ヘラルボニーと盛岡市、多様性を尊重する「共生社会の実現」を目的に包括連携協定を締結
〜アートを活用し、一人ひとりがありのままに生きるまちづくりを〜
「異彩を、放て。」をミッションに掲げる株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市/代表取締役Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登/以下、ヘラルボニー)は、岩手県盛岡市と、多様性を尊重する「共生社会の実現」を目的に、包括連携協定を締結します。本社を置く岩手県盛岡市から「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会を目指します。
■ヘラルボニーの盛岡市での取り組み
ヘラルボニーは2018年の設立より本社を盛岡市に置き、岩手県ならではの文化を生かし、地元企業と連携した事業を推進してまいりました。
このような活動を通し、岩手に暮らす方や、企業と協調しながら多様性が尊重される地域に根差したまちづくりの実現を目指してきました。
2022年からは盛岡市中心部にある創業155年の百貨店カワトク1階にアートライフスタイルブランド「HERALBONY」の常設店舗を設置。
また同年10月には弊社がプロデュースした盛岡バスセンター併設のホテル「マザリウム」がオープン。宿泊費の一部がアーティストに還元されるアートルームを設置するなど、旅行者が盛岡という旅先で多様な価値観にふれるきっかけを創出してきました。
さらに、2023年10月にはJR東日本との共創事業としてJR釜石線を岩手県在住のアーティスト田崎飛鳥氏のアートでラッピング。
同年同月にはみちのりホールディングスとの共創の取り組みとして岩手県花巻市のるんびにい美術館在籍のアーティスト工藤みどり氏のアートを活用した「ヘラルボニーバス」の運行を始めました。
ヘラルボニーは今回の協定締結を皮切りに「盛岡市に暮らす一人ひとりがありのままに活躍できる包括的な社会の実現」に向けて盛岡市での事業推進を加速して参ります。
■協定を通じて実施する内容
(1) 福祉を起点としたまちづくりに関すること。
(2) アートを生かした地域振興に関すること。
(3) 産業振興に関すること。
(4)ふるさと納税の推進に関すること。
(5) その他目的を達成するために必要な事項に関すること。
今後はさらに盛岡市企業や地元の方との取り組みを通じて誰もが活躍できる包括的な社会の実現を目指し、盛岡市とともに新たな地方創生の形に挑戦していきます。
また、多様な価値観を広げるために盛岡市に住む個人や企業とさらに連携を強め変革を推進していくことも想定しております。
盛岡市
盛岡市は、人口約28万人の中核市で、南部盛岡藩の城下町として 400 年を超える歴史と先人から受け継いだ伝統をもとに、岩手県の県都として発展してきました。最近では、アメリカのニューヨークタイムズ紙の「2023 年に行くべき 52 カ所」で、ロンドンに次ぐ2番目に選ばれたことで、豊かな自然、歴史や文化など、盛岡が持つ多様な価値や魅力が改めて世界から注目されています。
本庁:岩手県盛岡市
市長:内舘茂
株式会社ヘラルボニー
ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニーです。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。ライフスタイルブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役Co-CEO 松田 崇弥、松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
ブランドサイト:https://store.heralbony.jp/
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