豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」がDJIドローンを活用した災害現場の情報収集、共同防災訓練を実施
DJI MAVIC 3 ENTERPRISE シリーズ、DJI Terraで活用した災害管理 防災先進都市に新基準を
愛知県豊橋市、DJI JAPAN 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:呉 韜)は、中京テレビ放送株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役社長:丸山 公夫)と共同で、DJIの最新型業務用ドローンMavic 3E (Enterprise)と画像処理マッピングソフトウェアのDJI Terraを活用し、土砂災害の現場計測を行いました。また、同製品およびMavic 3T (Thermal) を活用し、とよはし産業人材育成センターの協力により、共同防災訓練を実施しました。
本共同調査では、土砂災害現場を対象に、災害の全容調査を正確に把握するため、Mavic 3Eで3次元マッピングを行いました。撮影はMavic 3E、画像処理にはマッピングソフトウェアのDJI Terraを活用しています。Mavic 3Eは広角カメラ、最大56倍のハイブリッドズームカメラにメカニカルシャッターでブレを防ぎ、0.7秒の高速インターバル撮影に対応、撮影枚数や飛行時間を大幅に削減できます。また、RTKモジュールを組み合わせたツールを選ぶことも可能であり、cmレベルでの高い測位が可能です。DJI Terraでは同現場のデータを10分以内で作成することができました[1]。生成した点群上で画像を一括管理し、現場での確認が可能となります。今後は活動中の部隊が復興部隊と即時情報共有・連携し、災害対応を迅速に行えることに期待を寄せています。
また、消防隊との合同防災訓練では火災現場の人命救助活動を想定し、Mavic 3Eで被害状況を撮影、災害対策本部のモニターに映し出し、災害対応方針の策定に役立てています。Mavic 3Tは、コンパクトで携帯性が高く、現場到着後、すぐに飛行できます。併せてDJI Terraを使用することにより、わずか数分間で半径100メートルの現場オルソおよび3Dデータの作成を実現しました[2]。建物の大きさや高さなど詳細な情報も確認でき、火災救助戦略の活用に貢献します。さらに、サーマルカメラで熱源を感知し、要救助者の場所を特定することで、迅速な救助活動につながることが実証できました。
今回の検証を経て、豊橋市ドローン飛行隊副隊長の星野 好史氏は次のように述べています。「RED GOBLINSは大きな災害が発生した際に、山のがけ崩れや大規模な市街地の被災、海岸の津波被害などの災害に関し、効率的に情報収集するためドローンを導入し活動しています。今回の合同訓練を通じて、災害現場での救助や復旧活動に大きな変革が起きていることが分かりました。市民の皆様の安心安全を第一に、さらに事故の予防や二次災害を未然に防げるよう邁進してまいります。」
DJI Mavic 3Tについて
DJI Mavic 3Tは、消防、捜索救助、点検、夜間ミッションにおける空中作業の特別なニーズに対応するよう設計されており、Mavic 3E (Enterprise)と同じ望遠カメラ、1/2インチCMOSセンサーを備えた48MPカメラ、および61°の視野角(DFOV(対角視野))と40mmの焦点距離(35mm判換算)の640×512ピクセル解像度を持ったサーマルカメラを備えています。サーマルカメラは、ポイントとエリアの温度測定、高温アラート、カラーパレット、等温線に対応しているため、プロがホットスポットを見つけ素早く判断するのに役立ちます。また、Mavic 3T (Thermal)のサーマルカメラと望遠カメラは、同時画面分割ズーム機能を搭載し、28倍の連続デジタルズームに対応しているため、簡単に比較ができます。
Mavic 3 Enterpriseシリーズの詳細: https://www.dji.com/jp/mavic-3-enterprise
Mavic 3 Enterpriseシリーズの紹介動画: https://youtu.be/qoR6h-bMiLo
推奨基本製品構成と参考価格のご案内
●Mavic 3E 推奨基本製品構成:
Mavic 3E+DJI Care Enterprise+ DJI Terra Electricity Overseas 1 year (1device)
参考価格:約70万円から
●Mavic 3T 推奨基本製品構成:
Mavic 3T+DJI Care Enterprise
参考価格:約80万円から
*バッテリーなどのアクセサリー類は、基本製品構成には含まれていません。
販売価格、予約注文はDJI Enterprise正規販売代理店までお問い合わせください。
https://www.dji.com/where-to-buy/enterprise-dealers
DJI Terraについて
DJI Terraは、ドローンパイロットが飛行に合わせて2Dオルソモザイクマップの素早く生成することを可能にし、短時間で意思決定を行うミッションに最適です。また、高速処理能力は詳細な2Dオルソモザイクや3Dモデルの再構築を通じてあらゆる環境を鮮明に表現し、車両衝突事故現場の再構築、建設プロジェクトの進捗追跡、橋や道路の大規模なインフラ点検など産業用アプリケーションに活用されています。
DJI Terraの詳細:https://www.dji.com/jp/dji-terra
*DJI Terraは現在無料体験が可能です。こちらよりトライアル版をお申込みいただけます。
https://www.dji.com/jp/dji-terra?site=brandsite&from=buy_now_bar#contact
RED GOBLINSについて
豊橋市は東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており、美しく豊かな自然と温暖な気候に恵まれていますが、同時に南海トラフ地震の発生による強い揺れ、液状化、津波浸水など甚大な被害が想定されています。また、近年、全国各地で風水害による洪水や土砂災害がたびたび発生していますが、このような自然災害の頻発・激甚化は本市も例外ではなく、被害の発生が危惧されています。
災害時の被害状況を速やかに収集することを主な目的として、平成29年7月6日に豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」は発足しました。隊員のドローン操作技術の向上を目指し、毎月操作訓練を実施するとともに、実災害では、河川増水、竜巻、突風による被害状況の収集や、消防本部と連携し、水難事故等による捜索活動を昼夜問わず行ってきました。
また、平常時におけるドローンの活用を進めるため、防災・消防といった危機管理の部署に限らず、市役所内の様々な部局から組織横断的に隊員を集めていることも特徴です。これにより、ドローンを通じた効果的な利活用を自治体業務課題解決につなげる取り組みを行っています。
豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」:https://www.city.toyohashi.lg.jp/32626.htm
中京テレビ放送について
放送法によるテレビの放送事業、放送番組の制作・販売、出版物・グッズなどの販売、文化・スポーツ事業、その他放送に関する一切の事業や新たな収入を創出する新規ビジネスも行っています。放送エリアは愛知・岐阜・三重の3県で日本テレビ系列。
中京テレビ放送:https://www.ctv.co.jp/indexmenu.html
DJIについて
DJIは人類の持続可能な進歩を促進し、より良い世界を形成していくことを目指しています。2016年の創業以来、民生用ドローン業界の草分け的存在としてイノベーションを生み出し続けてきたことで、世界から高い評価を得ています。また、同時に、数々のスマート技術分野を牽引しつづけています。インテリジェントドローンシステムやデジタルイメージングの分野で最高品質を追求しながら、誰もが簡単に最先端の技術を使い、独自の撮影アイデアを実現し、飛行や撮影体験に変革をもたらし、新たな視点を世界中の人々に届け、想像を超えるようなデザイン性を兼ね備えたテクノロジーを提供します。DJIは、緊急対応や人命救助、公共安全、エネルギー、インフラ点検、測量、マッピング、映像制作、野生動物・自然保護など、多くの業界に応用でき、効率的で安全、そしてスマートなツールとしての専用プラットフォームを提供し、人々の生き方や働き方を再構築します。また、空間インテリジェンスをベースに設計された農業用デジタルソリューションは、世界規模での農業分野の発展やイノベーション、進歩を推し進めます。
www.dji.com/jp | facebook.com/DJIEnterpriseJP | twitter.com/djijapan | youtube.com/DJIJapan | instagram.com/dji_japan | www.linkedin.com/company/dji
© 2022 DJI JAPAN. 記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。
豊橋市がドローンを活用した画像処理の必要性を強く感じた経緯は、2017年の竜巻被害に見舞われたためです。災害時は迅速な情報収集や復旧復興のための支援が極めて重要ですが、広範囲にわたる被害状況を災害対策本部に伝え、全容を把握するために、画像・動画のみでは課題がありました。昨今の防災・救助分野でのドローン需要の高まりを受け、豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」は安心安全を第一に災害から市民を守るため、機体の安全性や利便性を考慮し、隊の発足当時からDJI製ドローンを導入。現在は、オルソデータ、三次元データも利用しながら、調査や捜索活動における対応方針の決定に役立てています。
本共同調査では、土砂災害現場を対象に、災害の全容調査を正確に把握するため、Mavic 3Eで3次元マッピングを行いました。撮影はMavic 3E、画像処理にはマッピングソフトウェアのDJI Terraを活用しています。Mavic 3Eは広角カメラ、最大56倍のハイブリッドズームカメラにメカニカルシャッターでブレを防ぎ、0.7秒の高速インターバル撮影に対応、撮影枚数や飛行時間を大幅に削減できます。また、RTKモジュールを組み合わせたツールを選ぶことも可能であり、cmレベルでの高い測位が可能です。DJI Terraでは同現場のデータを10分以内で作成することができました[1]。生成した点群上で画像を一括管理し、現場での確認が可能となります。今後は活動中の部隊が復興部隊と即時情報共有・連携し、災害対応を迅速に行えることに期待を寄せています。
また、消防隊との合同防災訓練では火災現場の人命救助活動を想定し、Mavic 3Eで被害状況を撮影、災害対策本部のモニターに映し出し、災害対応方針の策定に役立てています。Mavic 3Tは、コンパクトで携帯性が高く、現場到着後、すぐに飛行できます。併せてDJI Terraを使用することにより、わずか数分間で半径100メートルの現場オルソおよび3Dデータの作成を実現しました[2]。建物の大きさや高さなど詳細な情報も確認でき、火災救助戦略の活用に貢献します。さらに、サーマルカメラで熱源を感知し、要救助者の場所を特定することで、迅速な救助活動につながることが実証できました。
今回の検証を経て、豊橋市ドローン飛行隊副隊長の星野 好史氏は次のように述べています。「RED GOBLINSは大きな災害が発生した際に、山のがけ崩れや大規模な市街地の被災、海岸の津波被害などの災害に関し、効率的に情報収集するためドローンを導入し活動しています。今回の合同訓練を通じて、災害現場での救助や復旧活動に大きな変革が起きていることが分かりました。市民の皆様の安心安全を第一に、さらに事故の予防や二次災害を未然に防げるよう邁進してまいります。」
DJI Mavic 3Eについて
DJI Mavic 3Tについて
DJI Mavic 3Tは、消防、捜索救助、点検、夜間ミッションにおける空中作業の特別なニーズに対応するよう設計されており、Mavic 3E (Enterprise)と同じ望遠カメラ、1/2インチCMOSセンサーを備えた48MPカメラ、および61°の視野角(DFOV(対角視野))と40mmの焦点距離(35mm判換算)の640×512ピクセル解像度を持ったサーマルカメラを備えています。サーマルカメラは、ポイントとエリアの温度測定、高温アラート、カラーパレット、等温線に対応しているため、プロがホットスポットを見つけ素早く判断するのに役立ちます。また、Mavic 3T (Thermal)のサーマルカメラと望遠カメラは、同時画面分割ズーム機能を搭載し、28倍の連続デジタルズームに対応しているため、簡単に比較ができます。
Mavic 3 Enterpriseシリーズの詳細: https://www.dji.com/jp/mavic-3-enterprise
Mavic 3 Enterpriseシリーズの紹介動画: https://youtu.be/qoR6h-bMiLo
推奨基本製品構成と参考価格のご案内
●Mavic 3E 推奨基本製品構成:
Mavic 3E+DJI Care Enterprise+ DJI Terra Electricity Overseas 1 year (1device)
参考価格:約70万円から
●Mavic 3T 推奨基本製品構成:
Mavic 3T+DJI Care Enterprise
参考価格:約80万円から
*バッテリーなどのアクセサリー類は、基本製品構成には含まれていません。
販売価格、予約注文はDJI Enterprise正規販売代理店までお問い合わせください。
https://www.dji.com/where-to-buy/enterprise-dealers
DJI Terraについて
DJI Terraは、ドローンパイロットが飛行に合わせて2Dオルソモザイクマップの素早く生成することを可能にし、短時間で意思決定を行うミッションに最適です。また、高速処理能力は詳細な2Dオルソモザイクや3Dモデルの再構築を通じてあらゆる環境を鮮明に表現し、車両衝突事故現場の再構築、建設プロジェクトの進捗追跡、橋や道路の大規模なインフラ点検など産業用アプリケーションに活用されています。
DJI Terraの詳細:https://www.dji.com/jp/dji-terra
*DJI Terraは現在無料体験が可能です。こちらよりトライアル版をお申込みいただけます。
https://www.dji.com/jp/dji-terra?site=brandsite&from=buy_now_bar#contact
RED GOBLINSについて
豊橋市は東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており、美しく豊かな自然と温暖な気候に恵まれていますが、同時に南海トラフ地震の発生による強い揺れ、液状化、津波浸水など甚大な被害が想定されています。また、近年、全国各地で風水害による洪水や土砂災害がたびたび発生していますが、このような自然災害の頻発・激甚化は本市も例外ではなく、被害の発生が危惧されています。
災害時の被害状況を速やかに収集することを主な目的として、平成29年7月6日に豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」は発足しました。隊員のドローン操作技術の向上を目指し、毎月操作訓練を実施するとともに、実災害では、河川増水、竜巻、突風による被害状況の収集や、消防本部と連携し、水難事故等による捜索活動を昼夜問わず行ってきました。
また、平常時におけるドローンの活用を進めるため、防災・消防といった危機管理の部署に限らず、市役所内の様々な部局から組織横断的に隊員を集めていることも特徴です。これにより、ドローンを通じた効果的な利活用を自治体業務課題解決につなげる取り組みを行っています。
豊橋市ドローン飛行隊「RED GOBLINS」:https://www.city.toyohashi.lg.jp/32626.htm
中京テレビ放送について
放送法によるテレビの放送事業、放送番組の制作・販売、出版物・グッズなどの販売、文化・スポーツ事業、その他放送に関する一切の事業や新たな収入を創出する新規ビジネスも行っています。放送エリアは愛知・岐阜・三重の3県で日本テレビ系列。
中京テレビ放送:https://www.ctv.co.jp/indexmenu.html
DJIについて
DJIは人類の持続可能な進歩を促進し、より良い世界を形成していくことを目指しています。2016年の創業以来、民生用ドローン業界の草分け的存在としてイノベーションを生み出し続けてきたことで、世界から高い評価を得ています。また、同時に、数々のスマート技術分野を牽引しつづけています。インテリジェントドローンシステムやデジタルイメージングの分野で最高品質を追求しながら、誰もが簡単に最先端の技術を使い、独自の撮影アイデアを実現し、飛行や撮影体験に変革をもたらし、新たな視点を世界中の人々に届け、想像を超えるようなデザイン性を兼ね備えたテクノロジーを提供します。DJIは、緊急対応や人命救助、公共安全、エネルギー、インフラ点検、測量、マッピング、映像制作、野生動物・自然保護など、多くの業界に応用でき、効率的で安全、そしてスマートなツールとしての専用プラットフォームを提供し、人々の生き方や働き方を再構築します。また、空間インテリジェンスをベースに設計された農業用デジタルソリューションは、世界規模での農業分野の発展やイノベーション、進歩を推し進めます。
www.dji.com/jp | facebook.com/DJIEnterpriseJP | twitter.com/djijapan | youtube.com/DJIJapan | instagram.com/dji_japan | www.linkedin.com/company/dji
© 2022 DJI JAPAN. 記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像