CO2排出量の可視化・削減プラットフォーム「e-dash」とパワーエックスが業務提携

〜パワーエックスの提供する蓄電池を活用した再エネ電力供給サービス「X-PPA」を当社お客様にご案内することを通して、CO2排出量の削減にかかる支援体制をさらに強化〜

e-dash株式会社

2025年1月30日 10時00分

CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」を提供するe-dash株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：山崎冬馬、読み：イーダッシュ、以下「当社」）は、株式会社パワーエックス（本社：東京都港区、取締役代表執行役社長：伊藤正裕、以下「パワーエックス」）と業務提携することを発表します。

本提携の内容

2050年のカーボンニュートラル達成に向けた動きが本格化している昨今、あらゆる企業にとってCO2排出量の情報開示や削減が経営上の重要テーマのひとつとなっています。こうした中、当社は「脱炭素を加速する」を掲げ、企業や自治体のお客様に向けて、CO2排出量の可視化から削減実行まで、脱炭素に向けたあらゆる取り組みを総合的にサポートするサービスを提供しています。

本提携では、パワーエックスの提供する蓄電池を活用した再エネ電力供給サービス「X-PPA」を当社お客様にご案内することを通して、CO2排出量の削減にかかる支援体制をさらに強化してまいります。

「X-PPA」は、昼間の太陽光や風力、国内バイオマスなどのベース電源に加えて、日中に太陽光によって発電された電力を蓄電池に貯め、電力需要の高まる夕方以降の時間帯に「夜間太陽光」として供給するサービスです。従来のオフサイトPPAでは、夜間に使用する電気の多くを火力由来の電源に頼っていましたが、「X-PPA」はこの課題を解決し、企業等は経済的かつ安定した電力供給を実現しながら再エネ比率を高めることが可能となります。

当社は今後も、様々なパートナーと連携しながら、脱炭素化に向けた支援内容をさらに充実させ、企業や自治体のカーボンニュートラル達成に寄与してまいります。

「e-dash」とは

「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォームです（※1）。

脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量（Scope 1・2）を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供しています。サプライチェーン排出量（Scope 3）についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能です。

さらに、CO2排出量の可視化に留まらず、三井物産のネットワークも活用しながら、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援します。