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【SHElikes、女性670人に聞いた「選択的夫婦別姓に関するリアルな本音調査」】結婚後も旧姓で働きたい女性が76%

選択的夫婦別姓について考える企業合同アクション『Think Name Project』に参加「SHElikes」から、姓の多様性を考える「SATOlikes」にロゴ変更?

SHE

学ぶから働くまでをサポートする日本最大級の女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:福田恵里、以下SHE)は、姓の多様性と女性のキャリアについて考えるきっかけとすべく、「選択的夫婦別姓に関する女性のリアルな本音調査」を、SHElikesで学ぶ女性を対象に実施しました。

■  調査背景

日本は世界で唯一、結婚時に姓を変えなければならない国です。改姓に関して手続きの負荷や仕事上での使い分け、改姓における片方の姓の断絶などの課題がありますが、現在の日本における就労人口は男女差がほぼないにもかかわらず、姓の選択については女性が改姓する割合が95%と、性差で大きく偏りがあります。

この課題について考えるきっかけを作り、解決に向けた一歩を踏み出すため、「一般社団法人 あすには」を中心とした企業合同アクション「Think Name Project」が3月8日(金)の国際女性デーに始動しました。


SHEは女性のキャリアやビジネスにおけるジェンダーギャップを解決すべき社会課題と捉えており、自分が一生を共にしたい名前と生きる選択肢があることも大切であるという考えから、今回「Think Name Project」の活動に賛同しました。

姓名の変更はキャリアにも密接に結びついていることから、SHEとしても改めてこの問題を考えるきっかけを作りたいと考え、SHElikes受講生に「選択的夫婦別姓に関するアンケート調査」を実施。今回、その結果を公開させていただきます。

■  調査概要

調査方法:SHE受講生向けアンケート調査

調査対象:SHE受講生 女性 (20~24歳 8.9%, 25~29歳 36.4%, 30~34歳 30.1%, 35~39歳 16.5%, 40歳以上 8%)

回答者数:n=670

調査期間:2024年3月26日(火)〜3月27日(水)

調査内容分析:SHE株式会社

※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【SHE株式会社 調べ】とご明記ください。

■  調査結果サマリー

【1.結婚後の改姓について】

結婚後、パートナーの姓に改姓した女性は9割以上。一方で、未婚の女性がパートナーの姓に改姓したい割合は3割未満

【2.パートナーとの姓の相談について】

パートナーと姓の相談をした既婚者は57%、相談した人の85%が納得して姓を決定


【3.仕事をする時の姓について】

結婚後は新たな姓で働く女性の割合が半数以上。一方で、現在未婚の方で「今後結婚した時に旧姓で働きたい」回答が半数以上と、実態と希望に大きな差が存在


【4.新姓で働くことへの不安】

新姓で働く不安は「変更の手続きが面倒」が半数以上でトップ、ついで「旧姓と新姓の使い分けで混乱しそう」また、「アイデンティティの喪失」や「キャリアの分断」を不安視する人も一定数存在


【5.選択的夫婦別姓について】

75.3%が選択的夫婦別姓に賛同。それぞれにとっての理想を自由に選択できる社会を希望する声が多く集まった。

■  調査結果

【1.結婚後の改姓について】

結婚後、パートナーの姓に改姓した女性は9割以上。一方で、未婚の女性がパートナーの姓に改姓したい割合は3割未満

結婚後にパートナーの姓に合わせて改姓したかを聞くと、「パートナーの姓に合わせた」と回答した女性は92.5%という結果となり、9割以上の女性が改姓している実態がわかりました。既婚者の女性の改姓について年代別で見ると、20代では87.4%、30代では93.9%が改姓しており、年代が若くなるにつれ改姓している割合が減少しています。

改姓の理由に、「特に理由はなく、夫の苗字に合わせるものだと思ってた」「違和感がなく普通だと思った」「自然とそうなった。そうしなければいけないという気持ちがあった」「改姓が当たり前の時代だった」など、女性側が選択肢を持つことなく改姓を受け入れている声が多く集まりました。

一方で、現在未婚の女性にパートナーの姓に改姓したいかを聞くと、「はい」と回答したのは28.9%と3割未満の結果に。女性の改姓に関する実態と希望には大きな差があることがわかりました。

年代別で見ると、年代が上がるにつれてパートナーの姓に合わせたくない女性の割合が増加傾向にありました。改姓をしたくない具体的な理由に、「苗字が変わることでアイデンティティを失うような気がするので抵抗がある」「仕事などに不利益が生じる場合は変えたくない」「仕事でも今の姓でやってきたし、実家の姓も残したい」「変更の負担も大きく、選択できた方がよい」など、仕事への影響や変更に対する手続きの負担や煩雑さ、慣れ親しんだ姓が変わることへの喪失感などの声が多く集まりました。

【2.パートナーとの姓の相談について】

パートナーと姓の相談をした既婚者は57%、相談した人の85%が納得して姓を決定

結婚経験のある方にパートナーと姓について相談をしたかを聞くと、「相談した」の回答は57.5%と、半数以上の割合で相談ができていることがわかりました。

姓の相談をしたと回答した方に姓の決定について納得しているかを聞くと「納得できた」「ほぼ納得できた」を合わせた回答は84.1%と、8割以上が満足している結果がわかりました。

【3.仕事をする時の姓について】

結婚後は新たな姓で働く女性の割合が半数以上。一方で、現在未婚の方で「今後結婚した時に旧姓で働きたい」回答は4人に3人と、実態と希望に大きな差が存在

結婚経験のある方に、仕事で使う姓を聞くと、「改姓後の新姓を使う」の回答が54.9%と過半数の結果に。

「手続きの煩雑さ」「新しい名字を覚えてもらう負担をかけたくない」「社内でプライベートな情報を共有したくない」などの理由から旧姓で働くことを希望する人が多くいるものの、実際には「新姓で働くことを会社に強制される」などの要因もあり、新姓を使って働く方が割合としては大きい結果になりました。


一方で、未婚の方に仕事で使いたい姓を聞くと、「改姓しても旧姓で働きたい」の回答が51.5%と過半数を超え、既婚者の実態と未婚者の希望の回答結果が逆転していることがわかりました。また、結婚後も「改姓をしたくない」の回答が24.4%と4人に1人が実際の改姓も希望しておらず、それを含むと75.9%と4人に3人にが元の自分の姓で仕事をしたいと考えていることがわかりました。


【4.新姓で働くことへの不安】

新姓で働く不安は「変更の手続きが面倒」が半数以上でトップ。ついで「旧姓と新姓の使い分けで混乱しそう」また、「アイデンティティの喪失」や「キャリアの分断」を不安視する人も一定数存在

新姓で働くことに対する不安として、最も多かった回答は「変更の手続きが面倒」で、54.6%を占めトップに。ついで、「旧姓と新姓の使い分け」が26.6%の結果に。日常生活における不便を理由にする回答の割合が大きく占めています。一方で、アイデンティティの喪失やキャリアの分断など、マインド面の要素を上げる回答も一定数存在していました。

新姓で働くことに対する具体的な不安や不都合に「営業や企画など、外部の方とやり取りをさせていただくことが多かったので、姓を変えることによってまた1から名前を覚えていただかないといけないと思っていた」「今まで名前を覚えていただいたことが無駄になるようで寂しさがある」「今まで仕事を一緒にしてきた人たちに新姓を覚えてもらうことにも違和感を感じる」「改姓の話をすると仕事にプライベートを持ち込むようで、自分の気持ち的に居心地が悪くなりそう」」「新しい姓にはこれまで積み上がってきた自分というものがなくなってしまう感じがする」など、キャリアにおける問題や個人のアイデンティティに紐づく声が多く見られました。


【5.選択的夫婦別姓について】

75.3%が選択的夫婦別姓に賛同。それぞれにとっての理想を自由に選択できる社会を希望する声が多く集まった

選択的夫婦別姓について賛成かを聞くと、「賛成」の回答は75.3%で4人に1人が選択的夫婦別姓を支持する結果に。「どちらでもない」の回答は22.3%、「反対」の回答は2.4%という結果になりました。

また、「世界の中で夫婦同姓制度があるのは日本だけという事実を知っているか」を聞くと、「知っていた」の回答は34.3%と3人に1人という結果でした。姓にまつわる社会課題について認識していない方・興味を持っていない方が一定数いることが明らかになりました。

詳細な調査結果やデータをお求めの際は、「報道関係者向けお問い合わせ先(電話:03-6459-2955  Email:pr@she-inc.co.jp SHE株式会社広報担当:水井宛)」までお問い合わせください。

■  総括:「誰もが自分にとって理想の選択ができる社会を目指して」

SHEは「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに掲げ、日本最大級の女性コミュニティを有するキャリアスクールを運営しています。

私たちは女性のキャリアやビジネスにおけるジェンダーギャップを社会課題と捉え、SHEと出会った方が自分らしい生き方・働き方を実現できるように伴走支援を行ってきました。自分にとって理想の生き方を実現するためには、自分が一生を共にしたい名前と生きる選択肢があることも大切だと考え、Think Name Projectの活動に賛同しました。

誰もが自分にとって理想の選択ができる社会を実現できるよう、私たちも邁進してまいります。

SHElikesがSATOlikesに!?

Think Name Projectの企画「2531佐藤さん問題」にSHEも参加し、SHElikesがSATOlikesになったメインビジュアルを公開しています。プロジェクトにメッセージも寄せているので、特設ページ(https://think-name.jp/)もご覧いただけると嬉しいです。

Think Name Projectについて

一般社団法人 あすには は、選択的夫婦別姓について考えるきっかけをつくる企業合同プロジェクト「Think Name Project」を3月8日(金)の国際女性デーに始動しました。

その一貫で、4月1日エイプリルフールを活用した啓発企画として「2531 佐藤さん問題」アクションを賛同企業・パートナーとともに展開します。これは、現在の日本の名字の傾向から「2531年には全員佐藤になる」という統計学に基づいたシミュレーション結果を活用したものです。約500年後の日本では、多くの企業やサービスなど、日常のさまざまなシーンが佐藤(SATO)であふれているかもしれない…という未来予想図を描くことで、みなさんと選択的夫婦別姓について考えていきます。

■ 「SHElikes(シーライクス)」について

SHElikesは、時間や場所にとらわれずに働ける45以上の職種スキルが定額で学び放題の女性向けキャリアスクールです。Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどパソコンひとつで働けるデジタルスキル、クリエイティブスキルを幅広く身につけることで、私らしい働き方の実現に伴走します。

パソコンやスマートフォンなどオンラインで視聴できるコース動画、コーチングやティーチング、同じ目標や趣味嗜好で集まれるコミュニティをはじめとした学び続けられる手厚いサポート、SHElikes内で挑戦できるお仕事案件など、学びをすぐに仕事として生かすことができるのが特徴です。

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■ SHE株式会社について

SHE株式会社は、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、 熱狂して生きる世の中を創る」をビジョンに据え、 2017年に創業いたしました。 主要事業である『SHElikes(シーライクス)』では、 誰もが自分らしい働き方を叶えられるよう、 WEBデザインやWEBマーケティングなどのクリエイティブスキルレッスンやコーチングプログラム、 仕事機会を提供し、これまでに70,000名以上に受講いただいています。

2021年より、理想のキャリアや人生の実現のために不可欠なお金の知識の獲得を目指すサービス「SHEmoney」も展開しています。

SHE株式会社:https://she-inc.jp/

【SHElikes 公式SNS】

SHElikes公式Instagram:https://www.instagram.com/she_officials/

SHElikes公式Twitter:https://twitter.com/she_officials

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会社概要

SHE株式会社

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URL
https://she-inc.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3丁目7−21
電話番号
-
代表者名
福田 恵里
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年04月