とんぼ玉とトレードビーズの歴史がすべてわかる! 『アフリカンビーズ 古と今をつなぐとんぼ玉の世界』6月発売
コレクターアイテムとして人気を博するとんぼ玉。
アフリカの交易に端を発し世界中に伝播した、とんぼ玉(トレードビーズ)の歴史と意匠をはじめて包括的にまとめた書籍です。コレクターの教本としても、文化人類学的な読み物としても!
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ビーズの歴史とともにアフリカンビーズの魅力を紐解く
日本国内では「とんぼ玉」として、熱心なコレクターが存在するアフリカンビーズ。古くはアフリカ原産の天然石や貝や骨や歯といった天然素材の有機物がそのルーツです。
【天然素材のビーズ|貝】コヌス・シェル・ビーズ
【天然素材のビーズ|ファラ・コノン(石)】コンカダ
やがてヨーロッパ列強がアフリカの豊かな資源との交易を求め、アフリカ人好みのガラスビーズを作るようになり、これがトレードビーズとして全世界に伝播していきます。
【トレードビーズ】イスラム圏との交易に用いられたアイビーズ(左頁)、ファルクルン(右頁)
【トレードビーズ】ヨーロッパとの交易に用いられたヴェネツィア製ジェネシス・シェブロン
本書では、10万年に及ぶビーズの歴史と種類、ヨーロッパとの関係、そして現代のアフリカンビーズまでを包括的にまとめました。収集の際の参考書としてはもちろん、文化人類学的な読み物としても楽しめる一冊です。
【トレードビーズ】ヨーロッパとの交易に用いられたヴェネツィア製チャチャチョ バナナ型
【トレードビーズ】ヨーロッパとの交易に用いられたオランダ製ドゥドゥ
今でもアフリカの人々の日常生活を彩るビーズが、冠婚葬祭など人生の節目の儀式に重要な役割を担う様子も。
ビーズのある風景《結婚式・行事》
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巻末には実寸カタログも!
巻末の「掲載ビーズ実寸サイズ」では、本書掲載の主なビーズを素材や大きさで逆引きできます。
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目次
ビーズの歴史とアフリカのビーズ
天然素材のビーズ 貝、骨、歯、牙/サンゴ/土/ファラ・コノン/琥珀
トレードビーズ(1)イスラム圏との交易
トレードビーズ(2)ヨーロッパとの交易 ベネツィア製/オランダ製/チェコ製/ドイツ製、他のビーズ
現代に続くアフリカのビーズ
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著者プロフィール
トラオレ イッサ
マリ・バマコ出身。祖父の代よりアンティークディーラーを営む。日本の大学に留学、卒業後日本の海外民芸を扱う店舗に勤務。2004年愛・地球博のアフリカパビリオン、2010年山梨県北杜市にあるアフリカンアートミュージアムの設立にも参画。現在は愛知県常滑市でアフリカンアートを扱うGLOBE ARTを経営する。
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書籍情報
書名:アフリカンビーズ 古と今をつなぐとんぼ玉の世界
著者:トラオレ イッサ
発売日:2023年6月
仕様:B5変形 並製 総272頁
定価:3,410円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3651-7
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4766136519
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17517909/
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