキャンバスに表現するのは、0.03から0.7mmまでのペンで描く唯一無二の個性豊かなキャラクター達。それぞれ表情や格好が違い、画面の中で踊っているように表現される。本展示では空間全体(壁や床)に出力された笠原氏の作品の中で自分が気に入った人やキャラクターに来場者が色を付けたり、余白箇所に来場者自身が新たなキャラクターをを描き加えていくことで、来場者参加型の空間アート作品が出来上がる。


■12月7・8日開催「クリスマスオーナメントワークショップ」概要

ヘラルボニー契約作家の小林覚氏が今回の展示に合わせて、五十音の全文字を1文字ずつ制作。親子で一緒に、その新作の文字から、好きなものを選び「言葉」をつくっていただきます。それぞれの言葉や文字に色紙で色を当ててあげながら自分だけのクリスマスオーナメントを仕上げます。完成したオーナメントはヘラルボニー作家の作品と共に、展示会場を彩るツリーとして飾られます。

開催日  : 2023年12月7日(木)〜8日(金) 

時間   :①13:00~13:30 ②15:30~16:00

開催場所 :ITOCHU SDGs STUDIO Radio station

対象年齢 :未就学児~小学校低学年

参加条件 :事前予約制 

参加人数 :各回10組 

参加費用 :無料

ご予約方法: https://coubic.com/itochu_kidspark/2250121


<小林覚プロフィール>

るんびにい美術館(岩手県)在籍

よく見ると、いろいろな数字がつなげて描かれているのがわかる。小林さんは養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。彼の好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。


【ITOCHU SDGs STUDIO】

◆SDGsを様々な角度から切り取った情報発信・体験の場をつくり、「人と商いと地球」をつなぐカルチャープラットフォーム。

◆SDGsに関わる活動をされている団体等への展示スペース・SNS発信等の撮影スペースとして無償提供。

◆ラジオブース設置及び当社冠番組『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』における世の中の「SDGs」の取り組みを発信。(番組ナビゲーター:SHELLY氏)


場所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden

オフィシャルサイトURL:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/#SDGsstudioArea

オフィシャルインスタグラム:https://www.instagram.com/itochu_sdgs_studio/


【株式会社ヘラルボニー概要】

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。ライフスタイルブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。


会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38

代表者:代表取締役Co-CEO 松田 文登松田 崇弥、松田 文登


・コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

・オンラインストア:https://store.heralbony.jp/



このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ヘラルボニー

111フォロワー

RSS
URL
http://www.heralbony.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市開運橋通2-38 HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号
-
代表者名
松田 崇弥、松田文登
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年07月