工場革新のためのIT実装が思うように進まない会社に贈る!書籍『誰も教えてくれない製造業DX成功の秘訣』発売
株式会社日刊工業新聞社
2024年6月27日
PRESS RELEASE
書籍『誰も教えてくれない製造業DX成功の秘訣』発売
2024年6月29日
株式会社日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『誰も教えてくれない製造業DX成功の秘訣』(荒谷茂伸 著)を発売します。経済産業省をはじめ産業界でも「DXをやらなくてはダメだ」「DXに対応しないと国際競争に乗り遅れる」との声がこのところ強まっています。しかし、大手も含め国内製造業の現場を訪ねると、DXに行くその前の段階にとどまっている現実に直面します。
◆品質確保や生産性向上にIT活用は不可欠
多くの製造現場では、作業者による品質のバラツキや作業ミスの抑止、新任担当者への教育時間の確保、生産データの収集とモニタリングなど生産性向上への課題を抱えています。熟練の技や暗黙知の継承がこれまで以上に困難になるほか、労働人口の減少に伴う自動化進展など日本の製造現場の環境は激変する見通しです。そんな製造現場を支援するには情報技術の活用が欠かせません。
◆現場から「紙をなくす」「手作業をなくす」のが第一歩
しかし、DXに向けた第一歩として大事な、現場から「紙をなくす」「手作業をなくす」ことがまったくできていないのです。理想は現場のプロセスを自動化し、ロボットを入れて対応することですが、これだと設備費や運用コストが高価になり現実的ではありません。また昨今では、こうした工場革新をベンダーに丸投げで頼るIT実装の時代は終わり、現場主導でサクッと仕組みを構築することで生産性向上と付加価値創出を実現する時代を迎えました。
◆現場データを見える化→分析するIT実装手法がわかる!
本書では、これまでのIT利用法の限界を説きながら、今後現場で適用され、正しく使えるDXの進め方と着手すべき要点を明らかにしています。ベンダーに翻弄されることなく、コストミニマムなシステム投資と全社での運用像を示すことにより、業務改善・品質保証・生産性向上を実現する勘どころを踏み込んで解説しました。
◆目次
第1章 なぜ、デジタル化が実現できないか
第2章 日本の製造業でデジタル化の実現に必要なことは
第3章 知らないでは済まされない実現方法
第4章 DXを展開するプラットフォームTULIP
◆書籍情報
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
仕様:B5判、並製、160頁
ISBN:978-4-526-08341-9
発行:日刊工業新聞社
発行日:2024年6月29日
◆著者紹介
荒谷 茂伸(あらや しげのぶ)
T Project 代表取締役
1966年生まれ。北海道大学工学修士課程修了後、1990年に等松トゥシュロスコンサルティングに入社。金融業・製造業(販売系)・不動産業などのシステム導入コンサルティング・開発に携わる。ユーザー系システム会社を経て、2003年に日本ベリサインへ転職。セキュリティコンサルティングやソリューション営業に従事する。2010年に独立し、金融システムやインターネットセキュリティのコンサルティングなどを行う。2020年、TULIPの日本展開を行うためDMG森精機入社(2019年、Tulip社と業務資本提携)。2020年9月、T Projectを設立して代表取締役に就任。
◆問い合わせ
日刊工業新聞社
書籍編集部 03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7403
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