「電電ありの実会」による青葉学園への花火・西瓜等寄贈について
NTT東日本福島グループ社員等(退職したOB・OGを含む)で形成するボランティア団体「NTTふくしまグループ電電ありの実会(会長 畠山 良平)」は、社会福祉法人「青葉学園(施設長 黒沢 俊之助 様)」において8月14日(日)に開催されるおたのしみ会に向けて、以下のとおり花火や西瓜などを寄贈いたします。
1. 寄贈内容
① 花火セット (約15,000円 相当) ※事前にお届け済み
② スイカ 大6~8個(約30,000円 相当) ※おたのしみ会までにお届け
③ スポーツドリンク・麦茶 2L×6本 6箱(約5,000円) ※事前にお届け済み
2. 贈呈先
「青葉学園」 〒960-2152 福島県福島市土船字新林24番地
3. 贈呈者
電電ありの実会 会長 畠山 良平(NTT東日本 福島支店長)
4. その他
当初、青葉学園を訪問し贈呈式を執り行う予定でおりましたが、新型コロナウイルス感染者急増
の状況を鑑み、贈呈式は見合わせ、寄贈品のお届けのみとしております。
以上
「NTTふくしまボランティアグループ 電電ありの実会」 とは
吾妻山の麓、福島市土船に青葉学園という養護施設があります。青葉学園は「児童は家庭的な環境の中で養育されるべきである」という創立当初の理念を継承し、入所児童の養護と自立支援を目的としている児童養護施設で、幼児から18歳までの約50名が生活しています。
1946年(昭和21年)、戦災孤児の収容施設として茂庭村(当時)に創設され、現在地には1953年(昭和28年)に移転しました。当時は、加入区域外のためなかなか電話が設置されず、子どもたちが急病の時など本当に困っていましたが、1961年(昭和36年)2月16日に待望の電話が開通しました。開通工事は、福島電報電話局(当時)の職員の手で行われ、吾妻おろしの猛吹雪の中、23本の建柱工程を僅か3日間で完成しました。長い間待っていた電話なので、工事中は年上の園児も何かと電話局職員に気をつかうなど、微笑ましい交歓がありました。これがきっかけとなり電話開通の記念に学園に日用品・衣類を贈ったのが青葉学園園児との付き合いの始まりです。5月の節句に鯉のぼりを贈り、クリスマスにはプレゼントを贈るなどしているうちに、これを善意の会として組織することとなり、1962年(昭和37年)10月の電電記念日に当時の水尾安彦通信局長から善行表彰されたのを機会に「電電ありの実会」が結成されました。
「ありの実」とは“梨の実”のことで、青葉学園は福島名産の梨畑に囲まれ、秋には甘い香りがして、ほのぼのとした愛情につつまれているような環境にあることから、この名前を付けたと言われています。結成当時の会員は415名でした。1963年(昭和38年)6月、青葉学園の創立記念日に会員はじめ局内の絵画サークル「画楽多クラブ」や関係者の働きかけによって、貨車兼用の自動車「たんぽぽ号」を贈呈しました。全国からも、種々の形で厚意が寄せられたと記録(当時の新聞、テレビ、ラジオで大々的に報道された)に残されています。
本活動に対しては、2006年(平成18年)9月16日の青葉学園創立60周年記念式典、及び2016年(平成28年)10月8日の青葉学園創立70周年記念式典で感謝状をいただくとともに、2007年(平成19年)11月6日には第9回福島市社会福祉大会で会長より表彰状を授与されています。「電電ありの実会」は、先輩の意志を受け継いで着実に現在まで歩み続けてきています。年間を通して定期的に訪問・激励・寄贈を行っています。現在の会員数は約500名で、先輩の灯した善意の灯を絶やすことなく、自然に広がる形で、発展させていきたいと願っています。(2022年8月)
① 花火セット (約15,000円 相当) ※事前にお届け済み
② スイカ 大6~8個(約30,000円 相当) ※おたのしみ会までにお届け
③ スポーツドリンク・麦茶 2L×6本 6箱(約5,000円) ※事前にお届け済み
2. 贈呈先
「青葉学園」 〒960-2152 福島県福島市土船字新林24番地
3. 贈呈者
電電ありの実会 会長 畠山 良平(NTT東日本 福島支店長)
4. その他
当初、青葉学園を訪問し贈呈式を執り行う予定でおりましたが、新型コロナウイルス感染者急増
の状況を鑑み、贈呈式は見合わせ、寄贈品のお届けのみとしております。
以上
「NTTふくしまボランティアグループ 電電ありの実会」 とは
吾妻山の麓、福島市土船に青葉学園という養護施設があります。青葉学園は「児童は家庭的な環境の中で養育されるべきである」という創立当初の理念を継承し、入所児童の養護と自立支援を目的としている児童養護施設で、幼児から18歳までの約50名が生活しています。
1946年(昭和21年)、戦災孤児の収容施設として茂庭村(当時)に創設され、現在地には1953年(昭和28年)に移転しました。当時は、加入区域外のためなかなか電話が設置されず、子どもたちが急病の時など本当に困っていましたが、1961年(昭和36年)2月16日に待望の電話が開通しました。開通工事は、福島電報電話局(当時)の職員の手で行われ、吾妻おろしの猛吹雪の中、23本の建柱工程を僅か3日間で完成しました。長い間待っていた電話なので、工事中は年上の園児も何かと電話局職員に気をつかうなど、微笑ましい交歓がありました。これがきっかけとなり電話開通の記念に学園に日用品・衣類を贈ったのが青葉学園園児との付き合いの始まりです。5月の節句に鯉のぼりを贈り、クリスマスにはプレゼントを贈るなどしているうちに、これを善意の会として組織することとなり、1962年(昭和37年)10月の電電記念日に当時の水尾安彦通信局長から善行表彰されたのを機会に「電電ありの実会」が結成されました。
「ありの実」とは“梨の実”のことで、青葉学園は福島名産の梨畑に囲まれ、秋には甘い香りがして、ほのぼのとした愛情につつまれているような環境にあることから、この名前を付けたと言われています。結成当時の会員は415名でした。1963年(昭和38年)6月、青葉学園の創立記念日に会員はじめ局内の絵画サークル「画楽多クラブ」や関係者の働きかけによって、貨車兼用の自動車「たんぽぽ号」を贈呈しました。全国からも、種々の形で厚意が寄せられたと記録(当時の新聞、テレビ、ラジオで大々的に報道された)に残されています。
本活動に対しては、2006年(平成18年)9月16日の青葉学園創立60周年記念式典、及び2016年(平成28年)10月8日の青葉学園創立70周年記念式典で感謝状をいただくとともに、2007年(平成19年)11月6日には第9回福島市社会福祉大会で会長より表彰状を授与されています。「電電ありの実会」は、先輩の意志を受け継いで着実に現在まで歩み続けてきています。年間を通して定期的に訪問・激励・寄贈を行っています。現在の会員数は約500名で、先輩の灯した善意の灯を絶やすことなく、自然に広がる形で、発展させていきたいと願っています。(2022年8月)
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