HVC KYOTO 2025 Demo Day 海外市場へ挑む採択スタートアップ22社発表
10年目の日本最大級ヘルスケア特化型ピッチ参加者募集|7月1日開催
日本貿易振興機構(以下、ジェトロ:京都貿易情報センター所長 村上義)、京都府(知事 西脇隆俊)、京都市(市長 松井孝治)、京都リサーチパーク株式会社(以下、KRP:代表取締役社長 浅野貢男)が主催する、ヘルスケア領域の国境を越えたビジネス展開を支援するイノベーションプラットフォーム「HVC KYOTO(以下、HVC)」の2025 Demo Dayを2025年6月30日〜7月1日の2日間で開催します。10年目となる本年は、創薬・バイオ・再生医療・デジタルヘルス・医療機器等のスタートアップを22社採択。採択スタートアップの中から選ばれるファイナリストが登壇する7月1日のピッチについて一般参加者を募集します。スタートアップとのパートナリングに関心がある大企業の方、投資先スタートアップを探索したいVCやCVCの方、今後起業を目指しているアカデミアの研究者の方、大学の技術移転を促進したい産学連携部門の方等、皆様のお申込みをお待ちしています。
事前申込: https://hvckyoto2025.peatix.com
■採択スタートアップについて
本年も多数の応募があり、22社のスタートアップ(起業前の研究者含む)が選考を通過し採択されました。Demo Dayではさらに審査を勝ち抜いた15社程度がピッチ予定です。「Biotech部門」は主に創薬・バイオ・再生医療などの事業を対象とし、「Medtech部門」は主にデジタルヘルス・医療機器などの事業を対象とします。

■Demo Day について
今年のDemo Dayも、海外製薬企業や海外VC・アクセラレーター等からのゲストも京都の現地会場での参加が予定されています。1日目には、パートナーとスタートアップとの個別商談会、およびレセプションパーティーを開催し、HVCのイノベーションプラットフォームを体感していただきます。2日目はピッチと基調講演を開催し、最新の知見や技術に触れていただきます。一般の方は、事前申込により、2日目のみ現地参加が可能です。
6月28日からはHVCに先立ち、KSAC主催により、バイオメディカル分野における創造性・革新力・トランスレーショナルリサーチの実践力を高めるワークショッププログラム「SPARK BIE Workshop in Japan」が、京都リサーチパークにて開催されます。選抜チームはHVC Demo Dayでの登壇を予定しています。また、HVC Demo Dayの翌日からは、Web3・AI・SaaS等の幅広いテクノロジー領域のスタートアップが集結する「IVS KYOTO」も開催されます。連日のスタートアップイベントが京都で開催され、最先端のスタートアップエコシステムを存分に体験できる絶好の機会です。この1週間は京都で、スタートアップの「今」と「未来」を肌で感じ、新たな刺激と出会いを満喫してください。皆様のお申込をお待ちしております。
~Demo Dayはこんな方におススメ~
・スタートアップとのパートナリングに関心がある大企業の方
・投資先スタートアップを探索したいVCやCVCの方
・今後起業を目指しているアカデミアの研究者の方
・大学の技術移転を促進したい産学連携部門の方
■開催概要
1.名称:HVC KYOTO (Healthcare Venture Conference Kyoto)2025 Demo Day
2.日時:2025年6月30日(月) Demo Day Day1(個別商談会・レセプションパーティー)
2025年7月1日(火) Demo Day Day2(ピッチ・基調講演) ※一般参加可
3.会場:KRP4号館 地下1階「バズホール」他 (京都市下京区中堂寺粟田町93)
4.内容:採択スタートアップによるピッチ、国内外の有識者による基調講演、ネットワーキング、
個別商談会(採択スタートアップとパートナーのみ)
5.言語:英語(同時通訳あり)
6.詳細・参加お申込み:https://hvckyoto2025.peatix.com
※ご取材いただけるメディア関係者の方は末尾記載の事務局までご連絡ください
7.主催:日本貿易振興機構(ジェトロ)、京都府、京都市、京都リサーチパーク株式会社
8.リードアドバイザー:小栁智義(京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)
ビジネスディベロップメント室 室長 特定教授)

<メッセージ> ライフサイエンス業界は海外の不況の一方で、国内は政府の強力な支援が功を奏し、日本の研究成果、スタートアップに注目が集まっています。しかし、いくら原石が転がっていても磨く技術がなければ価値は生み出せません。今年のHVC KYOTOではDemo Dayまでの道のりが例年以上に激戦となりました。開発早期の意欲的な開発プロジェクトが目立つ一方で、事業化の計画が十分でないケースがあるのも事実です。基礎技術の実用化を目指す研究者、VC、トランスレーショナルリサーチに取り組む大企業の関係者の参加をお待ちしております。
<略歴>”HVC KYOTO”(2016年開始)、“Research Studio powered by SPARK”(2018年開始)など、アカデミア発医療系スタートアップのトレーニングを数多く手掛ける。スタンフォード大学にてTranslational Researchの教育プログラム“SPARK”を設立したMochly-Rosen教授に師事。多国籍企業での営業・マーケティング職、創薬、再生医療ベンチャーでの事業開発職を歴任。京都大学、筑波大学で、複数のジョイントベンチャーおよび、スタートアップ企業創出に関わった後、2022年9月より現職。厚生労働省ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム全体委員。
9.アドバイザー:

・Buzz Palmer |
Chief Executive Officer, MedTech Actuator/Professor, University of Melbourne |
・Dan Wang |
Regional Head, External Scientific Innovation APAC, Johnson and Johnson |
・稲村 誠一 |
中外製薬株式会社 事業開発部 サーチ&エバリュエーション グループ長 |
・井上 智子 |
Red Capital株式会社 代表取締役 |
・小川 聡 |
TMI総合法律事務所 京都オフィス パートナー弁護士 |
・河野 修己 |
京都大学イノベーションキャピタル株式会社 執行役員 事業企画部長 |
・楠 淳 |
Senior Director, Japan Country Lead & Regional Strategic Sourcing Liaison, External Scientific Innovation APAC, Johnson and Johnson |
・佐竹 晋 |
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)京都貿易情報センター 産学連携コーディネーター |
・玉井 馨子 |
中外製薬株式会社 事業開発部 サーチ&エバリュエーション シニアマネジャー |
・野口 昌克 |
広島大学 バイオデザイン部門 特命准教授/埼玉大学 研究機構オープンイノベーションセンター 特命准教授/Medical Excellence Japan シニア戦略アドバイザー |
・森口 悠 |
大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学(整形外科) 国際医療センター 特任講師 |
・森中 紹文 |
リジェネフロ株式会社 代表取締役CEO |
・山寺 純 |
株式会社Eyes, JAPAN 代表取締役兼チーフ・カオス・オフィサー |
※その他、海外から複数のコメンテーターを招聘中。
10.共催:関西イノベーションイニシアティブ(KSII)、京都大学成長戦略本部、京都大学イノベーションキャピタル株式会社
11.パートナー:

<プラチナパートナー>中外製薬株式会社、東急不動産株式会社
<ゴールドパートナー>株式会社アイティーファーム
<シルバーパートナー>アステラス製薬株式会社、カクタス・コミュニケーションズ株式会社、株式会社DG Daiwa Ventures、アイパークインスティテュート株式会社、日本たばこ産業株式会社医薬総合研究所、Johnson and Johnson、公益財団法人川崎市産業振興財団、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、株式会社ケイエスピー、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、株式会社ロッテホールディングス、マルホ株式会社、MedTech Actuator、三菱UFJキャピタル株式会社、三井化学株式会社、塩野義製薬株式会社、イントラリンクス合同会社、TMI総合法律事務所、株式会社WuXi AppTec Japan
(2025年5月27日時点)
12.後援:特許庁、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)、大阪府、兵庫県、大阪市、神戸市、近畿経済産業局、公益社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、京都商工会議所、神戸商工会議所、公益財団法人京都産業21、公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構、公益社団法人京都工業会、一般社団法人京都知恵産業創造の森、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)、NPO法人関西健康・医療学術連絡会、NPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議、関西健康・医療創生会議、関西医薬品協会(KPIA)、バイオコミュニティ関西(BiocK)、CIC Japan、Plug and Play Japan株式会社、合同会社SARR、デュッセルドルフ市 経済振興局、香港投資推進局(インベスト香港)
■HVC KYOTOとは:
HVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、ヘルスケア領域における革新的な技術を持つ国内外のスタートアップと、オープンイノベーションに積極的な国内外の事業会社・ベンチャーキャピタル・インキュベーター等からなるHVCパートナーが集まるイノベーションプラットフォームです。HVC KYOTOでは、採択されたプレシードを含むシードからアーリー期を中心としたスタートアップに、パートナーとの連携や成長に資する接点機会を提供しており、Demo Dayでは、日本最大級のヘルスケア領域に特化した英語によるスタートアップのビジネスピッチ、およびスタートアップと事業提携先や共同研究先、出資先を探索するパートナーとのマッチングを実施しています。これまで9年間の採択スタートアップは174件(創業前の案件含む)にのぼり、採択後資金調達額は累積765億円(2025年3月現在・公開情報・国内企業限り)を超え、海外拠点開設・大型事業提携・J-Startup認定・AMED事業採択など、過去登壇者は目覚ましい活躍に繋がっており、ヘルスケア領域のスタートアップ・研究者の登竜門としても認知されています。
2025年2月には、内閣府主催の第7回日本オープンイノベーション大賞にて、「経済産業大臣賞」を受賞。オープンイノベーションのプラットフォームのロールモデルになり得ると評価されました。
その他にも2023年3月、特許庁が運営する「IP BASE AWARD」で、エコシステム部門「奨励賞」、同年9月、サイエンスパークの国際組織IASPが運営する「IASPインスパイアリング・ソリューション・プログラム」で世界3位に選ばれる等、HVCはプラットフォームとして国内外からの評価を集めています。

■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて510組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。
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