DV、貧困、障がい――“寄り添い型”で32名の学生を応援 パルシステム給付型奨学金
複雑な事情抱える18名へ新たに給付を開始
寄せられた募金は年間4千万円超
新たに給付する18名は、パルシステムの活動エリアを中心とする地域で生活を送る大学(短大含む)や専門学校に通うみなさんです。それぞれ経済的貧困にくわえDVやヤングケアラーといった問題に直面し、支援を必要としています。
パルシステムの奨学金制度は、対象の学生に対し毎月4万円の奨学金を給付するほか、生活相談をはじめ精神的にも学生生活をサポートする「伴走型支援」が特徴です。募金の一部は、伴走支援する団体の活動費としても活用されます。資金は、利用者である組合員からの募金によって賄われており、2022年度は4,418万9,176円が寄せられました。
パルシステムは2019年度に給付型奨学金制度を創設、2年間のモデル事業を経て2021年度から本格運用を開始しています。
▼パルシステムの給付型奨学金制度
https://www.pal-system.co.jp/about/scholarship/
※募金は、パルシステムグループ10生協(12都県)への加入者から受け付けています。
組織概要
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,569.1億円/組合員総数168.3万人(2022年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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