リーガルテック社、次世代VDR「リーガルテックVDR」にLLM生成AI「AI孔明」を統合し、法務市場の契約管理・コンプライアンス対応を加速
~ AI孔明が自動分析し、リスクを軽減 ~
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2025年2月21日 リーガルテック株式会社(本社:東京都、代表取締役:佐々木 隆仁)は、バーチャルデータルーム(VDR)「リーガルテックVDR」に、大規模言語モデル(LLM)を活用した生成AI「AI孔明」を統合したことを発表しました。本統合により、法務市場における契約審査、コンプライアンス管理、法務リスク分析、監査対応のプロセスを劇的に効率化し、意思決定の迅速化を実現します。
■AI孔明とは
AI孔明は、諸葛孔明にあやかり命名された生成AIで、企業内データと知的財産をシームレスに統合・活用するために設計されたプラットフォームです。高速データベース技術と大規模言語モデル(LLM)を組み合わせ、社内の機密データを安全に活用できる環境を提供します。
■ 背景:法務市場における意思決定の迅速化が求められる
法務業務では、膨大な契約書の精査、規制適合性の確認、コンプライアンス対応、訴訟管理など、多岐にわたる業務が求められます。しかし、契約審査には膨大な時間とコストがかかり、リスク管理の負担が増大していました。
「リーガルテック VDR × AI 孔明」の統合により、これまで手作業で行っていた契約レビュー、リスク分析、規制対応のプロセスを AI が自動化し、業務の効率を飛躍的に向上させるとともに、より迅速かつ正確な意思決定を可能にします。
■ 「リーガルテック VDR × AI 孔明」統合の主なメリット
本統合により、「リーガルテック VDR」は単なるデータ管理ツールから、インテリジェントなリーガルテックプラットフォームへと進化します。
1. LLM 生成 AI による契約書のリアルタイム解析
■ 契約リスクの自動抽出とレビュー時間の短縮
・「この契約のリスクポイントを教えてください」と質問すると、AI が違約条項、独占禁止法違反の可能性、訴訟リスクを即座に抽出。
・M&A、取引契約、ライセンス契約などのレビュー時間を大幅に短縮。
■ 規制適合性チェックとコンプライアンス管理
・AI が契約書を解析し、GDPR、独禁法、労働法などの規制適合性を自動チェック。
・例:「この契約は最新の個人情報保護法に適合していますか?」→ AI がリスク要因を指摘。
■ 契約審査の透明性向上と業務負担の軽減
・企業法務部門の契約チェック負担を削減し、リーガルアドバイザーの業務を効率化。
2. 訴訟リスク管理と紛争解決の支援
■ 法令データベースとの連携
・AI が契約書を解析し、関連法令を分析。
・例:「この契約に関する法令を教えてください」→ AI が関連法令を抽出。
■ 紛争リスクの事前予測
・契約内容から将来的な訴訟リスクを予測し、予防策を提示。
・例:「この契約は独占禁止法に違反する可能性がありますか?」→ AI が過去の事例と比較し、リスク評価を提示。
3. 多言語翻訳でグローバルリーガル対応を加速
■ クロスボーダー取引の契約審査を高速化
・日本語・英語・韓国語・中国語・フランス語・ドイツ語の6ヶ国語に対応。
・海外のクライアントや提携先との契約書をリアルタイム翻訳し、審査の時間を短縮。
■ 国際法務・規制対応の効率化
・例:「この契約の英語版と日本語版の意味が一致しているか確認してください」→ AI が自動比較し、相違点を指摘。
4. FAQ 機能の搭載でナレッジ活用を最大化
■ 法務業務の標準化とナレッジ共有
・「この契約類型でよくある質問は?」と入力すると、AI が FAQ を自動作成。
・過去の案件を基にナレッジデータベースを構築し、社内法務業務を効率化。
5. 監査ログ・コンプライアンス対応の強化
■ 契約履歴の完全なトレーサビリティを確保
・AI が契約の変更履歴やアクセス履歴を記録し、改ざんや不正リスクを検知。
・例:「この契約の修正履歴を教えてください」→ AI が過去のバージョンと比較し、変更点を提示。
■ 企業のガバナンス強化
・法務部門、コンプライアンス部門、監査チームが契約管理・監査業務を一元化し、リスク管理を強化。
■ 法務市場における「リーガルテック VDR × AI 孔明」の活用ポイント
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機能 |
具体的な活用方法 |
迅速化される業務 |
契約書レビュー |
重要条項やリスク要因を自動抽出 |
契約チェックの時間短縮 |
コンプライアンス対応 |
GDPR、独禁法、労働法の適合性チェック |
規制対応の効率化 |
訴訟リスク管理 |
過去の法令データを基にリスク分析 |
紛争予防の精度向上 |
リアルタイム Q&A |
「この契約で最も重要なポイントは?」などの質問に即回答 |
法務業務の効率化 |
多言語翻訳 |
国際取引契約をリアルタイム翻訳 |
グローバル法務の迅速化 |
監査ログ管理 |
契約履歴の完全なトレーサビリティを確保 |
企業ガバナンスの強化 |
■ 今後の展開
リーガルテック社は、今後も AI 技術の進化を取り入れ、法務市場向け VDR の高度化と市場拡大を推進していきます。将来的には、ブロックチェーン技術を活用した契約の真正性保証や、スマートコントラクトによる契約締結の自動化などの新機能を開発し、法務業務のさらなる効率化を実現する予定です。
■リーガルテック株式会社について
会社名: リーガルテック株式会社
設立: 2021年3月
資本金:2億4,000万円(資本準備金含む)
代表取締役社長: 佐々木 隆仁
企業理念: 知財の民主化、知財の創造と活用を通じて、イノベーションを育む知価経済社会を実現する
企業ビジョン:知財特化型AIリーガルテック企業
所在地: 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
事業内容:
知的財産とリーガルテック分野において、最先端のAI技術を活用した多様なサービスを提供しています。プライベートAI特許管理システム「MyTokkyo.Ai」の提供をはじめ、知財ポータル「Tokkyo.Ai」の運営、知的財産の取引を支援する「IPマーケットプレイス」、オープンイノベーションを促進する「Innovationマーケットプレイス」を展開し、企業の知財戦略を強力にサポートしています。また、機密情報を安全に管理・共有できる「リーガルテックVDR」や、知財契約管理を効率化する「keiyaku.ai」、オンライン商標サービス、さらに知財判例・訴訟検索を可能にする「LegalSearch」を提供し、知的財産の管理・活用を総合的に支援しています。
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